電子書籍
エピローグ
2017/04/25 22:10
9人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
テロ殲滅後、公社が反政府組織にされそうになったのはひやりとしましたが、とりあえずは良かった。
リコの死は一年後というだけでしたが、ジャンが生き残っただけで彼女は満足だったでしょう。
アレッサンドロとペトラも完全に恋人同士みたいになってたので、ペトラががんになった後どうなるのかと思いましたが、彼女の遺言でロッサーナの所へ行ったみたいだし。
しかしヒルシャーがあそこまで考えていたとはびっくりした。
紙の本
とうとう完結
2015/08/27 09:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモサンマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
人種問題や人権についての複雑な背景を描いた作品ですが、しっかり完結させてくれたと思います。いろいろと考えさせられる作品です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
スペランツァに、トリエラが母と呼んだラシェルのような慈愛と頭脳が、血のつながりが無いにもかかわらず発現していた。これは希望が繋がった証であり。まさに奇蹟だ。
電子書籍
この世の希望とは
2019/08/08 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伝奇羊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会福祉公社側もテロリスト側も純粋な私情私怨に追い立てられるように宿命の対決を迎えた後、描かれる希望の光はあまりにも頼りなさげで小さく、慨嘆を禁じ得ません。死は誰にでも訪れるものであるがゆえに普遍的なテーマたり得るわけですが、人が死してのちなお残る希望とは何であるか、深く考えさせられます。結末の場面、あの激しい戦いから20年以上を経ている計算になりますが、果たしてその時この架空のイタリアはどんな状況になっていることでしょうか。とにかくすごい物語でした。
投稿元:
レビューを見る
ぅばぁぁあああ!!!!
トリエラァァー!!!
生きてるとっ信じてたのに…orz
トリエラファンとしてはスペランツァの精子提供者が気になる。
投稿元:
レビューを見る
義体である少女達の戦いはようやっと終焉を迎え
一人また一人と短命な命を散らして行く。。
その中でトリエラの魂は生き延び世界はけっして救いようの無いものじゃないと言ってくれた事にホッとした。。。
いろいろ言いたい事も多いけど、敢て何も語らないのが良いのかもしれない。。
でもこんなに綺麗に終わってくれて良かったです。。
ありがとうございました、お疲れ様です。。
投稿元:
レビューを見る
もしかして一発も弾丸が飛んでいないのかな?思わぬところから希望が生まれ、静かに物語が閉じられました。読んでて良かったと思いました:;(∩´﹏`∩);:
投稿元:
レビューを見る
この作品も長かったなァ。長く、濃い群像劇だった。青春群像劇、ではないけど、愛情群像劇って感じ。
not恋愛、but愛情。
サンドロ、ペトラ組が一番素敵だし、好きだった。彼らの話だけで、フィルムの切れかけた映画を観てるような清しさみたいなのがあった。
『瀕死の白鳥』は組曲『動物学的大幻想曲』の中の一片だけど、なんだか無性に聴きたくなってしまったので、いまCDを引っ張り出しています。
投稿元:
レビューを見る
この物語は、前提のテーマに「罪」を置いたのだろう、と思う。では罪とはいったい何なのだろうか。人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。罪業にいつか解放はあるのか。そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。落としどころは、どうしても悲しい。半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。
投稿元:
レビューを見る
長い間の連載おつかれさまでした。
それぞれの結末、そして、希望。
ところで、トリエラの卵子はどういう形で希望になったのだろうなんてのは野暮な疑問か。
投稿元:
レビューを見る
相田さんお疲れさまでしたそしてありがとう。
リコの写真飾ってるジャンさんに涙腺が....トリエラへのヒルシャーさんの想いがまさかあんな形で残るとは感動的。
投稿元:
レビューを見る
昨年末の購入後色々とあって今頃になって読了。
登場人物全ての「めでたしめでたし・・・」にはなるはずのない物語。
それでも未来と希望を感じさせながらキッチリと終わらせてくれた作者に感謝。
最終話は必要だったのかどうか・・・。まさに”希望”そのものかもしれないし、”蛇足”なような気もする・・・。
ラスト近く、ピノッキオが出てきて自分でも何故だかわからないけど嬉しかったなあ・・・。
とにかくお疲れ様でした。
投稿元:
レビューを見る
終に完結!!
救いがあったのかは、解らないが残された少女たちは穏やかな最後を迎え、最後に希望が残りました。
投稿元:
レビューを見る
間違った形で生まれた少女たちと、それを生んだ大人と、与えられた環境の中で少女たちが罪深い方法で生きていても、未来を紡ぐ希望はあってどれだけ間違えても未来へ紡ぐ事こそが人が生きる理由なのだと思う。
いくら道を間違えても、いくら罪を背負っても、希望はいつでもあって、それを見出せば世界は捨てたものじゃないんだよ、という力技を読ませてもらいました。
相田先生、お疲れ様でした。
投稿元:
レビューを見る
一巻からずっと追いかけてきた作品なので、終わるのはとてもさみしいのだけれど、丁寧なラストで良かった、という思いも強く。義体のそれぞれに、作者からの愛情を感じる最終巻ではないかと思います。
出遅れて特装版が手に入らなかったのだけれど、ほしかったなぁ(笑