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紙の本

アニメに夢を見る女子高生

2015/09/30 08:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゲームの同人活動で脚本を書いていた大学生の真田慶介は相棒の絵師の遊佐が就職活動をすると言うことで去ってしまい、一気に創作意欲を無くしていた。そのままフェードアウトしようかと思ったとき、姉の真田理莉子が声をかけてくる。
 理莉子はクリエーターズプロジェクトというアニメ制作プロジェクトを立ち上げ、インディーズアニメフェスティバルの最優秀賞を獲得することで、父親にアニメ制作会社の立ち上げを認めさせようとしていた。

 強引に口説き落とされ、フェスタまでの企画脚本のみという条件で顔を出した慶介は、作画担当のアンネリーゼ・バルシュミーデ、声優担当の観前朱、音響担当の倉持奈菜という、女子高校生3人に引き合わされる。彼女たちがプロジェクトメンバーなのだ。
 ゲーム脚本の延長線上で持って行ったプロットは、あまりにも動きがないと言うことであっさり却下され、脚本家魂に火をつけられた慶介は、本気でアニメ脚本に取り込むことにする。だが父親は、そんな彼らに、夢を見て叩き折られる覚悟を問うて来るのだった。

 ヒロインの一人が日本語が不自由という設定もあり、しかもそのキャラクターが物語の重要な部分を担うので、ストーリーテリングも不自由になっている感が否めない。キャラクターの台詞に物語進行が引きずられているのだ。
 マネジメント担当の理莉子が制作費を稼ぐバイトで大忙しのため、ほとんど物語に関与しなかった結果、アニメ制作のリアル面を問う作品だったにもかかわらず、リアル面をリアルに考える人物がいなくなり、制作サイドの夢に満ちあふれた部分が前面に押し出される結果となった。このあたりの構成の齟齬は、もう少し見直した方が良いように思う。

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2016/09/25 18:42

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2012/11/04 01:31

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2012/10/10 14:46

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2012/11/07 05:13

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