紙の本
安売りの哲学焼き鳥編
2020/08/08 11:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
1985年に1号店を開店後、焼鳥業界のマクドナルドを目指し、東名阪を中心に至るところにある焼鳥店の鳥貴族の創業者が語る安売りの哲学本。串打ちはアルバイトが開店前に手作業でやっていることが味の違いとして出てくることやメニューを絞りスケールメリットをとること、コストのかかる炭火焼はやらないことなどかつての280円均一を実現するための手法は大変勉強になる。
投稿元:
レビューを見る
全品280円均一という居酒屋鳥貴族。
最初はチェーン店ということで敬遠していたのですが、お店で一本一本串打ちされているということを聞いて興味をもつようになって、
それ以来安いとということもあり時々鳥貴族を使うようになりました。
280円なんですが、なかなか美味しいんですよね。
この本では
第一章で信念・価値観、
第二章で低価格で提供できる仕組み、
第三章で人づくり
そして第四章ではそれらを維持して店舗展開する秘訣について記されています。
飲食関連の事業をされている方はもちろん、
それ以外の業界の方でも応用出来る原理原則のようなことが書かれています。
ここに書かれていることだけが答えではないと思いますが、参考になるお話が満載でした。
鳥貴族の店員さんとこの本についてお話したら
本も280円にしたらよかったのに言われて
笑ってしまいました(笑)
投稿元:
レビューを見る
280円に込められた志に感動しました♪
強みを生かしてひたすら集中!
人としての当たり前を当たり前にやる自分で在ります♪
投稿元:
レビューを見る
焼き鳥も含めたメニューの全てを280円で提供し、1000店舗を目指す鳥貴族の理念と方針が社長の言葉で書かれており、なるほど、と頷くところの多い本。
簡単な言葉で書かれているので、読みやすかった。
そう言えば、最近『トリキ』に行ってないので、飲みに行きたくなりました(笑)
投稿元:
レビューを見る
国産で、店舗で串うちして280円にできるのはなぜか?
それは取捨選択していることと、280円で大きく利益をだそうとしていないこと。
捨てたものとして炭火焼が挙げられる。これは焼き鳥の良し悪しを決めるような印象を持たれがちだが、実際には機械でも再現可能。見栄を捨てた。
また、串うちは専門のパート(開店後の店員とは別)がいて店舗で串うちしており、分業による効率化を図っている。
また、多角的経営をしないことや本社のコストカット、メニューの絞り込みなども行い、焼き鳥とサービスの質ができる限りあげられるようにしている。
個人的に驚きだったのは、村さ来が居酒屋チェーンの走りだったということ。
投稿元:
レビューを見る
大倉さんは語口が柔らかく、経営哲学がしっかりしている素晴らしい経営者だと思う。あえて単一の業態で勝負している会社だがなんとかコロナ禍を乗り切ってほしい。
投稿元:
レビューを見る
マクロ経済的にはよろしくないかも知れませんが、一つの企業理念として芯が通っている点は共感できました。また、現在のように不確実性が更に増し、原材料が高騰化してる状態ではなかなか難しいという、飲食業の問題点も浮き彫りになりました。