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実戦的なことがらがたくさん載っていて参考になりました。
まだ教え始めてから一年に満たない身です。
グループ学習、ノート指導についての話がとくに参考になりました。
今の自分ではこの二つを両立して行うのはかなり苦労すると思いますが、授業に参加できない子をなんとかしたいとずっと思っていたので、ここに記載されていることをとにかく実行してみたいと思います。
今の子が、昔の子と比べてずっと集中して話を聞いていられないという話もありました。
今の子は情報が錯乱した時代に生きているので、一つのことを集中してやるよりも、多くのことを短い時間でやるほうが向いているのかもしれません。
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様々な教育活動の中でも最も基本である一斉授業についてのノウハウをまとめたもの。
まずおれは「指導言を説明・指示・発問にはっきり区別する」というのは、結構できていないことがあって、生徒が乗ってこない時の原因の半分くらいはこのせいがあるのではないかと思った。「活動の規模を指定する」(何分以内で、何字を目標に、など)ということも忘れずに示そうと思う。「ノートをこまめに点検する」というのは来年度からやろうと思っていて、正直集めてしまうと教師の負担が多いなあと思って、実効性の面でどうしよう、1年続くのか、とか思っていたが、確かに教卓に並ばせる、とか、その授業内でなんとか終わらせるそういうチェックの時もあっていいかなと思った。「年度当初に徹底する10の原則」というのは、今がまさに新年度の準備期間だけあって、食いつくように読んでしまった。同僚の先生も言っていたが、やっぱり初回から授業しないとな、と思う。初回が全部自己紹介で終わる授業というのはおれが生徒の頃からあったが、この授業ゆるいな、とか思ってしまったおれがいたのを思い出す。
そんなに目新しいことはなかったが、「失敗しないための」ラインとして常に念頭に置きたい事柄ばかりだった。この本と『教室ファシリテーション10のアイテム100のステップ』という本でセットらしいので、次はこの本を読む。(13/03/27)
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四月を目の前にして、授業に関して何の想像もできなかったが、この本を読んで、少しは想像できるようになった。これからも何度も読んで、自分の授業を確立したい。
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授業作り>学級作り
一斉授業で教育目標を達成できる→いろいろな方法で教育目標を達成できる
授業の基本は一斉スタイル。ここを成立させた上で活動性の高い授業方法(一斉だろうが,協同だろうが,競争だろうが,・・・)に応用すればいい。
いずれにしても自分自身が何を問題とするかを自省したり他者から指摘をうけないと,原理原則のどの部分を意識してよいかが分からない。メタ認知,大切です。
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学習者主体の協同学習や、学び合いが注目される中で、一斉授業を中心に授業を考えることはこれまでありそうでなかった。一斉授業の留意点を著者の経験や、理論をもとに論ぜられており大変わかりやすい。著者が国語の教師であるからか、日本語が洗練されており、読んでいて無駄がなく、わかりやすい。
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ここまで細分化して、授業の原理原則を解説してある本は、無いのではないか。ベテランの域にあるだろう(経験年数だけは)自分にとっても、大変有意義な本である。自分の実践の甘さ、足りなさを実感する。教科内容をとおして、どんな力を子ども達に身に付けさせるか。そのための手立てを構築するのに、大きなヒントとなる良書である。
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講習を持つようになって、勧められた本。子供向けの教育手法について、抑えるべき点を非常にわかりやすく教えてくれる。社内の教育にも自治体向けファシリテーションにも応用が効く、良い内容であった。
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学び合いの授業,なぜうまくできないのか, 思っていたことが書いてあった。わかっていてもできないのさ,それはダメな先生だと。わかっている,わかっているができない。つらいわ
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どうやってこの著者・著書に辿り着いたか忘れたが、巡り会えて良かった。
まず春休み中にすべき教材研究は、4月に教えるものではなく、年度最後の教材という内容に度肝を抜かれる。理由は、そのクラスの子どもたちに一年間の最後の時点でどのような力をつけておきたいかを考えておくことで、4月の学習の進め方も考えられるからというもの。一年間のおおよその指導計画を、そのようにして立ててしまうというのは、ご最もだと感じた。
中学校の先生であるが、小学校の子供のことも考えてくれている。ただ後半が、やはり中学の先生向きには感じた。
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改めて読んだ。
あとがきに「失敗しないための勘所」「失敗しない授業づくり」とあるけれど、その基準となるラインはどこまでも高く、気が遠くなるけれど、そこから始めるしかない。