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就活生である、この時期に読む事ができて正解でした。大企業で働く事に対して元々疑問を抱いていたので、本書を読み、一層中小企業で働く事の意義が分かりました。しかし、本書の題名が「20代で辞めろ」とのことですが、要するに新卒は大企業に就職しろということなのか?途中、新卒で大企業で働く事の意義みたいなことを解説する部分はあったが、イマイチ説得力はなかった。新卒で中小企業、大企業それぞれに就職する事の意義を解説して欲しかったです。
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大学時代の友人の本。熱意に溢れていて気持ちが伝わってきました。僕はベンチャーには興味はないけど頑張って欲しいです。
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三井不動産から独立した著者が、大企業から抜け出し、ベンチャー企業で働くメリットについて語る本。
今の時代、大企業が一生安定した場所ではない事や、大企業の中では仕事の枠組みを細分化されており、その一部しか扱えずスキルの積み上げが乏しいことなどを挙げ、その対比としてベンチャーでは、スキルを磨ける要素が大きいことを述べ、ベンチャーへの転身がもたらすメリットについて語っている。
ただ、大企業を一方的に働き甲斐の無い職場と捉えてはおらず、特に下積みとも呼べる基礎的なビジネススキルを学ぶにはうってつけの面もあるという。
一方、ベンチャーは何事も主体的に自分で取り組まなければならないので、厳しいがやりがいもあるという。これらの事は別にこの本を読まなくても想像はつく。
要は、著者自身が歩んできたキャリア(大企業→ベンチャー)は基礎を学んだ後に大きなやりがいのある仕事をベンチャーでやる、という意味で、ルートとして適切だった、という風に考えているようである。
キャリアは人によって理想とする形は違うはずだし、すべての人にベンチャーが向いている訳でも無いので、著者の様にベンチャーで働かずに大企業に居ることが悪い事では全くないと思う。その意味ではあくまで著者の生き方は参考程度に捉えるべきものかと。タイトルの様に、皆直ぐに大企業で働く事を辞めなくても良いとは思う。ただ、働く事に意義をしっかり感じる事が大切だ、というのがこの本から学び取る部分ではなかろうか。
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東京大学(経済)、三井不動産を経て、起業した筆者の本。コミュニケーション力、文書作成能力など基礎能力、数より量をこなし、質を高めていくのに大企業での経験は役立つとした上で、自身の中で大義を見出だせない、何となくで残るのであれば止めておくこと、残るならサラリーマン道を究め出世を目指すべきというのは確かだと思う。以下メモ。(1)20代で自身の道を定めるべき理由。自分の立ち位置がある程度(何となく)分かる、30代以降は背負うものが増えていく、吸収力が落ちていく(30代前半であればまだ間に合う)。(2)大企業は組織上、細分化された仕事を管理していく仕事、ベンチャーは多能化、後には細分化、マニュアル化という現場に立ち会えるのが仕事。(3)目標に向かって進む姿勢が仕事、そして人生を輝かせるもの。
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僕はすでに31歳の「中小企業」イチ社員です。
ちょっとタイトルに「対象外」感を感じつつも、でも、僕にとって本書はなかなか素敵な内容でした。
こういうことを考えてても、実際に本に書ける人、実際に行動してる人ってどれだけいるだろうかって思います。
熱い方なんですね(^^)
基本的な大谷さんの考えに共感するので、僕はそう感じるのかも知れないですが(日本が好き、経営が好き、不動産好きという)。
診断士試験1週間前だけど、今読んで良かったです。
僕も、生まれてきたからには少しでも世の中良くしたい、生きた証を残したいって、堂々と思って生きたいと思いまーす(^○^)/
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規模は大きくないが、幅広く業務に携わり力を付けられるベンチャー企業の良さを説く。企業理念と、起業は小さく始めるのが大事とも。
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おかげで転職を決断できました。
大企業の安定感、高収入が転職の足かせとなっていました。でもそれもまたリスクであるということを理解しました。
転職した現在は、大企業特有の業務の幅の狭さ、部署間の押し付け合い、時間のかかる決裁手続きなく仕事ができています。
年収は下がりましたが、それは今後の自分次第なので努力あるのみです。
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キャッチーなタイトルに惹かれて購入。
働くことに対して自分なりの意義を持つこと。人生を充実させるには、その大義のために働くことが大切。著書が伝えたいのはこのメッセージかと。
著者はその手段として起業を選んでおり、起業のきっかけとして大企業に就職した時の閉塞感を述べている。確かに大企業の理不尽や成長スピードの遅さに焦るのはわかる。痛感する。でもこの本からは、なんだか「俺の人生間違ってなかったよ」っていう自己紹介文のような印象を受けてしまった。
内容としては★2つだけど、考え方やメッセージには共感したので★ひとつプラス。
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君は安易に進むべき道を決めていないか?
自分の力を最大限に活かすフィールドを見つけることこそ
「安定」と「やりがい」を獲得する近道。
大企業でさえ倒産の恐れがある今日でも、
「有名大学卒=大企業入社=いい人生」というルートが理想であると信じられています。
ただ、そうして大企業に入ったすべての人が、
いい人生を送っているかと言えば、必ずしもそうとは言えないのが現実です。
本書は、大企業を出て、「学校を作る」という人生の使命感から起業した著者が、
「有能な人材を飼い殺しにしている」大企業の構造的問題を解き明かしつつ、
自分の能力を最大限に生かすフィールドを見つけ、「安定」や「やりがい」を得る働き方の本質に迫ります。
働く若手ビジネスマンと大企業を目指す学生に是非読んでいただきたい一冊です。(Amazon)
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不動産のベンチャー企業というので、ごりこりの体育会系営業会社を想像していたが、違った。
普通、独立するときは、トップ営業マンがその経験を活かすケースはよく見られるが、著者は営業自体の経験すらなかったとは意外だった。
情報を発信して、その情報に興味を持った人に来てもらえれば、飛び込み営業やテレアポを一切することなく、営業活動を行っているとか。
従来の不動産会社とは異なる発想をしている。
☆仕事の基本は
・コミュニケーション力と
・文書作成力
この2つを徹底的に体得することで将来どのような業務にあたっても通用する力がつく
コミュニケーション力とは、相手の立場に立って考え、相手が求めるものを感じ取る能力。
驚いたのが、この著者は東大経済学部卒だが、
早稲田、慶應、上智、だけでなく明治まで落ちていたとか。
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金融機関で働く20代としてタイトルに惹かれて読んでみました。
収益物件による資産形成というビジネスモデルは人口減少が進む中ニーズが減少しており、私の中では社会に貢献できるというところまで結びつきませんでした。
しかし納税をすることで国、地方に還元するという考え方には共感しました。
以下心に残った言葉
・大企業は業務が細分化されており自立しにくい
・1分足りとも時間に遅れてはならない
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大企業を辞めたくて読んでみた。
•大企業での出世とは即ち上司に気に入られることであり、具体的には休日のゴルフであるという記述は本当にそうだと思う。
•得意不得意でいうと休日のゴルフに喜び勇んで参加するような性格ではないので、不得意だし、大企業路線は撤退した方との思いが強くなる。
•筆者は人生の目的や使命感を20代で固めてそれに沿った働き方をするべきと論ずる。
•一方で、キャリア論には行き当たりばったり的に天職に出逢う「ブランドハプンダンス論」や性格や特性を分析し、その性質が生かせる仕事を天職と考える「ストレングスファインダー論」などがある。
•個人的には、この本で述べられるような「人生の目的論」には懐疑的な意見も持っている。それはto do 型(人生の目的がある人) とbeing 型(ワークライフバランス重視)の人がいて「人生の目的論」は数少ないと言われるto do型向の考え方だとも思うからだ。(参考:転職の思考法)
•しかし、「人生の目的論」的仕事選びを推したい理由もある。それは、being型の一種として、「人生の目的」感を持つことも僕らには必要なことなんじゃないかと思うからである。
•仕事が生活を維持するべきものとしての意味合いが今よりも強かった時代には。大企業路線のキャリアとベンチャー路線のキャリアでは社会的に失墜するリスクが5:100位だと思う。
しかし、今は仕事は生活のためというよりも自己実現の意味をより多く帯びている。この文脈上では、仕事とはより自己実現的なものであったほうがいいからだ。
ここまで思いつくままに書いていたら、なぜ「人生の目的、使命」が大事かわかってきた
他なるほどと思ったこと
•社会はMax関数で評価される
→得意なことに全振りするのがいい
•ベンチャーを選ぶときは社長との価値観のマッチングを見る
•20代で圧倒的量をこなして質に転化させよう
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ベンチャーで働く意義や、20代での転職を薦める本。
「ワークライフバランス=幸せ」に異議を唱える点は納得がいく部分であった。
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元三井不動産で、現在は収益用不動産の資産運用ベンチャー企業を経営している社長の本。最近、転職を考えることがあり、中堅〜大企業ばかり見ていたが、ベンチャー企業で積める経験も気になり、読んでみた。
「大企業で働くことは安定ではない」とよく言われているが、その理由がよく分かる本。大企業は業務の細分化・仕組み化が進んでおり、その仕組みの中で細分化された仕事をしていく世界である。そのため、一から仕組みを作り出したり、自らアイデアを出して行く仕事が少なく、受け身の仕事をすることになりスキルが身につかない。今の会社は中堅規模ではあるが、確かに受け身の仕事が多いことは否めないと思う。
・本当の意味での安定とは、特定の企業に依存せず、仕事が出来る力を付けること
大企業、中堅企業、ベンチャー企業、それぞれ違った良さがあるし、大企業であってもベンチャー企業のような良さを兼ね備える企業もあると思う。ただ、リスク許容度の高い20代である以上、ベンチャーのような会社で経験を積むのも悪くはないなと考えさせられた一冊であった。
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某H氏よりタレこみがあり、早速買ってしまった。著者が友人の兄貴とのこと。三井不動産から独立したことについて以前から関心があったし。でもすごいよね。日経新聞の3面で大きく広告が載っちゃうんだから。大手にいたのに30歳で独立というのは、35歳の自分からはとてつもない偉業に思える。本書にも触れられていたが、背負うものが大きくなると、特に決断するのが難しくなる。
ベンチャーが働き甲斐があるというのは、至極同感。自分も40人規模の会社に出向していたからわかる。アイデアを社長に直接持ち込んですぐ実行できるというのは、大会社にいると何か新しいことをしようとするとパワーと時間が必要でそうはいかない。
ただ、それ以外の、根底にある考え方については正直あまり共感できなかった。この点についてはあまり多くは語りますまい。