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紙の本
細川忠利 兵法異聞
2018/05/26 10:27
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大坂夏の陣の後、徳川秀忠は一国一城令を発布し、細川忠興の小倉城以外は破却の命が下ったが、息子である細川忠利の居城である中津城は存続が認められた。
その後国替で細川家は肥後熊本城を代々引き継ぐことになる。
細川忠利は武芸をも極めんと、柳生宗矩から印可状を受けるほどに剣の修行に励み、その後も二階堂流の松山主水や二天一流の宮本武蔵等からも理法を学んだ。
大名でありながら自らも武芸の真髄を極めんと努力し、その兵法を政治に活かす事が出来たと言ってよいと思います。
宮本武蔵が晩年に書き綴ったの「五輪の書」は、細川忠利なくしては世に出なかったと思いました。
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