紙の本
シュールの極み。
2015/10/26 14:21
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やぎのさくらちゃんとショコラが一緒に暮らしているおじいさんの目玉が、くしゃみで飛んでいってしまって2匹は目玉を探しに旅に出る。目玉が飛んで行ってしまったところからしてシュールな設定なのだが、全編独特のユーモアが利いたテイストに満ちている。
ショコラがおじいさんに手紙を書く場面で「さくらちゃんは、かみをたべたくてしかたありませんでした」と地の文にあるなど、絶妙な間合いのおかしみを感じた。
各地を回った2匹はついにおじいさんの目玉を見つける。が、そこで…。「えええ!?」と言いたくなるような結末が用意されている。そんなことになっちゃうの?それでいいの?と目を剥いた。意表を突いた結末は、でもまさしくこの絵本にぴったりな気もする。
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西加奈子さんの絵も文字も好きなので手にとったけれど、わたしはこの絵本に魅力を感じることができませんでした。クレヨンで描いた絵の上にある印字された文字はとても読みづらかった。子どもが描いたようなクレヨンの手垢みたいなのは好きだけれど、全体的に汚い印象が拭えない。
渋谷にあるヤギのいるカフェのヤギがモデルの絵本でも、中身が空っぽすぎて個人的にとても残念な作品でした。
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えっ(・ω ・;)!!!・・・・・ええええええ~~っっΣ(・ω ・`|||)!! さ、さすが西さん。一筋縄ではいかない感じねっっ!あらやだっ!さくらちゃんとショコラちゃんのしゃべり方がうつっちゃったわっwww
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小説家で有名な西加奈子さんの絵本。やぎのさくらちゃん
とショコラちゃんは、人間のおじいさんと仲良く暮らして
います。ある日おじいさんがくしゃみをすると、なんと目玉が飛び出して行方不明に。二ひきは目玉を探す旅に出る、という始まりからなんとも奇妙ですが、彼女独自の世界に引き込まれます。
広報いわみざわ(2013年2月)
わくわく図書館「この1冊読んでみませんか」より引用。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/
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「きいろいゾウ」の作者西加奈子さん作とのことで、
(ムコさんとツマさんの映画化された・・・
水野敬也氏の「夢をかなえるゾウ」じゃないほうです)
相当興味を持って読んだせいか
・・・シュール過ぎる。
これを3歳児に見せるのはちょっと勇気がいるな。
クレヨンで、大人が喜ぶような生命感にあふれた絵を書く子に育てたいなら、
いい影響を受けるだろうと思う。
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さくらちゃんのよだれに注目してください。おじいさんのめだまを探しに行くという、なんとも奇妙なテーマなのにほっこりします。
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『サラバ!』を読んでから読んだのでなるほど、と思えた世界。「ティラミス~」、とかサトラコヲモンさま、に通ずるかな?
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中古購入
装丁が特殊で気に入り買ってみたら
いやはやシュール(笑)
大人が読んでも好みが分かれるのでは?
これ子どもに読んでどう感じるのか
というか 意味わかるのか?
いや 意味あるのか??(笑)
でも私がシュールなものが好きなので
楽しんで読んでいると
子どももどうやら楽しいらしいと
察したようで大ウケ
とにかく さくらちゃんがいい味出してる!!
有名な小説家さんだと気づいたのは
つい最近
子ども向けの絵本ではなかったんだなぁ
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エ〜〜〜たべちゃった、、
「なんか、よかったね」というフワッとした終わり方◎
さくらちゃんずっとヨダレ垂れとる
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にしかなこさんの絵本。まぁなんともダイナミックなタッチ。
大胆不敵な主人公はやぎ2匹、ショコラちゃん(左の黒毛)とさくらちゃん(常によだれが垂れつつ糞も排泄中の白毛)の見事な対比。そしてこの2匹の無表情さが醸し出す雰囲気とマッチしたシュールな物語。急にぴゅーんとおじいさんの目玉が飛んでいき、2匹のやぎの目玉探しの旅は始まった。
ラストのおじいさんの優しさには感涙必至…なわけないだろ!その例の渋谷の桜丘カフェの看板やぎとのビジネス提携だろ!なにせ写真集も発売されてるぐらいだし!
まぁそれはありきでも笑えました。(笑)