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紙の本

「小説は100年後の読者を動かす」。著者の「書くスタンス」が伝わってくる。

2012/12/08 14:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本SF作家クラブ50周年にあたり、著者がそれまで行った講演・対談をもとにまとめたもの。科学を題材にした作品を書いてきた著者は、「科学が考える未来」「物語が考える未来」ということから広げて、「私たちは未来にどう向かいあうのか」を考える。2009年の新型インフルエンザ流行、2011年の東日本大震災という具体的な事例にも触れて語られるので、自分たち自身の問題として考えやすい。
 著者の「パラサイト・イブ」や「BRAIN BALLEY」のような初期のSFは読んでいたのだが、自伝のようなもの、サイエンスフィクションのようなものにだんだん移ってきて、作家としてどうしていくのだろうかと眺めていた。本書を読んで、瀬名秀明という一人の作家の「書く心」の声を聴いた気がする。

 著者は作家として名を知られるようになってのち、しばらく大学工学部に特任教授として席を置いていた。薬学部の大学院にも行き、一時は研究者を目指した著者は現代の科学者の実情をよく知っている。だから科学者の口からでてくる未来への展望(未来への言葉というなら「予算申請書類」だってそうだ)が「来てほしい未来」や「見せてほしい未来」とかけ離れていることも強く感じるのだろう。
 まえがきの中で著者は「自分たちに都合の良い未来を語っていないか?自分は正しい側だと思い込んでいないか?・・」と科学者への疑問を書く。この言葉が未来の物語を書く作家自身にも同様に問いかけられることを著者はもちろん知っているだろう。それでも著者は、これまで著してきた作品を引用しながら、自分の書きたい方向を本書で示そうとしている。読んでいくうち、著者と同じように、自分自身はどんな未来を描きたいのか、と考えだしていた。

 本としては、SF作家クラブ50周年記念企画であるせいもあるだろうが、少々SF小説の紹介本のような感もある。それでもなかなか楽しそうな本が紹介されているし、SFを通してどんなふうに科学が読者に受け止められてきたかの考察はなかなか面白い。本書だけではまだ問題提起から数歩のようなな感じもするが、未来の考え方を与えてくれたのではないだろうか。

「ノンフィクションは今の時代を動かす。小説は100年後の読者を動かす。」という著者の言葉は、これからの著者の作品にも期待させるものでもあった。

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2013/01/27 12:39

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2012/11/23 14:53

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2012/10/30 22:21

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2013/02/07 13:52

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2013/08/01 23:04

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