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選挙前に自身に投票判断のものさしを作るためのinput
inputが無ければ納得のいく判断はできない、と再認識
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こういう本のレビュー書くの、難しい。まだまだ勉強不足なので、内容をちゃんと理解できてるとは言えないし、知ったかぶりもみっともないし・・・。
▼2011年8月の民主党の野田政権誕生から、翌年9月の民主党代表選で野田首相が再選されるまでの約1年間の政治ドキュメント。
▼民主党政権時代は毎日、”日本が壊されちゃう。大丈夫だろうか?”とハラハラしてました。民主党が正当なプロセスを踏まずに物事を決めようとしたり、突然怪しげな法案を出してきたりしたこともあったので、何度も官邸や各省庁や議員さんの事務所にメールやFAXで抗議をしました。口下手なので電話での抗議はできませんでしたが・・・。
▼ところどころに出てくる人物像が分かりやすく、興味深かったです。例えば、
『野田氏は民主党内では「保守政治家」の立ち位置。「温厚、堅実」な人柄には定評がある。』とか
『輿石氏は「心合わせ」という言葉を好んで使う』とか
『藤村氏は温厚な性格で、党内にも敵が少ない。地味なタイプ』
『枝野氏は元来、なかなか本音を明らかにせず、「観測気球」をあげながら落としどころを探るタイプ。右に振ったり左に振ったり、特有の芸』とか
『頭脳明晰で腕力もあるが、上から目線でとっつきにくい。自民党筆頭理事に就任してから「イブキング」のあだながついた伊吹氏』
『細野氏は甘いマスクから女性の人気が高いとされ、写真週刊誌で女性キャスターとの交際が報じられたこともあった』など。
ついつい他にもあるかな、と探してしまいました。
▼また、野田元首相は話をスポーツに例えることがお好きなようです。前原氏と戦った代表戦では自分たちを「若乃花・貴乃花のような切ない思いがある」、あの有名な代表戦の挨拶の「ノーサイドにしましょう、もう」、一体改革の意義を説明した「プロ野球の優勝監督の胴上げは、監督1人が舞うのをみんなで支えますよね」など。
▼表面的にしか知らなかった野田政権の力関係や各グループの駆け引きなど、興味深かったです。輿石氏や小沢氏にいろいろ振り回されていたんだなぁ。他にもこの手の本を読んでみようと思います。
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鳩山、菅に比べて、野田はまだしも誠実であり、
民主党政権における首相としては、信頼できる人物だった、
そう思えるような、内容になっている。
それにしても、小沢一郎という人物は、
つまるところ、政局好きに過ぎないのではないか、
と受け止めざるをえないとも感じられる。
いまの安倍政権の在り様を知ったうえで、
読んでみると、とても不思議な感覚に襲われる。