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わたしは、こんな本を読み、しかもここにアップすることで、自分のことを辱めたいのだと思います。
まずですね、なぜこんなもんを読んだか。
とある漫画で、「私は大殺界の時に必ず太っている。」と、その作者が言っていたからです。
なんですと?と思い、しかしながら自分の「星」なるものも「大殺界」なるものの時期も知らないため、調べてみたって言う。
で、私は天王星人マイナスらしーんですが、別に私は大殺界の時に太っているわけではなかった。っていうか、頭悪いよ、わたし。何の根拠もないうわ言に踊らされてここまでたどり着いてるっていう事実がさ!
で、知りたくもなかった事実。「来年は12年に一度の大殺界の中の大殺界。一番悪い年」なんだと。
何をやってもうまくいかない。本来の良さが全て裏目に出て、物事が悪循環に陥る。何もするな。おとなしく過ごせ。とくに恋人などと転機を迎えるなどありえない。何かしようとすれば別れる運命になる。
なんてことが書いてある。(ただしこんな書き方ではなかったわ…)
転機を迎えようとしてる私を前に、なんてこと言ってくれんの。(あ、結婚とかじゃないです。残念ながら。)
しかもさ、彼氏とのもともとの相性が最悪とか言ってくれちゃってる。うるせーよ!星がなんだ。バカにすんな。
とか思ってたら、
「まぁ、天王星人は反骨精神にあふれているから、立ち向かおうとする人もいるかもしれないけど。」
みたいなことが書いてある。何この人、わたしのことよくわかってるみたいじゃないのさ!ビビるわ!
…まぁね、この本読もうが読みまいが、予感はあったんですよ。
別に私、信心深い人間じゃないんだけど、彼氏と付き合うようになってから、新年のお参りとか行っちゃってるんですけど、
一昨年は、なんか素直に隣で何かを祈ってる人の幸せを祈ってる自分に気づいたんですが、
今年のはじめは、
「うーん、なんか今年は耐え忍ぶ年になりそうだぞ。昨年より良い年になるように、なんて望まないから、どうか実りのある年になりますように。」と願っていたのです。
それを大殺界に結びつけるほどお気楽な性格ではないですが、
その流れで、来年はもう少し風当たりの厳しい年になるかも、と勝手に思っていたのです。そう思い、今のうちに来年の方針を決め、生活を見なおしている現在なのですが、多分その流れでこの本をふと手にしてしまったんでした。暇つぶしの本を忘れて外出してしまったことも有りで。
大殺界でもなんでもいいけどさ、ここまで全否定するのってどーかと思うわ。いや、私が悪いのよ?こんなもんに目を通してしまい自分に呪いをかけてしまったんだもの。
私はこれから2年���大殺界の間、なにか悪いことがあったら「大殺界のせいだわっ」と思い、彼氏とうまく行かなくなったら、「もともと星が悪いのよ。」とか心のどっかで思っちゃうのよ。で、うるせー!ばかじゃないの?!ってはねのけようとする健気な私に、細木のおばちゃんは「天王星人は反骨精神にあふれているからね。」と、トドメの一撃。嫌だわあんた、行倒れた子犬に唾吐きかけるようなマネを…。
どの星に生まれて、どんなことが起ころうが、たまたま近くに生まれて、たまたま同じバイトで知り合って、たまたま付き合うようになって、すでに人生の1/3を知り合ってる人間が、相性最悪だろうがなんだろうが、その時点で奇跡だわ!
…なんて。本読んだ私が悪うござんしたよ。細木のおばちゃん責めたってなんにもならんわ。わたしはただ、来年大殺界どうこうに関わらず、何かしらの転機になるであろうことは確実の一年を、どんな風当たりだろうが踏ん張ってやるわっつう気構えだけは変わらんからね!フン!
あ、でもー、昨日ボディクリームと間違ってボディウォッシュを脚に塗り、全く塗り広げられず大変なことになったのは、間違いなく大殺界1年目のせいだとわたしは思っています。