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サイエンスアイ新書のiPS細胞の説明の本。
著者が再生医療が専門であるので、iPS細胞発見のの説明よりも、遺伝子や細胞や体の説明、細胞の特殊性、再生医療の仕組み、再生能力などに力点が置かれており、今後iPS細胞から作れる臓器や作れない臓器などの説明が詳しい。反面、山中先生の研究の成果などについては類書について弱いかなと感じた。
素人が評するのもなんだが、体の全体像を理解することと、今後iPS細胞が活用される、応用編の説明が詳しい本だと思う。生物学の基本とiPS細胞について知りたい人にはよい本かもしれない。
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話題になっているので・・・
しかし,ビックリするほどはわからなかったのが残念.
生物は受験科目ではなかったこともあって,高校のときにサラッとしか流していなかったが,聞き覚えのある言葉がいっぱい.もう少しちゃんと勉強していれば,もっとスッと頭に入ったのかも知れない.
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昔習った生物が鮮やかに思い出される本です
実際iPS細胞の本は一度読みたかったのと息子に見せたかったので
でも娘も学校で読む本を探してたのでちょうど良かったです
子供らの時代にはできてるんやろなあ
きっと
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〈全体の感想〉
日本人の山中伸弥先生がノーベル賞賞を受賞したことで話題となったiPS細胞。日本人としてはやはり知っておかなければいけないものだと思う。生物学や医学の知識がないという人でもこの本を読めば、なぜiPS細胞の製作の成功が世界から賞賛されるのかがわかると思うのでおすすめだ。
特に最初の方の章ではiPS細胞のことだけではなく、生物の進化の歴史や高校や大学の初めの方で習うような基本的な生物学の知識もおさらいしてくれる。そのため、生物を勉強したことのある人は復習ができ、勉強したことがない人は基本的には知識を身につけることができる。
〈面白かったところ〉
iPS細胞の研究が進めば、性別に関係なく精子や卵子を製作することが理論上可能というところに驚いた。それによって、同性配偶が可能となり同性婚を推し進めるべきかという議論が巻き起こっておる現代においては見逃すことのできないテーマであると感じた。
〈反論・疑問点〉
今回は特になし。