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お久しぶりです。海老原さん浜中さん。
今回は過去の不思議を海老原さん解決。
最後海老原さんのご両親の事についての衝撃発言?
次回これにせまるのかな???楽しみ。
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いろいろ気になる点はありましたが
ラストの盛り上がりで「もういっか」という気持ちになりました。
でも1点だけ言うならば、
作中いろいろ謎が出てきますが、
謎発生
↓
海老原「明日にはすべてが分かります」
私「お、おう・・・」
↓
海老原、謎解明
私「はやっ」
という流れであっさり謎が解明されすぎる。
謎が起こって、一体何だったんだろうという過程を楽しめないから
せっかく作りこんだ謎がやけにあっさりした感じに思えてしまうのは
本当にもったいない。
雰囲気作りとかが課題のように思えた。
でも、浜中はいいキャラですね。
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探偵があまりに優秀すぎて、
テーマやプロットの割には話が軽く感じた。
短編集の中の1編として読むには良いかも。
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部屋の中には、一組の布団に横たわる顔中に包帯を巻いた男と、その男を囲む6人の女。
女たちが語るのは6編の怪談。
たびたび燃え落ちる橋の架け替えで人柱にされた娘の怨念。それから100年の後、すすり泣き血を流す橋脚。殺されても生き返る女。人骨が敷詰められた涸れずの池。林をあるきまわる顔のない人。燃え盛る納屋の中にいる人間の脳から飛び出した緑色の少女。
この包帯男への怪談語りに雇われた、劇団員の三咲明爽子は好奇心から調査することに。
刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込み、たどり着いたのは廃坑山。
ここでは火に祟られた一族の連続殺人が起きていた・・・。
小島さんのやりすぎミステリ。今回もてんこ盛りの荒業連発。楽しかったぁ。
なかには、おいおい、ってなものや、薄々感づいた仕掛けもありましたけどね。
だけどアレとアレが、っていうのは気づかなかったなぁ。
でももう少し、ちまちまとした謎解きでなく、鮮やかな手際で世界を反転させてほしいという欲も。
そして大技ばかりではなく、事件にまつわる哀しみが描かれているのもまた本書のいいところ。
海老原の両親についても最後に一言あり、これから新展開か?
と、期待させてくれました。
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いつもの謎乱れ打ち、とんでも解決は健在なんだけど、過去の話だからなのか、海老原が直接タッチしてないせいなのか、サスペンスドラマのように軽く感じる。あと帯の現代版犬神家はナイよな~。
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まあ島田荘司を継ぐ作家ですよね。
ということしかいいようがない作品ですね。
怪談を現実に解体するのは結構強引です。ただ語りの中に騙りを入れてくるのはさすが。
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海老名シリーズ。今回もまた突拍子もない伝説のふりをした現実の謎が盛りだくさん。「頭蓋骨から飛び出す緑色の少女」なんていったいどうやって解明するんだ!? といつもながら思いましたが。解けちゃうのねやっぱり。
語られたうちのただ一点の虚偽でものの見え方がひっくり返ってしまうのも見事。思わず登場人物表を見直しましたが。そう来たかあ。やや不自然だとは思った部分があったのに、気づきませんでした。迂闊。
海老名の抱える過去も気になるところ。彼の名探偵としてのスタンスは悲しくもあるけれど。やはり見事だなあ。
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六編の怪談が淡々と語られるシーンから入ってしまってまたもや抜け出すことの不可能な世界にどっぷりつかってしまいました。
登場人物のキャラクターがほほえましいのが救いでまたもや一気読み。
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いかにも猟奇っぽいタイトルでつい。
だいたい思った通りの内容でした。
探偵役の女性が主役かと思いきや、彼女はワトスンでホームズ、というより金田一かな、登場。
喜劇的なキャラクターで、話の陰惨さを読ませる、というのかな。
でも、ラストでこの軽薄探偵の暗い宿命が明らかになり、彼の性格に深みが…加わらない。
逆に空回りしているって感じ。
シリーズのようだけれど、そちらのレビューの評判が悪いので当分読まないな、この人は。
面白くなくはないけど感覚的にいまひとつ好みではなかった。
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かなり物語が込み入りしすぎて、推理に重点を傾けし過ぎている。
探偵が真相を解明しても、事実の実証が難し過ぎる点があり、物語性が損なわれてしまっているのが惜しい!
それでも、小島の作品は面白い。
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海老原浩一シリーズ、5作目。
数々の怪談めいた話を一つずつ現実に見合った解明をなされるのは相変わらずスゴイと思うし、面白くはあった。でも、結局はそれだけしか魅力を見出せない、このシリーズ。今回はどんな不可思議な現象にトリックを絡ませてくるんだろう、という期待感だけで読んでいる感じ。まぁ、その期待に応えた大仕掛けのトリックを仕掛けてはきてくれるんだけど、、、、。
私的に、主人公のキャラにどうしても魅力を持つことが出来なくて、読むのが辛くなってしまう。主人公が出てこない間は面白く読めるのに、出てくると、グダグダ言ってないで、さっさとトリックの解明を始めろ、と思っちゃう。今回、最後の最後で、主人公の過去を匂わせる描写があったが、それを知りたい欲求は全く湧かなかった。次作はそれが本筋?うーん、読み続けるか迷うなぁ。
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包帯に包まれた男に怪談を聞かせるというバイトを請け負った劇団員の明爽子は、何度か続けるうちに疑問を感じて刑事の浜中に相談する。名探偵、海老原は怪談話の底に潜む真実を解明できるのか…
超自然か幻想か怪談か、という不思議なエピソードを乱れ打ちして論理的に解明するという爽快感は健在だが、わりとあっさり解明してしまうので舞台装置のわりに全体的に淡白な印象でちょっともったいない感じ。
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探偵海老原シリーズ。火に祟られた一族にまつわる怪奇と殺人。今回もありえない謎をどういう風に解決するのか…一応解決しててスッキリしたw浜中さんもっと見たいな。
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大やけどを負い、記憶をなくした男を囲み6つの怪談話を毎日聞かせる、という異常な場面から始まり、最後にはその全ての怪談の内容から現代の謎までが解けていくさまは見事でした。まあ、少々無理やり感はありますが…。ちょっとおどろおどろしい感じがいい意味で古臭くて良かったです。でもヒロイン?にはいまひとつ感情移入できなかったです。
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ご都合主義じゃと思える部分も「浜中刑事」の役まわりとすんなり受け入れられてしまう。叙述トリックは不自然だし、物理トリックは力業のような気がするが、海老原探偵と浜中刑事のキャラで読ませてくれる。ホラーめいた部分は三津田信三風。