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構図がわかれば絵画がわかる(光文社新書)

構図がわかれば絵画がわかる みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー22件

みんなの評価3.9

評価内訳

22 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

構図も大切なんだと再認識。

2015/08/31 16:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵画に無知であるため、画家達がどのような構図を使っているのかこれまで全く知らなかった。次に美術館へ足を運ぶ際の参考になると思われる。

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紙の本

絵画に感動する、そのもととなっているものが何かという話

2015/07/26 14:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵画をはじめとする美術作品を鑑賞する時に、何をどう見ているのかといったことは深く考えず、漠然と全体の印象であったり、言葉にするのはむずかしいが作品の一部に何か惹かれるものがあったりして、「ああ、いいなあ」とか「これは何だ?」といった感想を持つのだと思う。それが、美術鑑賞というもので、そこを敢えて言葉にするものではないというか、言葉にできないものをそのまま受け取るという行為のように思っていた。
それが、この本のタイトルは『絵画がわかる』となっている。
絵画がわかるとは、いったいどのようなことなのか。
著者は言う。
「絵には、現実世界とは別の、絵画という文法があります。
 私たちは意識してか無意識であるかは別にして、その「文法」を通して、絵を描き、読み、鑑賞しています。」(p.4)
描くことも含めて、絵を鑑賞する時にこの「文法」を意識するということが「絵画がわかる」ということになるらしい。その、絵画の文法を取り出して、説明したのがこの本というわけだ。
絵画の文法を、「点と線」「形」「空間」「次元」「光」「色彩」といった切り口で示してくれている。言われれば当然と思うことや、まったく気づきもしなかったことが出てくる。
線や形といったものは昔から言われていることで、学校の美術でも習ったことかもしれない。ただし、そこに重力の問題や、地球の自転や公転の話まで絡んでくるとは思ってもみなかった。
「空間」や「次元」の問題となると、さらに興味深い。
絵画は二次元だが、そこに描かれているものは三次元のものなのだ。三次元のものを二次元にいかに落とし込んでいくかというのが絵画を生み出す者のテクニックということになるのだろうが、それがうまくいった時に「三次元の奥行きやかたまりというイリュージョンがうまく描かれると、驚きが生まれる」(p.106)ことになるのだ。その時に光をどう表現するか、色をどのように使うかという観点が生まれるようだ。
このように、特に絵画を観る時に重要なポイントを非常にわかりやすく示してくれるのが本書なのだが、最後の2章「第7章 人体を描く」「第8章 美術解剖学」になると趣が変わる。著者に言わせると、「人体もまた、構図の源泉」(p.194)ということだ。
実はこの最後の2章こそが著者の専門である美術解剖学を知る手掛かりとなると思う。
これを一言で言うのはむずかしいのだが、絵画をはじめとする美術作品を生み出したり、鑑賞する時に、人間などの生物の骨格など解剖学的視点が必要だということだけでなく、もっと作品そのものの存在の仕方を規定しているもの(それを、本書に則って言えば「構図」と言えるのかもしれないが)を分析する学問領域だと言えるのかもしれない。
最初に書いたように、絵画など美術作品は単に「いいなあ」と思えばいいのかもしれないが、その感動を生みだしているものが何かということを知るのもまた面白いことだと思う。

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2012/12/31 23:24

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2013/01/06 19:39

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2013/01/16 21:53

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2014/03/16 18:27

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