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大学の時に出会った冴えない少女を芸能人させる為に、整形をさせた。まずは大学のミスコンで優勝させて、それから芸能界に殴り込みをかけるはずだったのだが、優勝➡失格そして失踪しまった。年月が経ち偶然に出会うというありきたりのストーリー。スラスラと読めてしまうが、インパクトの弱い作品(^^;;
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新堂氏っぽい作品だけど、カリスマや鬼子のような興奮はないかなぁと思います。途中が何度も同じことを繰り返し言っている感が否めなかったのも残念…。
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ページをめくるのが苦痛になる作品というのも珍しい。
新刊の帯に魅かれ、図書館予約して借りられたので、読み終えたが。
なんとも薄っぺらい小説です。
できの悪い『火曜サスペンス劇場』を見終わったような読後感。
ストーリーが陳腐。文章が稚拙。比喩が平凡。台詞が無粋。心理描写がお粗末。
まあ、よくぞこんな作品が単行本として出版されるものです。
別の意味で感心してしまいました。
河出書房新社、なに考えているのでしょう?
現在、海外にも名を知られるほどの敏腕プロデューサーとして活躍している主人公、裕二。
新作の主演女優オーディションの面接の最中。
彼の芸能界や女優への思いが語られるところから物語は始まる。
そこに、ふと一人の女優の宣材写真が目に飛び込んできたことにより、物語は回想シーンへとつながる。
その若き日の回想が本編のほとんどを占めているのだが、この裕二が、その辺の少しオツムの足りない暴力団まがいのチンピラを連想させるほど、考え方が独りよがりで、能天気で浅はかである。
高校生なのに、言い訳の聞かない子どものようなのだ。
優秀な兄と厳格な父への反抗心も上っ面にしか読み取れない。
兄と同じ大学に入学するものの、兄は政経学部なのに自分は教育学部ということで、家の恥だと罵られる。
この家庭の力関係の掘り下げも見事に浅い。
そのうえ、現在のような敏腕プロデューサーになった過程などの記述が一切なく、これほど思慮の浅い学生が、どうしてそこまでのし上がれたのか、まったく理由が分からないまま、物語はエピローグを迎える。
こんな不親切な小説があるだろうか。
著者は芸能プロダクションを経営し、著作も多数あるようだが、片手間に書いたとしか思えない。
この本も芸能界ものなのだが、文章の推敲など一度もしていないのじゃなかろうか。
ブクログでこの著者の他作品のあらすじも調べてみたが、ほとんどが芸能関係のネタに寄りかかったストーリーのようだ。
よくぞ、同じようなテーマで多くの作品が書けるものだ。
いったい、この本で著者は何を書きたかったのか、私にはまったく分かりませんでした。
私の何十年にも渡る読書歴のなかでもワースト○と呼んでもいいかも。
──そして待ち受ける、衝撃と感動のラスト。構想から3年ー著者が初めて大学を舞台に描いた、青春&狂気の極上エンターテインメント。
と「BOOK」データベースには書かれていますが、これは嘘です。
そんな衝撃や感動は、どこにもありません。プロローグを読んだだけでエピローグは誰でも予想できます。
ですので、誰にもオススメしません。まあ、暇つぶしにはなるかもしれませんが。
二度とこの人の作品を私が読むことはないでしょう。
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可も不可もない、新堂冬樹作品。
後半かけてスピードアップな展開、整形部分に時間をかけても良かったかも?でも他の作品でもあるか(百田作品モンスター)。
最近の新堂作品にパワーを感じないのは自分だけか?
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テレビドラマのような感じでしょうか。
ちょっと軽い感じが強い。
サクッと読めます。
個人的には、色々ともっと深くいって欲しかったです。
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サークルの新歓コンパの帰り道、新宿の路上で黒瀬裕二は大学のクラスメイト・菊池緑にであった。緑はクラスの女子に誘われ初めてのコンパとホストクラブに行ったこと、そこでいかに惨めな思いをしたかを切々と語る。それを聞きながら次第にイライラしてきた裕二は彼女に言い放つ。
”お前はこうありたいって自分になるために努力しているのかよ?本気で変わりたいならできるだけ早く、まずは50万用意しろ。それがスタートだ。約束する。俺がなりたいお前にしてやるよ”二週間後、裕二の前に50万を握りしめた緑がたっていた。目指すは、11月に大学で開催される学園祭のミスコン。ラストは衝撃と感動!
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すごく読みやすい文だった。
白新堂と黒新堂がいるという噂だが
これは黒というほど黒くなく、白と言えるほどきれいでもない。
グレーだ!
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いつの間にか、新堂作品は30冊を越えました。
ちょっと飽きも感じますが「白」や「黒」、芸能界、風俗、そして純愛。
新堂さんには、さまざまな分野で知らないことを沢山教えていただいてます。
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煽り文がすごい壮絶な感じだったけど、読んでみたら中身はまあまあ普通という感じでした。
いつも主人公に感情移入して読んでしまうので、主人公が最低だと耐えて読むのでモヤモヤするのです。
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彼女(正確に言えば彼女ではないが)に対して、美貌を手に入れるために、様々な改造を施す男の気持ちには、ちょっと理解が出来なかった。
それを受け入れる女性の気持ちもわからない。
ただし、お話は面白く、引きこまれた。
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売れっ子映画プロデューサーの黒瀬裕二の回想。
大学時代に冴えない女子大生・菊池緑を学園祭のミスコンの女王、そして芸能界にデビューさせるべく整形など全身改造計画に挑む。
黒瀬裕二の心の葛藤がメイン、女性のほうが覚悟ができていて、黒瀬裕二の幼さが読んでて面倒だった。
もしかして白新堂?
(図書館)
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回想なんだけど、何度も同じ言葉出てきてうざかった。
割とトントン拍子で人生が進みすぎな感じした。
売れっ子プロデューサーは、結局お父さんとお兄さんとはどうなったのかな?
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今は飛び切りの敏腕プロデューサーである黒瀬は、学生時代は父と兄に反発し見返すことを夢見ていた。そんな黒瀬の前にぱっと見では冴えない同級生の緑が現れる。緑の雰囲気に魅了された黒瀬は、彼女を整形し女優としてプロデュースし芸能界のトップに立つことを目標とする。様々な嫌がらせや、彼女の堅物な父親との確執等を経て、徐々に昇華していく彼女。しかし緑は完成間近に忽然と黒瀬の前から姿を消してしまうのだった。著者は今や芸能プロダクションを立ち上げている。そんな著者だからこそ書けるサクセスストーリーなのかもしれない。
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「傷だらけの果実」(2012.9)、これは新堂冬樹の放ったラブストーリーです!長い長い過去の扉が本文で、本文は救いようのない男の物語ですが、エピローグで見事な完結を魅せています。そして、エピローグから再びプロローグを読み返し、すべてが「ストン」とおさまりました!