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文庫 第24回山本周五郎賞 受賞作品

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みんなのレビュー648件

みんなの評価3.8

評価内訳

648 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

若人の未来に期待です

2022/06/08 10:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

男子高校生の主婦との火遊び、子供を産み辛い身体の女性、祖母と二人で生活する高校生、産院を営む母子家庭の母、と個人が抱える問題とそれぞれの家庭の事情を交えて今後の生き方をそれぞれが模索し、そして新たな一歩を歩みを始める作品でしたね。

生きる喜びも苦しみも生きていればこそのものですね。どんな困難が立ちはだかっても強い気持ちで生きていって欲しいと思いました。

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電子書籍

どうでしょう……

2021/11/12 22:34

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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

こういう人、現実にいそうな感じは、無きにしもあらず……、空想っぽくは無いお話ばかりで、ありそうな気はしましたけど……。どうでしょうか……なんか、それぞれの語り手の考え方には共感出来なかったです

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紙の本

読み終わると何か充実感がある本

2020/05/15 22:09

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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の方はデブでブスで醜い既婚女性と男子高校生の性行為の描写が気持ち悪く、嫌な小説だなあと思いましたが、その後は登場人物が皆それぞれ自分の醜い部分と向き合いながら必死に生きているところが格好悪くても「生きている」という感じがしました。読み終わったときには生い茂る植物が発するむっとした熱気のようなものを感じ、妙に充実した気分になりました。

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紙の本

題名

2020/02/18 11:58

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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名で自分が想像していた話展開とは違ってひとりの高校生からその周囲の人々の日々が色々描かれていて面白かった。ひとりひとりの家族家庭環境でいろんな思いを抱き日々過ごしている。。。自分ももがきながらで前に進んでいかなきゃいけないなあとおもわされた本だった。

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電子書籍

高校生から主婦まで

2019/12/25 22:57

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

様々な世代の男女を問わず、ありのままの姿が赤裸々です。ひとつの生命の誕生が、全ての迷える人たちを導いていくようで感動的でした。

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電子書籍

丁寧な描写だけど感動には至らず

2019/05/12 00:27

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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

斎藤君本人とその不倫相手・彼女・親友・母親の4人のそれぞれの視点で描かれた生活や考え方や感じ方にはそれぞれにドラマがあり、大変興味深いですが、感動にまでは至りませんでした。連作であるという点では『晴天の迷いクジラ』と構成が似ていますが、内容的にはクジラの方がよかったように思います。まあ、どちらもいまいち共感できないのではありますが。

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電子書籍

解説を読みたくて、、、

2019/03/15 23:36

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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

新書で本編は読みましたが、解説も読みたくて、こちらも、手にとってみました。
解説は、重松清さんで、この作家さんも、好きです。
「やっかいなもの」というセリフに焦点を当てていたのが、印象的でした。
そして、私が心に残っている田岡さんのセリフのことも解説にあり、嬉しかったです。

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紙の本

どんどんはまっていく

2019/01/28 23:05

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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

2013年の「この文庫がすごい!」、また山本周五郎賞も受賞している。はじめの作品「ミクマリ」は正直にいうと、性表現がストレートで読むのがしんどかった。ところが連作を読んでいくうちに、登場人物ひとりひとりに愛情をわいてきてすらすらと読み進むことができてくる。なかでも私は良太とあくつの将来を応援したくなった。親友と周りからは認められている人を裏切る行為をしてしまう、それは嫉妬からくるもの。わかるわかるその気持ち。良太はおそらくこのだめ高校の中の優等生としていい大学に進学できるであろう、応援したい。またどの登場人物もダメ人間であっても愛すべき人に思えてくる(たとえば男のことしか頭にない良太の母とか)作者の技量に感心

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紙の本

立ち向かう勇気!

2018/08/28 23:38

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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主婦と不倫する高校生、不倫する高校生などの連作短編!いきなり官能小説?と思わせておいて、実際は生きる痛み、辛さ、苦しみを何かを考えさせられる作品でした。そこにハッピーエンドはないかもしれないけれど、でてくる登場人物たちに、立ち直れ!、負けるな、幸せになってほしいと感情移入しちゃいますね(^^)俺も、これから先、おそらくまだまだある痛み、辛さ、苦しみに立ち向かうぜ!と思う勇気を与えてくれる作品ではないかと思います(^-^)

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紙の本

最初は・・

2017/10/08 22:30

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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

5編の話が、それぞれ視点が違うのですが、全部繋がっており、一人一人が、様々な問題を抱えながら、展開して行きます。乗り越えるというよりも、不甲斐なさを感じながらも生きていく一人一人。作者のリアルな表現は、共感する部分もあった。

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紙の本

「人生とは何か」、「生きるとは何か」を考えさせてくれます!

2016/02/17 09:09

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、「晴天の迷いクジラ」と同様、読者に「人生」や「生きるということ」を改めて考えさせてくれる小説です。本作品は5編から構成されていますが、それぞれのストーリーに出てくる主人公は、ともに人生の中な何かしら困難を抱えています。彼らはそうした困難や課題を抱えながらどのように生きていこうとしているのか、またどのように人生を切り開いていこうとしているのか。読者は読み始めると、このストーリーに引き込まれていくこと間違いないでしょう。

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紙の本

抑えた文章

2016/01/27 21:08

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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

5つの短編で、主人公もそれぞれ違う。が、それぞれのキャラクターが際立っているのは、抑えた文章ゆえか。人妻とセックスするうち性欲だけでないものを知る高校生、姑に不妊治療を迫られる女性など、いずれも山本周五郎賞にふさわしい作品。

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紙の本

いのちの物語

2015/09/11 05:27

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は第24回山本周五郎賞受賞作だ。5編の短編から構成されていてそれぞれに語り手が違うが、登場人物が微妙につながっていくのがうまい。中でも「2035年のオーガズム」は傑作だ。タナダユキ監督の映画では残念ながらカットされてしまったエピソードだが、実在するカルト宗教と架空の人物が読者に忘れがたい印象を残すだろう。本書のラストに主人公がつぶやくように、誰かを愛することは欲望に振り回され「やっかいなもの」なのかもしれない。だからこそ生きるエネルギーとなるのだろう。

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紙の本

なんだこの本

2015/03/04 21:02

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投稿者:ニコラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はふざけているんだと思いました。でもセックス描写も優れているし、男性は続きを読みたくなります(笑)この本に出てくる人たちの視線から色々語られていくのですが、愛を感じます。特に後半から気持が高ぶります。映画にもなっているようなので是非見てみたいです。

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紙の本

人それぞれが抱える「性」と「生」の苦悩

2013/10/19 01:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は、2009年、「ミクマリ」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。
翌2010年に、同作を収めた本書を発表。
その後、本書は、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれ、山本周五郎賞を受賞した。
本書は、先述の「ミクマリ」に始まる全五作の連作集である。
登場人物が共通し、物語が連結している。
正直に言って僕は、最初の「ミクマリ」にはそれほどの衝撃は受けなかった。
あまりピンと来るようなものはなかったのだが、主人公である高校生(斉藤くん)の周囲に配置された各登場人物の設定が巧みで、「性」と「生」が散りばめられた上手い作品だな、とは思った。
続く二作目以降、作品ごとに主人公が交代する(五作とも、すべて各主人公の視点により語られる)。
すると、物語がみるみる深さを増し、各人物の過去や家庭環境などが明かされていく。
「ミクマリ」では、顔を出す程度の脇役だった人物の、それぞれに抱える思いや悩みといったものが順に語られる。
そして、そこでもやはり「性」と「生」が関わってくる。
五作それぞれ、各人物が心に抱え、悩んでいるものがあるのだが、著者はそこに安易な救済は差し伸べていない。
明快なハッピーエンドには、なっていないのだ。
読後、それぞれ「この人は、どうなってしまうのだろう」と、思わずその後を想像してしまう。
そして、各人の悩み・苦しみは、結局各人がそのまま抱えつつ生きていくことになるのだろうと、思わせられる。
人であるなら誰でも、思春期以降必ずぶつかり、抱えているであろう「性」と「生」の苦悩について、そのままうまく抱え込みながら生きていくことを、肩をたたかれ優しく送り出されるような気持ちにさせられる、そんな作品であった。

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