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紙の本
考古学とは何か、そして、そこにある「アルシーブ」の構造を取り出すことの重要性を説いたフーコーの難解な書です!
2020/05/21 10:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、フランスの哲学者ミシェル・フーコーによって1962年に著された書です。同書の中でフーコーは、アルケオロジー(考古学)という方法とは何かということを突き詰めていきながら、アルケオロジーには「アルシーブ」の使い方というものがあるはずで、アルシーブの奥にひそむ無意識的にさえ見える構造(システム)を取り出すことが重要であるということを説いています。また、言説編成体として「知」をつかみ、その「知」を取り出せるようにしておくということが重要だと主張しています。同書の構成は、「1 序論」、「2 言説の規則性」、「3 言表とアルシーヴ」、「4 考古学的記述」、「5 結論」となっており、なかなか難解ではありますが、読み応え十分で、フーコーの思想がよく分かります!
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