紙の本
男たちの友情が良い
2023/11/07 10:51
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投稿者:kunkun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の自伝的な小説。出てくる人物がみな魅力的で、別れもありますが新たな出会いもあり、私もこんな人間関係が欲しいなとうらやましくなりました。長編ですが、すっと読める作品です。
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著者を中心にした群像劇というか、てんでんばらばらに生きてきた曲者たちが、いかに出会い、影響し合いながら酒呑んで大騒ぎして好き勝手に生きてきたか。おおよそ年代順に、さまざまな人々の幼少時から語っていくけれど、例によってあちらにいったりこちらにいったり。年表に沿って進めているので、大きな脱線はないけれど、会社を作ったり、宴会したり、居酒屋でごろごろ寝起きしたり、キャンプして焚き火したり、敦煌やパタゴニアまで取材旅行したり……やっていることはいつものとおりなんだけれど、それを関係者すべてについて網羅していこうとするので、なかなか大河な雰囲気です。
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著者椎名誠の個人的な述懐小説?新宿を舞台に繰り広げられた愛すべき男たちの実録大河バカ小説。著者曰く「沢山のバカいっぱい小川小説」。
この本は自分のようにシーナマコトの本をたくさん読んでないとシーナの真髄を理解できず、楽しめないかも?
でも、バカ面白いから読む価値アリ。
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ひどい。ひどすぎる。
「哀愁の町に~」から連綿と続く自伝小説のはずなのですが。
ペース配分も何も考えていない、取材は人任せ、小説の体を成していない。
こっちも惰性で読んでいるのだが、酷いよねー。作家の仕事じゃあない。主たる登場人物で「デブの天野」って出てこないよね。金貰って書いている以上、しっかりして欲しいよね。
まあ、野田さんは切り捨てられているしね。
解説も読んでいてなんか気持ち悪い。
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どんなことでも思いたったらさっそく行動、そしてそれに付き合ってくれるたくさんの仲間。こんな毎日だったら楽しいだろう。うらやましい。
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『哀愁の町に霧が降るのだ』系列に分類される作品。『小説時代』に2007年~2009年の間連載されたもの。登場人物はすべて実名、出来事は実際に起きたこと。椎名誠の遊び仲間や、映画・テレビ・雑誌の連載など多方面で彼をサポートしてきた縁の下の力持ちたちが、どのような紆余曲折をへて『新宿遊牧民』というひとつのテーマというか、ある目的のために偶然といえば偶然、あるいは半ばかなり強引・強制的に集結していくか?が描かれている。ある意味このシリーズの総集編的な話でもあるので、あらかじめ過去の作品を読んでおいたほうが、より楽しめるだろう。池林房こだわりの生ビールは一度でいいから飲んでみたいものだ。
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ほとんど著者の懐かし話で占めていたような…なんというか、述懐する感じで物語が進んでいくので、物語という感じがしないですねぇ…やはり著者に昔話を聴かせられているような、そんな気分になりましたね。まあ、つまらなくはないのですけれども、元々シーナファンだった人にしか面白く感じられないかもしれませんねぇ…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなマッタリした話の中にもファンにとっては嬉しいエピソードが一つや二つ、入っていたような気がします。たとえば「本の雑誌社」の創設時の話とか…貴重なエピソードだったかと思います。
ヽ(・ω・)/ズコー
後はまあ、いつものシーナ氏のノリで…それにしても椎名氏、世間からは老人と目されていてもいいようなお年なのに、精力的に活動されていますねぇ…それもこれもすべて「楽しいからっ!」といった単純な理由だからこそ、できることなのでしょうか…仕事で嫌々ながら…とかだったら絶対にここまで精力的には動けないでしょう…などと思いながらさようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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大人になっても何か面白い事はないかって常に探求しているシーナさん素敵だなぁ。そしてそこに集う友人達。みんなすごい肩書きがあったりする人なのに子どもみたいにさすはしゃいでるのがいい。
シーナさんの人柄がにじみ出ていてとても良かった。仲間を大切に思っていることが行間からあふれでてきて、だからこそシーナさんの鶴の一声でみんなが集うんだね。
ゲルの件は笑っちゃう。せっかく苦労したのにね。
いつの日かまた!!