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九マイルは遠すぎる(ハヤカワ・ミステリ文庫)

九マイルは遠すぎる みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー70件

みんなの評価3.8

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/07/13 14:27

本格のスタンダード

投稿者:塔ノ上 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに、純粋な理論のみによって、話が進行する本格推理のスタンダード。そのあまりの、シンプルさに、謎が解明され、話が終わったあと、狐につつまれたような気分になった。しかし、読み進めていくうち、そのいさぎよい簡潔な論理が次第に心地よくなってくる。ミステリファンならば、かならず手にしたほうがいい一冊だろう。今のように本格ミステリ作品と称するものが、たくさん出版されている現在においては、新しくなく、いまいち物足りなさを感じる読者もいるだろうが、私はかえって、それが新鮮だった。

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低い評価の役に立ったレビュー

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2001/05/29 05:36

言葉によって生まれる現実

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一文だけを頼りに推理を働かせ、殺人事件が起きていたことを突きとめてしまうという、まぁなんと無謀な企みを思いついたものよと呆れてしまいそうな表題作。
 しかもこの言葉は、作者が教鞭を執っていたとき、かたわらにあった新聞記事の見出しそのままであり、よくあるような「答えを先に決めてから、問題を作っていく」ものではないという。

 この事実を序文でバラしてしまうのが、また作者の上手いやり方。どれどれお手並み拝見、ってな気分にもなろうものである。ちなみに探偵役はニッキィ、よく出てくるなこの名前。

 で、感想は「……なんか騙されてるような気がするぞ、おい」。釈然としないとでも言おうか。
 表題作の「九マイルの道を〜」の言葉、もちろんこれだけでは想像するにも限界があるし、仮定としての舞台設定を決めていかなければならないのは承知していたが、予想以上にそれが多かった。これだけ周りに「作って」しまえば殺人も起こるわな、というような。作品外、つまり作者・読者レベルで見ると、だけども。

 いくつかの平凡な作品はさておき、表題作ぐらいのわりと上質の編もあるのだが、どれも推理(想像)に説得力を欠いている。おそらく相方の頭が悪くて、反論がゆるすぎというのも原因のひとつだろう。

 そのストレートな想像でホントにあってんのかよ、と思っていると、「ニッキィさん、あなたのおっしゃった通りの事件でしたよ!」などと刑事が駆けつけ、あっさりご名答ぉ〜となってしまう印象が、ほぼすべての作品に残った。作者の頭にはもとより、ロジックを「魅せる」ことはなかったのかもしれないが。

 狙いはこの上なくおもしろい。でも出来は、「本格推理のエッセンス」なる謳い文句ほどのものではないかな。といったところでどうでしょうか?(誰に聞いてんだ)

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70 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

本格のスタンダード

2002/07/13 14:27

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塔ノ上 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに、純粋な理論のみによって、話が進行する本格推理のスタンダード。そのあまりの、シンプルさに、謎が解明され、話が終わったあと、狐につつまれたような気分になった。しかし、読み進めていくうち、そのいさぎよい簡潔な論理が次第に心地よくなってくる。ミステリファンならば、かならず手にしたほうがいい一冊だろう。今のように本格ミステリ作品と称するものが、たくさん出版されている現在においては、新しくなく、いまいち物足りなさを感じる読者もいるだろうが、私はかえって、それが新鮮だった。

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紙の本

14年もの歳月をかけて完成した傑作短編

2002/02/28 23:51

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編集。八作を収録。
 
 ニッキイ・ウェルト教授を探偵役に、《わたし》こと郡検事を語り部とした、安楽椅子探偵もの。表題作の「九マイルは遠すぎる」は、作者が教師をしていたころ、作文の授業中に生徒たちに与えた課題から思いついたアイデアを、実に十四年もの歳月をかけて納得のいくものに仕上げたという、なんとも気の長い作品。この作品をエラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジンに投稿したところ、見事に採用され、以降、ラビを主人公とした独特な長編作品を発表している。
 
 表題作の出来が素晴らしいということもあってか、後半になるにつれて、ウェルト教授の発言に対する驚きが、少なくなってしまった。その理由として、二作目の「わらの男」以降は、短い文章から推論を重ねて真相を解明してしまうというパターンではなくなり、普遍的な安楽探偵ものとなってしまうのが、少し残念なところ。ホックの不可能犯罪のみを扱った短編のように、一貫して短い文章からの推理だけを扱った短編集だと期待していたのは、読者としていただけない勇み足か。
 
 常に他人の心を御して、会話においても主導権を握ってしまうというウェルト教授は、謎の解明においても名探偵らしい口調で、説得力のある推理を披露してくれる。相棒の《わたし》に対して、なかなか結論を明かしてくれないところからは、ポワロやホームズのような名探偵の流れをくんでいることがわかる。
 
 特に、『わらの男』では、最後のウェルト教授の発言によってようやく顛末がわかり、最後の最後まで名探偵は真相を語ってくれないという、古めかしい美徳を彼が持ち合わせていることがよくわかる。

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紙の本

遠すぎる

2001/05/07 23:33

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松内ききょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「九マイルもの道を歩くのは容易ではない。ましてや雨の中となるとなおさらだ」ふと耳にしたこの言葉をきっかけに、ウエルト教授が暴き出した真相とは?本格推理って何?って問われるときに、その一つとして魅力的な謎の提示があること答えるのだとすれば、その偉大なる例がまさにここにありますね。些細な手がかりから解かれる難事件の数々をバイブルとしてぜひに。

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紙の本

言葉によって生まれる現実

2001/05/29 05:36

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一文だけを頼りに推理を働かせ、殺人事件が起きていたことを突きとめてしまうという、まぁなんと無謀な企みを思いついたものよと呆れてしまいそうな表題作。
 しかもこの言葉は、作者が教鞭を執っていたとき、かたわらにあった新聞記事の見出しそのままであり、よくあるような「答えを先に決めてから、問題を作っていく」ものではないという。

 この事実を序文でバラしてしまうのが、また作者の上手いやり方。どれどれお手並み拝見、ってな気分にもなろうものである。ちなみに探偵役はニッキィ、よく出てくるなこの名前。

 で、感想は「……なんか騙されてるような気がするぞ、おい」。釈然としないとでも言おうか。
 表題作の「九マイルの道を〜」の言葉、もちろんこれだけでは想像するにも限界があるし、仮定としての舞台設定を決めていかなければならないのは承知していたが、予想以上にそれが多かった。これだけ周りに「作って」しまえば殺人も起こるわな、というような。作品外、つまり作者・読者レベルで見ると、だけども。

 いくつかの平凡な作品はさておき、表題作ぐらいのわりと上質の編もあるのだが、どれも推理(想像)に説得力を欠いている。おそらく相方の頭が悪くて、反論がゆるすぎというのも原因のひとつだろう。

 そのストレートな想像でホントにあってんのかよ、と思っていると、「ニッキィさん、あなたのおっしゃった通りの事件でしたよ!」などと刑事が駆けつけ、あっさりご名答ぉ〜となってしまう印象が、ほぼすべての作品に残った。作者の頭にはもとより、ロジックを「魅せる」ことはなかったのかもしれないが。

 狙いはこの上なくおもしろい。でも出来は、「本格推理のエッセンス」なる謳い文句ほどのものではないかな。といったところでどうでしょうか?(誰に聞いてんだ)

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2004/11/30 00:23

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2005/06/02 01:03

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2006/04/05 20:58

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2007/04/14 22:15

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2006/04/19 21:58

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2010/08/10 15:56

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2007/09/25 01:23

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2006/08/31 21:26

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2010/11/23 13:23

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2007/03/25 13:35

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2007/04/10 15:34

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