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本の透視図 その過去と未来

本の透視図 その過去と未来 みんなのレビュー

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紙の本

過去、未来をつなぐ「本」とは・・・

2013/03/06 09:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:moriji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「本の透視図」(菅原孝雄著・国書刊行会・2012年刊)

 本に関する歴史や文化の過去から未来までをまさに「透視」したもの。
 いわゆる教科書的な事実の羅列とはまったくおもむきを異にする。
 著者はかつて編集者だったらしいのだが、本に関するの古今東西のうんちく が実に豊富。その基本には「本(ペーパーの)」に対する深い信頼と期待があ ることが分かる。
 そこからの発想が実にユニーク。
 たとえば、本の歴史ではグーテンベルグがいつでも取り上げられるのだがあれはいわば後世の粗製乱造の始まり(一冊一冊を手書きしていた当時の人には、第2級の本として認識しかなかった)ことや、現在のブックオフ。 本が今や大根なみに一冊100円均一で売られているスーパーマーケット状況とをリンクさせる。

  かつて、出版という行為には文化を担うという大きな自負がその原動力として あったと思われるのだが、今や「売れ筋」と「軽量化」「軽薄化」による利益ばか り先行した、まさにスーパー商品となんら変わらない状況を嘆いている。

 また、著者は最近のコンピューター技術を母胎とした電子ブックにも詳しく言及する。 出版社がこれらの新しい媒体に期待するところは大きいのだろうが、実はその背景には出版界の不況。 本が売れない、という現状とスマートフォンを始めとする新しい動きが、本の世界を駆逐す ることに対する懸念が底に流れている、という。
 いわば遅まきながらあわてて参入したという趣が強い。
  それが、本(ペーパー)と電子ブックをはじめとするハイパー・テキストで生成されたものとの本質的な違いを、しっかりと認識してからの活動であるのか?その決定的な違いをはっきりと意識しているのか?という問いかけもスルドイものを持っている。
 本の世界がユートピアからデストピアになる恐れを指摘したこのような本は時に、現在のような出版状況の中では貴重なものと思われる。

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2012/11/05 07:30

投稿元:ブクログ

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