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分厚い割に薄めの内容で。最後にどんでん返しというか、サプライズ的なこともあり。が、結末がすべてスッキリ視界良好!で終わった訳でもなく。うーん。読みやすかったけど、…イマイチ!かな。
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ここ最近、1冊読み終えるのに時間がかかる本ばかりだったので、文庫で640ページありながら数日で読了できるような作品は有難かった。
「マナトキオ」という、超セレブの人たちが住む高級住宅地と、彼らを取り巻く人たちの引き起こす騒動を綴ったもの。
剥き出しのエゴは、近所づきあいが希薄なご近所さんの間では交錯することすらなく、個人レベルで妄想として膨らむのみ。結局それらは最後まで交錯することなく物語は終わる。但し、最後に不気味な余韻を残して。。。
山田宗樹作品はどれもrapid readingが可能だが、これはとりわけサラリっと読めてしまう。でもそれなりに面白く読み進められた。
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マナトキオという、壁に守られた超高級住宅街の中で次々に起こる不思議な事件。
これか、続々と語られているけど、オチがつく人もいればそうでない人もいて。
バカだなぁ、と思いながらも続きが気になるはらはら感もあり。面白い。
映画とかになりそうな感じに住民が動いていくんだけど、それぞれが自分勝手で利己的で最低。なので、心置きなく不幸を笑える気がする。非常に軽快。
が、結局勧善懲悪とはいかず。
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映画にできそうなコメディ小説。話のテンポもよく読みやすい。
面白かっただけで時間潰しにはもってこい。
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深いこと考えず、楽しく読書したい時に、オススメ〜
文庫本にしたら、わりかし分厚いけど、すらっと読める。
「痛快エンターテイメント」と、背表紙のコメントにあるけど、まさにその通りです。
2時間ドラマとか、そんなんで映像化したら、面白そうだなぁ、だとしたら、配役はどうかなぁ〜とか、思いながら読んでました。
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お金持ちだけが住めるマナトキオで起きるいろんな事件!お金持ちの人の性格もそれぞれ個性があって想像しやすかった。
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9月-5。3.5点。
壁に囲まれた、富裕層専用の街。中に入るには警備を
通る必要。住人が一人死亡してから、変な噂や落書きやらが発生し、不穏な空気が。
ドタバタもの。650頁だが一気読み。
まあまあ面白い。
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最初、近所に新築された巨大敷地マンションの話かと思ったくらい、びっくりした内容だった。
欲望って限りがないね、少しずつ住民が壊れていく様が、本当に恐かった。
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マナトキオに住んでる面々のキャラ造形がはっきりしてておもしろかった。砂原で張っていた伏線回収が若干雑だったけど、エンディングも気持ちよく終わってよかったよかった❗️という感じ。
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高い塀に囲まれたセレブが住む町「マナトキオ」。
自己中心的で非常識な面々が巻き起こすトラブルが、これでもか!ってくらい書かれている。
まさにタイトル通り『乱心タウン』。
まともな人間を探すのが難しい街だった(笑)
彼らは「自分達は特別な人間で、塀と監視カメラと警備員によって外の世界から守られている」と思っているようだが、逆もしかり。
はた迷惑な人間をまとめて隔離して、外の人間を守っているのかもしれないw。
動物園の動物から見れば、檻に入って見えるのは人間の方だ。
高い塀、監視カメラ、警備員....
見方を変えれば「マナトキオ」って、まるで刑務所のようだ。
最後、彼らに下される「最後の審判」を考えると、ぞっとする。
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超高級住宅街マナトキオで起こる騒動が、住民や関わる人々の人生を変えていく様を描く長編小説。
カネが人間を変えるのか、一癖あるからカネを持つことができるのか。ステレオタイプではあるが、現実には近づきたくない人々ばかりである。最終的には正直者は守られるが、あまりスッキリ感はない。読みやすいが、ボリューム大になった理由も特にない。
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紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万全のセキュリティのため日々仕事に邁進していた。ある日、パトロール中に発見した死体を契機に、康樹は住人達の欲望と妄想に巻き込まれていく―。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説。