紙の本
決断の時
2015/09/30 08:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
青山七海と椎名ましろからそれぞれ告白を受けた神田空太は、返事をするまで三週間の猶予をもらう。内部進学を決める試験が終わり、修学旅行から帰るまでの間だ。
その間、さくら荘には微妙な空気が漂う。そんな空気を察した長谷栞奈はどこか不機嫌になり、おっぱい星人の姫宮伊織は初めて見た秘密の花園のせいでその信念を揺るがし始める。
千石千尋から告げられた言葉で、七海とましろ、それぞれに対する思いに改めて向き合うことにした空太は、北海道へと修学旅行にやって来た。班員は、青山七海と赤坂龍之介、それに七海の友人の高崎繭と本庄やよいだ。龍之介はホテルで作業に走り、友人二人はそんな龍之介を追うという口実で、空太と七海を二人きりにする。
旅先でのやり取りで改めて七海に対する感情を実感する空太だったが、翌日にはましろとの取材の約束が控えている。そして、ホテルで遭遇した龍之介の中学時代の知り合いの池尻麻耶は、空太に龍之介とは一緒にゲームを作らない方が良いと忠告してくるのだった。
二人の少女から告白され、自分の気持ちを整理し、たった一人を選ぶ少年。ああ、そういう結果になったかという感じ。そしてゲーム作りにも新たな局面が訪れ、あと二巻で完結を迎えるとのこと。
投稿元:
レビューを見る
あー、そうですか。あと2冊ですか。
いやー、今回も千尋先生がやばかったですねえ…
その他はちょっとぐるぐるしすぎって感じもしましたが、
長く続きすぎた分、こうゆうことなのでしょう。
今回伏線もいくつか立ちましたが、
あと2冊、最後までお付き合いしましょう。
投稿元:
レビューを見る
一生を費やしてただ一人の人間のみを愛し続けられる人はどれくらいいるだろう。
生涯を生き抜いてただ一人の人間のみに愛され続けられる人はどれほどいるだろう。
真っ当に人生を果たしてただ一人の人間すら傷つけない人はどこにいるだろう。
それぞれの想い……決着ッ!
あと二冊、何が起こるのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
読んでる途中はモヤモヤした感があったけど最後は予想通りのところに落ち着いてよかったなと。感情を爆発させたましろがすごく印象に残りました。今までもある意味感情のまま過ごしてたんだろうけど、いつもが静かだと一度振り切れた時が強烈でした。空太はホントお疲れ様…といいたいけど、仁さんも言ってたようにここがゴールじゃないし。七海は分かってたけど…どうにかしてあげたかったねぇ…。残り二巻、どう締めていくか楽しみにしたいと思います。イチャラブ展開は…まぁ期待薄だわな(笑)
投稿元:
レビューを見る
ましろと七海の想いに、空太が1つの答えを出す。
三角関係の決着である、集大成となる1冊。
散々悩み、周りの人たちのアドバイスを受けながらもしっかりとした答えを出した空太はほんと見事です。拍手。
・・・とまぁ物語としては面白かったんですが。
個人的に、自分は主人公にはっきりと感情移入をして読むタイプです。
そのため、主人公に共感できるかどうかが作品を気に入るかどうかの大きなポイント。
そして、今回空太の出した答えは自分とは違うものでした。
もちろん空太の気持ちは大いに尊重するけどね!
あと2冊、読むのがちょっと辛いよ!
投稿元:
レビューを見る
★5つじゃぜんぜんたりない。
すごかった。
世間じゃアニメ版SAO程度で「壁がなくなる」のなんぞと
ほざいているようだが、とんでもない。
正統派三角関係ラブコメのひとつの頂点といっても過言ではない。
いや、さすがに過言かw
卒業式がピークであとはゆるやかに現状維持か、などと戯言を
ほざいていた過去の自分を土下座させたい。
札幌ななみんがキュートすぎて、悶絶するかと思った!
小樽ましろんの破壊力が凄すぎて、呼吸が止まるかと思った!
悩みに悩んできちんと決着をつけた空太が、いや空太さんが!
青春の頂点を極めたマスターオブセイシュンとして俺の心に
確かに刻まれた!!
千尋先生素敵すぎです。
投稿元:
レビューを見る
大きな転換を乗り越えた一冊。毎度毎度、心をエグりにくる。
あと二巻で終わりってのも妥当なところかと。
投稿元:
レビューを見る
修学旅行で舞台は北海道になり、主人公と二人のヒロインとの関係についに決着がついた。
正直、予想できた結末なので展開自体は面白みがなかったが、苦悩する主人公の心理描写がうまく書けているなと思った。
しかし、七海はともかくましろの性格が変わりすぎてて違和感。
それくらい恋は人を変えるということだろうか。
投稿元:
レビューを見る
正直評価できないくらいやばかったです。
5ツ星以上あげたいです。
特にあとがき!初めてあとがき読んで鳥肌立ちましたよ!
あの文章だけでもう十分色々伝わってきました。
この作品はホント奥が深いと感じます。そして人間性があって温かいです。
俺の高校時代まじくそやん・・・・・・・・と思える程ですw
今巻一番好きになりました。
あと2巻で完結するのかと思うと・・・・
とりま鴨志田先生まじすげーっす!!
ちなみに俺はななみんルートですw
投稿元:
レビューを見る
この巻については、もう何も感想を書きたいと思うことがありません。
ひたすら空太とましろと七海の想いが溢れている巻でした。
今回の龍之介の伏線だけはしっかり回収してから完結させてほしいです。
投稿元:
レビューを見る
ドキドキが止まんなかった。
読み終わって1時間以上経った今も、まだちょっと鼓動が早いような。
ここまで話を動かさなくたって、それこそ紹介文にあるような「変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ」は書けたと思います。いいじゃないゲームとかマンガとかアニメ作る話で。にゃぼろんの話、好きだよ俺。
おそらく最初はそういう話だったんだと思います。作者も、ここまでラブコメのラブの方を掘り下げる予定はなかったんじゃないかな。けど千尋先生も言ってるように、これだけ一緒にいて何も感じない方がおかしい。そういう意味で、この8巻は至るべくして至った結末なんでしょう。
「どうせこっちを選ぶに決まってるんだし、せいぜい過程を楽しむかな」とか思ってた自分が恥ずかしいです。そんな風に思うことは、その結末に至るまで悩みに悩んだ空太や、答えを待つましろや七海に対して失礼極まりないことでした。
あーもう、お前ら大好きです。
神田空太に胴上げを!青山七海に花束を!椎名ましろに盛大な拍手を!
投稿元:
レビューを見る
正直言ってこの作品、文章力は皆無に等しい。空太の思考に合わしてるのかもしれないし、ライトノベルという媒体を意識しているのかもしれないけど。しかしいま言いたいのはその良し悪しではなく、文章力のない、キャラだけの内容でここまで感情を揺さぶることができるのはすごいということ。
僕はいうまでもなく出てきた当初から七海派であるわけだけど(つまり決め手は顔)、同時に「こいつはかませの臭いがプンプンするぜェーッ!」とも思った。報われないっ子最高ですよね。
しかし、後半は本当に一ヒロインとして七海は戦っていた。8巻前半の七海押しが「持ち上げて落とすため」だとわかっていつつもどこか期待してしまう自分がいた。
「走れ! 神田空太!」
七海は「ただのかませ」ではなかったんだ……。
投稿元:
レビューを見る
さくら荘はこの巻のためにあった、といっても過言ではないと思う。最後の告白は見事でした。ここまで七海かましろかというやきもきするくらいの行ったり来たりがあったから尚更。苦しい道でも、向き合おうと決めた空太はかっこよかった。七海はストレートに「好き」という感情が抱けたけれど、ましろには「好き」なのか、「憧れ」なのか、遠すぎる距離を追いつくことができるのかとか、そういう迷いや悩みがあった分、ましろのことを理解し考えることもできたから、その差が最後にましろを選んだ結果になったのかなと思った。七海もがんばれ!
投稿元:
レビューを見る
8巻読了。
ああ、ひとつの結論が出てしまった…
でも、ちゃんとした青春小説として成立するためには、どうしたって…
終幕も近い。
青春の名作でした。
投稿元:
レビューを見る
ある程度の読書なりテレビドラマなりの経験があると、予定調和な展開かと。もちろん、それ自体を批判するつもりはないのですが、少々長く続けすぎたと思います。新キャラの1年生は、未来の空太と〇〇のつもりなのでしょうか?