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おいおいおい、あれは何だったんだよ嘘だったのかよ騙したのかよ。ミスリードとかそういうんじゃなくてただの嘘じゃないか。プロローグ詐欺だ。
帯にある通り、この物語には同情の余地は無かったみたいだ。
まぁ騙された状態で読み続けている分には、面白い復讐モノだったんだけど、エピローグにおける所謂オチというやつが全てを台無しにしてる感が否めない。
う~ん、こういう捉え方でいいのかも少し疑問があるんだが……だってあまりにも酷いものだから……もっと何か深い意味が潜んでいるのかと疑ってみても……う~ん……。 【追記:プロローグエピローグと本編との関係に気付いた。そうか、なるほど……なるほどなぁ。同情の余地は、あったんだ……。】
この作品に、同情の余地なんかない。 つまり、くそったれだ。
ちょっと復讐について。
P105に、「復讐は、原点に立ち返るためにあるのだ。」 「マイナスからゼロへ向かうためにするべき行いであり、――。」とある。 これはとってもその通りだと激しく同意する。 復讐とは何かを生み出すためではなく、過去を清算するため、運命にけじめをつけるための行為なのだ。 そう、何者かによってマイナスにされた己の人生を、ゼロに戻すのだ。 そしてそれからまたプラスになるように生きればいいのだ。 実際に上手くいくかどうかは別にして。
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表紙、タイトル、口絵から、割とハートウォーミングな話かと想像していましたが、こちらの想像を斜め上に突き抜ける内容でオドロキでした。語り口や話の作り方なんかは、いつもの入間テイストですが、ちょっとこれはいつも通りのつもりでいるとガツンと来ます。
1つだけ注意を。グロ注意です。
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表紙に騙されてほんわかしようとするとプロローグだけなので注意。
だいたい狂気と絶望でできてます。
Web上にプロローグが公開されてます。狂気が垣間見えたところで終了しますので、途中でやめてしまうのもあるかもしれません。
トータルでみるととてもいるまんらしい小説とも言えて、そういう意味では楽しめる。
たったひとつの、ねがい。
ぼくは安らかに眠りたい
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油断していた
でも一気に読めた
むしろこの展開じゃなかったらダラダラと読むことになっていたと思う
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2012 11/30読了。WonderGooで購入。
あらすじからきっとクソ胸糞悪い話(クソがかぶっている)だろうと思っていたら、予想を遥かに上回ってクソみたいな話だった。なるほどこれは、同情の余地がない。
表紙と口絵のせいでそれでも少しは油断があって、せいぜい幸せな主人公たちが事故にあって車椅子に・・・くらいの話かとおもいきや、主人公の眼前で恋人が見ず知らずの男たちに生きながら喰われるところから話が始まる。
凄惨な描写に怖気が経って、なるほど次からは復讐譚が始まるのだなと思ったらところ、予想通りに多くの不自由を抱えながら主人公が凄惨極まりない復讐をしていく話になる。
で、プロローグのことがあるのでその非道な復讐にもむしろ爽快感を覚えるくらい・・・のつもりでいたら、終章で全部ひっくり返される。
ひっくり返されてしまうと、なんだかもう全部どうでもいい気がしてきて、目を覆いたくなるようだったプロローグすらああ、うん、まあ、みたいな感じで、悲惨さとか不条理への憤り以上に馬鹿らしさに転じてしまう。
入間人間らしいっちゃあらしい感じで、いや、しかし、前にメディアワークス文庫で書いた方とのギャップひでえなおい。思わずあのカップルなんじゃないかとか邪推しちゃったじゃないかよ。
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後のあらすじと表紙にすっかり騙されたと言いますか何と言いますか…
てっきり『あんなこと』は彼女が交通事故かなんかにでもあって記憶を無くした〜とかそんな事かと思っていたものですからまぁ一旦あらすじ読み直しましたよね(笑)
帯にもありましたが
『この物語に、同情の余地なんかない』
うん。まじだ。
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ちょ・・・
え?・・・
あれ?・・・
完全に表紙とタイトルの雰囲気に騙された人です
『みーまー』は未読ですが、
それ以外の作品とかなり趣向の違った感じに・・・
復讐怖い・・・
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あらすじから想像していたことの遥か上空をぶっ飛んだプロローグにその後の展開といい中々の問題作。
ただ騙されたとは言わない、なぜならこれはこれで面白かったから。
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店頭で表紙と帯をみてなんとなく買った一冊。
いい話のストーリーではなさそうだ。
不幸な入りからどんな展開になるんだろうか・・・・なんてことを思いつつ買って読んでみたら、9割真っ黒で真っ暗な話でした・・・・・若干気分が悪くなるくらいの。挙句バッドエンド・・・・。
ただ、ほかのレビューでもあったのですが、
そんなストーリーであるが故に一気に読めたのかもしれないです。
ただ、こんなびっくり箱的な小説は、基本的にはやめてほしい。
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カバーからは想像できないほどの復讐劇。
帯に書いてある通り、確かに同情の余地はない。
たったひとつの、ねがい。
主人公が望むそれは、自分にとってのそれは、一体何なんだろう。
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*ネタバレ注意*
10分の幸せと、2時間の復讐と、10分の収斂。そこにあったのは、たったひとつのねがいと、予定調和だった。
「食べ物の恨みは恐ろしい」
まさかこの言葉がこれほどの物語を生もうとは‥‥。
しかし相変わらず入間人間の叙述トリックはズルい。ヒントらしいヒントがほとんどないからだ。読んでいて気になったのは「焼死体が1人」と「肉が欲しい」といったところか。これだけでは看破など到底できるはずはない。
4つの血はあたかも四大元素を冠したかのよう。入間人間の遊びゴコロが伺える。そしてそれを取り込んだダンタクヤ。彼の狂気は羽澄の右足を取り込んだ祖父から受け継いだもの。食べる者の、血。予想だにしない始まり。陳腐な言い回しだが、また騙されてしまった。
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オチで一気に落とすタイプの話ですが、落とし方が酷い。
禁じ手というか、ぶっちゃけ詐欺。金返せレベル。
騙すならもう少しうまく騙してほしいですね。
描写もグロくて、耐性がない人にはツライと思う。
せめて意味があってグロくしているならいいけど、それもないし。
あと、表紙の絵は可愛いけど、内容とはほとんど関係が無いとか、後書きの内容がイラッと来るとか、作品からはみ出た部分での不満足感が半端ない。この人の作品とメディアワークス文庫は、しばらくご遠慮したい。
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文句は言わせない。
文章自体はキライではないが内容が気持悪い。
無論こういうのが好きな人もいるのだろうが、自分はどうも合わない。
他人には絶対にお勧めしないだろう。
何より腹が立つのは、あとがきのオチャラケタ一文。
編集部と作者、双方に金返せと本気で言いたい。
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この物語に、同情の余地なんかない。
という帯の言葉が気になり、購入した。
よくあるヒロインと主人公が引き離される悲劇ものだろうな、という予想がプロローグの時点で覆された。
どこまでも救いのない展開に読んでいて疲れた。
グロい描写が多かった。
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表紙はほんわか風味ですが、入間人間作品なのでどうせ表紙詐欺…と疑心暗鬼の中読みましたが、やはりそうでした(笑)
「家族の笑顔に見送られて、家を出る。それはこの上なく幸せで、つまり伸びしろがなくて。だから後は放物線を描いて落ちるだけなのではと、不安に陥る。」という言葉が印象的でした。自分の幸福論にあまりにもはまったもので。
とてもシンプルな復讐譚でしたが、感情移入の対象や信じるものによって、現実とはずいぶん違ってみえるものなのだと改めて感じました。
そういえば、あとで食べようととっておいた大好物のたいやきを食べられてしまったのです。