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スライドライティングの点検のために読んでみたが、スライドの構成要素は再確認できた。特に、出所は大切で、スライド作成の初期に手掛けるものということだった。グラフやチャートよりも、メッセージを先に描けというのは、確かにそのとおり。何言っているか分からない資料を良く目にするが、資料全体のストーリーがなく、1つ1つのスライドにメッセージがないと、読み手にかかるストレスはとても大きくなってしまう。
"Surprising yet right"のフレームは、目からウロコというか、提案先の認識がどうで、それに対して自分がどういう提案をしようとしているかにより、必要な情報量が違う=提案まで至る負荷が違うということだった。右上の象限を狙わないと。
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スライドの作成方法についてなんとなくはわかっているが説明しにくい概念を体系的に整理してくれる本。コンサル業界に入社したての人や、事業会社でスライド作成業務がある人にはお勧め。
内容自体は、コンサルティング業界に一年もいれば一度は出くわすものばかりだが、実践するのは難しい。原則を学んで、実際の業務の中で何度も繰り返さないと良いスライドは作れるようにはならない。
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デスクの横に常においといて損はないと思う。
スライドの作成技術の本ではあるが、相手に何かを伝えるために必要な技術の一つ。
ただし、身に付けるには何回も作成を繰返さなければ。
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スライド作成の順序の記載があり、マニュアル的な要素が多い。
グラフ作成等を行う場合には、はじめの一歩として読んでみるのもいいと思う。
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・スライドの作成方法をわかりやすく解説している。
・この手のどの本を読んでも重要なことは「キーメッセージ」を明確にすることと記載されている。紙で全体のデザインを行ってからパソコンで書いたほうが良い。以下、読書メモ。
・スライドは
①ページ番号
②メッセージ
③出所
④グラフ/チャートのタイトル
⑤グラフ/チャート
⑥注釈
で構成される。
・メッセージは
①1スライドに1メッセージ
②明快な主張がある。ポジションを取っていること。単にやったこと(XXXを分析した等)を書かないこと。
③短い(ポイントが明確)
・言いたいことを先に紙に書くこと。MECEじゃなくてもOK。
・グラフ作成は
①実数
②構成比
③指数
の3つを使う。
・ボリュームをビジュアルに表す。(別表あり)ボリュームは正確に。
・チャートは縦軸、横軸をはっきりさせる。冗長性を排除する。
・やじるしは起点と着点をはっきりさせる。
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なんちゃってインベストメントバンカーだったため、パワポ作成は結構やってたんだけど、ゼロからスライドを作ることはなかった。ということで勉強のために購入。
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P. 14 スライドの作成手順
①ページ番号をつける
②メッセージを書く
③出所を書く
④グラフ/チャートのタイトルを書く
⑤グラフ/チャートを書く
⑥脚注をつける
グラフやチャートを最初に書くと「死にスライド」になる
→最初にスケルトンを作って、後回しにすると面倒になる出所を書いて、後は細かいところを詰める。
P. 76 基本的に円グラフは避ける
本書でも何回か使用している円グラフですが、通常は科学や工学の世界、特に統計学では忌避される傾向があります。BCGでも円グラフは基本的に禁止されていました。というのも円グラフは、個々のデータの大きさを直覚的に伝達するのに向いていないのです。
例えば、精神物理学者のスティーブンスが提唱した冪(べき)法則によれば、長さは1.0乗で知覚されるのに大して面積は0.7乗で知覚されます。
(中略)
またベル研究所は、人間は長さほど正確に角度を知覚できないことも明らかにしています。これらの論考は円グラフのパイ=扇形の大きさを人間は正確には把握できないことを示唆しています。つまりグラフフォーマットとして円グラフには決定的な問題があるのです。
→比べると確かに。まぁ株主構成を表示する時以外、あんまり使わないかも。
P. 112 紙>PP
最後に、チャート作成において最も大事なポイントとしてしておきたいのが「紙が先、パワーぽjントが後」という心がけです。これは、「まずレイアウトを考える際には、いきなりパワーポイントに向かわず紙でデッサンする」という基本原則です。
→気をつけます。
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「資料がイマイチスッキリしない」という方は参考になると思う。
おそらくこの1冊で、ほぼ見せ方の基本はカバーできる内容です。
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・スライドの作成手順
①ページ番号を付ける
②メッセージを書く
③出所を書く
④グラフ/チャートのタイトルを書く
⑤グラフ/チャートを書く
⑥脚注をつける
・メッセージの3条件
①1スライド1メッセージとなっている
②明快な主張がある(=ポジションを取っている)
③短い(=ポイントが明確である)30字程度、60字以内
・メッセージの作成→ストーリー化→スライド作成
・指標の選び方×グラフフォーマットの種類×その組み合わせ方法
・自然科学や社会科学分野の主要な論文や書籍に接して、「これはいい表現だな」と思ったグラフやチャートについてはスクラップ(NatureやScience)
・情報の並び順を整理する「5つの帽子掛け」
①カテゴリーによる分類
②時間による分類
③場所による分類
④五十音による分類
⑤連続量による分類
・非冗長性ルール…1枚のスライドに、同じ言葉を2回使わない
・紙>PP
「コンピューターの進化は建築の進化に役に立っていません。むしろ弊害になっています。もちろん、私の事務所もグローバルに展開しているわけでコミュニケーション手段として電子メールを使っています。しかし、良い建築をつくることに寄与していません。数値化すると数字に頼るようになり、CADを使うと一本の線を引く間に考えることをしなくなります。コンピューターを使って情報を蓄積するとただそれを寄せ集めるようになり、建築教育にも良い影響はありません。CADはもちろん使っていますが、新人には鉛筆で図面を引かせています。線を書く間にいろんなことを考え、いろんなことに気付くようになるからです」(坂茂氏)
・色は三色まで
・SN比を改善する「必要・不必要」「効率・非効率」
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スライド作成の基本がコンパクトにまとめらている本。
コンサルティング業界の人が読んでもあまり得られるものはないが、
PPTに馴染みのない方にはとてもおススメ。
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経営会議資料をパワーポイントで作成している企画系の人間にとっては間違いなく役に立つ一冊。『マッキンゼー流図解の技術』と並んで常にパラパラと参照したい内容が満載。
自分自身海外で戦略業務を3年ほど経験した実体験から、経営会議資料の洗練度の重要性は身にしみて感じているところであり、今のチームメンバーにも口酸っぱく言い続けている点でもある。
チャートの選択、スライドのメッセージ性、秩序立てた情報整理、読み手の情報レベルを意識したストーリー作成、色やフォントと言った細かなフォーマットへの気配り・・・スライド作成と平行してに仮説思考や論理的思考を訓練し続けなければならないが、その訓練結果を如何に伝えるかという点で、非常に重要。
この本は、人数分買ってチームに配ろうと思う。
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この本の中で、スライド作成の技術として書かれているとおり、必要な情報に絞り込んで記載された本である。とても読み易くまとめられている。
他の本でも書かれていたが、メッセージが最重要、そして、それを出す際には、変に分類なんかをまずは考えずにアウトプットする。それから考える。
また、スライドもまずは紙で書いて、それからPCへといったことがかかれており、どの本でも入れれているが、みんな罠にはまるのだろう。
下記にこの本を読んでいくつか気になったキーワードをいくつか挙げる。
・分類方法として「5つの帽子かけ」
①カテゴリー
②時間
③場所
④五十音
⑤連続量
・グラフや図ではメッセージの主語が横か縦の軸になるように。
・非冗長性のルール
図の中に同じ用語を2回以上使わない。
・図は2次元までに、3次元以上の表現はむずかしい。
・色は3色まで、原則白黒で表現しきる。
・スライドはシンプルにする。余計な情報を盛り込むことで、意図しないところに議論が発散する懸念がある。
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コンサルティングファームで実践されているスライド作成のスキルが体系的に整理されている良本だと思う。スライド作成スキルは後天的に訓練できる、というのは事実。私もファームに入った当時は、メッセージがなく雑音の多いスライドしか書けなかったが、毎日訓練しているうちに力はついてきた。あと、この本でも指摘されているが、スライドを書くときにいきなりパワーポイントに向かわない方が良い。メッセージを効果的に伝えるためのスライドフレームは、手書きで試行錯誤するなかで固まってくる。
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自分の言いたいメッセージを相手にわかりやすく伝えるスライド作りを形式化した内容。グラフの部分が参考になった。
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わかりやすいスライドとは「より早く、より正確に、より少ない労力で」ビジネスを進めるためのもの。
コンサルティングファームでわかりやすいスライドを作成する技術を解説していた著者がそのノウハウを体系だてて記述。
この類の本は一時期沢山読んだので、大発見!となるものはなかったです。
比較的「技術」としてまとめやすい分野なんですかね。
著者も練習すること、いいチャートや資料を沢山見ることで習得できるもの、としていました。確かに!
同じ系統の本で「マッキンゼー図解」の本がありますが、こちらの本のほうが日本のビジネスシーンで受け入れられやすい気がします。
仕事柄何枚もこのような資料作ってますが、ほぼ同じような体裁なのですんなり受け入れられる気がする。
雛形にして仕事にいかせる本だと思いました。
印象に残った点としてはSN比という話。この言葉ははじめてききましたが「必要な情報と余計な情報を峻別すること」です。
スライド作成のポイントとしてLess is moreがあげられるけれど、かといって必要な情報までおとしてしまうと成り立たなくなってしまう。
そこを峻別することが必要という話です。
あともう一つ、Suprising yet rightという話。
情報はNon-suprisingとSuprising、RightとWrongの4象限にわけられ、どの象限かによって必要な情報量は異なるという話です。
(相手にとって)Non-suprising×Wrongは陳腐なくせに違和感がある情報。という事は必要な情報量が多くなる。
注意を要するのははNon-suprising×rightの象限で、これってそもそもメッセージとして成立してんの?付加価値あるの?という話。
全般的に日本のビジネスパーソンは先方が既に知っていることをスライドに盛り込みすぎる傾向があるという指摘にいたたたた。。です。
メッセージが全て。
11スライド1メッセージ
2明確な主張がある(ポジションを取っている)
3短い(ポイントが明確)
ちゃんとそうなってるかチェックしながら仕事しようと思います。
具体的な練習問題などもあり、わかりやすく読んでソンはない本
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プレゼンなどに使う、グラフやチャートの書き方について、気をつける点などを指摘。ひとつひとつのグラフなどについて、言い部分、悪い部分を指摘。若者達はプレゼンのそれぞれのシートの意味を知るべく、読んだ方がいいと思う。