投稿元:
レビューを見る
アインシュタイン相対性理論というのは聞いたことはあるが、その内容に対して具体的には知らなかった。 どうしても、舌をペロッと出しているアインシュタインが浮かび、天才とバカは紙一重と言われるぐらい、親しみがあってが、この理論を読み進めていくと非常に難解なのが良くわかる。
投稿元:
レビューを見る
放映中のNHK番組のテキスト。相対論のエッセンス+アインシュタインの簡略伝記。
これ以上ないくらい分かりやすくて,番組とあわせて読めばかなり楽しいと思うのだけど,妻はいまいち興味がない様子。せっかく買ったのになぁ。 ま,娘や息子が大きくなったときのために,ダビングしたDVDとテキストは永久保存版にしておこう。
インフレーション理論に関して,佐藤先生のさりげない自己アピールがなんだかちょっと切なかった。
「自分の話になって恐縮ですが、この理論は私や、アメリカの物理学者アラン・グースらがほぼ同時期に独自に発表したものです。」(p.98)
同ページの脚注(アラン・グース)
「八一年、著者(佐藤勝彦)の半年後に発表した論文で、佐藤が『指数関数的膨張モデル』と呼んでいたものと同様のモデルを『インフレーション宇宙』と名づけ、これが一般的名称になった。」
誤植発見。pp.68-69
「相対性理論の正しさを証明するきっかけとなったのが、一九一九年五月二十九日の皆既日食です。日本でも今年の五月二十一日に皆既日食が観測され、世紀の天体ショーとして話題を呼びましたが…」
二個目は「金環」
投稿元:
レビューを見る
ありがたい。
こんなにまとめてくれて、しかもわかりやすい。
文系の自分は、自分で勉強したらきっとわからなかっただろう。
けれどもちょっとわかった。
アインシュタインの世界が垣間見えた。
物理学はやはりこの世界を紐解く鍵なのだなあ。
これを書いている佐藤勝彦さんはものっそい頭いいのだと思う。
理系の人の頭の中身こそ宇宙だと思う。
投稿元:
レビューを見る
NHKの「00de名著」シリーズの一つ。
私は理系の人間なので、何度も相対性理論の本は読んできている。
しかし正直理解できていない。
今回は、かなりわかりやすい解説がなされており、解説の絵もわかりやすかった。
しかしやはり難しい。
読んでいる最中はなんとく理解できているが、改めて考えてみるとまた悩んでしまう。
何度も読んで、テレビの放送も見ることで理解を深めて、理系の人間として相対性理論を自分のものにしたい。
投稿元:
レビューを見る
番組を視聴した後に読んだ。もちろん簡単に、ではあるが、理解したつもりになれた。そのまま家人に説明したけどすべての「なんで」を解決できなかったから、わかってない部分も多分にあるとは思うけど、ひとまずの好奇心と興味は満たされた。
投稿元:
レビューを見る
(2013.09.15読了)(2013.05.18購入)
何年か前に岩波文庫の「相対性理論」を読みました。分かる分からないにかかわらず、歴史的に重要な本に目を通しておきたかったので。
このテキストは、地元の本屋では手に入りませんでした。本屋さんがこのような本の読者はいないと判断して仕入れなかったようです。やむを得ず、amazonで購入しました。
相対性理論は、以下のようにまとめられます。(カラー扉より)
相対性理論は「時間と空間の考え方を根本的に変えた理論」である。
「動いているものは、長さが縮む」
「動いているものは、重くなる」
「動くものは、止まっているものより時間の進み方が遅くなる」
「重力の強いところでは、光は曲がる」
アインシュタインの「相対性理論」を読むよりこの本を読む方が、分かった気にさせてくれます。じゃあ説明してくれと言われてもできないところが残念なところですが。
【目次】
【はじめに】誰にでもわかる「相対性理論」の世界へ
第1回 光の謎を解き明かせ!
第2回 時間と空間は縮む
第3回 驚きのエネルギー革命
第4回 ゆがんだ宇宙 重力の正体とは
●太陽光(18頁)
ニュートンは、太陽光をプリズムに通す実験を行うなかで、光は無色透明や白ではなく、赤や紫など屈折率の異なる色の混合体であることを発見しました。
●光の速度(18頁)
デンマークの天文学者オーレ・レーマーが、それまで誰も測ることができなかった光の速さの測定に成功しました。彼は木製の周りを廻っている衛星が木星の影に隠れる「食」の時間に注目し、木星と地球の距離によって食の時間に変化がみられるのは、光に速度が存在するからだと考え、ついには光の速度を「秒速22万キロメートル」と導き出したのです。
(その後の研究で、秒速約30万キロメートルと判明)
☆関連図書(既読)
「物理学はいかに創られたか 上」アインシュタイン、インフェルト、岩波新書、1939.10.30
「物理学はいかに創られたか 下」アインシュタイン、インフェルト、岩波新書、1940.01.30
「相対性理論」アインシュタイン著・内山龍雄訳、岩波文庫、1988.11.16
「アインシュタインの発想」小野健一著、講談社現代新書、1981.06.20
「アインシュタインの夢」アラン・ライトマン著・浅倉久志訳、ハヤカワ文庫、2002.04.30
「アインシュタイン伝」矢野健太郎著、新潮文庫、1997.06.01
(2013年10月22日・記)
(内容紹介) amazon
時間は、それぞれ違っていい
20世紀における物理学の最大革命の一つである「相対性理論」。しかし、その有名な論文の内容を正確に知る人は少ない。今回のシリーズでは、アインシュタインが得意とした「思考実験」を軸に、高度な数式を使わずして本理論を紹介する。『100分 de 名著』初の理系モノ!
投稿元:
レビューを見る
番組も見ていないので何とも言えないが、文系人間にはやはり難解であった。
ある種禅問答でもあるような・・・。
こういうことを考えたり研究したりしている人がいて、それを支える人間の脳にただただ驚愕。
投稿元:
レビューを見る
繧ィ繝?そ繝ウ繧ケ縺後∪縺ィ縺セ縺」縺ヲ縺?k縺ョ縺?縺後?∽ス募コヲ隗ヲ繧後※繧る屮隗」縲ゅう繝。繝シ繧ク縺鈴屮縺??ゆク悶?荳ュ縺ォ縺ッ縲??ュ縺ョ縺?>莠コ縺後>繧九b縺ョ縺?縲ゅ?
投稿元:
レビューを見る
聞いたことはあるけど,どういうことかわからなかった相対性理論.とにもかくにも絶対的ではなく相対的なのだ.科学なのに相対的だから面白い.そういう見方があったんだ,と一つのひねりを加えてくれる.うん,中身はなかなか難しかったな.
投稿元:
レビューを見る
ここまでわかりやすく相対性理論を噛み砕いて教えてくれる本は初めてです。さすが、佐藤勝彦さん。「相対性理論から100年でわかったこと」も素晴らしかったけど、こちらはより一般大衆向けで、数式はほとんど使わずに、思考実験(頭の中での実験)を中心に、理論の概要を教えてくれます。アインシュタインの人生の紹介に著者の彼に対する尊敬の念が感じられるのもまたいいですね。