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寵臣の真 書下し時代長篇(徳間文庫)

寵臣の真 書下し時代長篇 みんなのレビュー

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紙の本

ピンチに陥る賢治郎

2012/12/02 21:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

お髷番シリーズも早くも五作目である。このシリーズは、主人公深室賢治郎が将軍のお髷番となり、誰も介入できない特命を受けての活躍を描いている。いつもながら、主人公の役柄の設定が面白い。

 この将軍とは四代将軍の徳川家綱である。家綱は言うまでもなく三代将軍家光の後継者であり実弟である。あまり健康の優れない家綱の後釜を狙う輩もいる。それも当然近親者である。本書では館林の綱吉がまず登場する。さらに当然の如く甲州の家重、加えて紀州家が出てくるのが面白い。紀州の当主は頼宣である。

 頼宣は家光の後継争いで謀反の疑いをかけられ、紀州への帰国を止められていた。この頼宣が家綱の後継をまだ狙っていたという想定である。もちろん、これらの家臣が直接競争相手を手にかけることはできない。そこに黒鍬者、根来衆などの忍びの者が活躍する。

 とまあ、この辺りまでは上田のいつものパターンである。本編の特徴は、主人公賢治郎が将軍家綱から登城を禁止されてしまうことであろう。家綱との関係がなくなれば、賢治郎は単なる旗本の婿に過ぎなくなるからだ。なぜ、そのような処分を受けることになったかである。

 もう一つは、嫁の三弥との関係である。話が進むにつれて徐々に夫婦らしくなっていく様子が興味深い。しっかり者の三弥の真骨頂が発揮されており、そこも本編の特徴と言って良いであろう。賢治郎の兄の松平主馬は相変わらずの悪役で、憎まれ役である。自分の出世のみを考えている嫌な奴の象徴である。

 五作目となった本編であるが、今後はどこにクライマックスを持ってくるかで、継続が決まってくる。将軍に刃物を当てるお髷番は役柄としては面白く、表に出てこない難事を捌くにはうってつけであるが、同じような難事では飽きがきてしまう。賢治郎の活躍の場を如何に設定していくかが見所であろう。

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2013/10/23 23:23

投稿元:ブクログ

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