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大いなる眠り

大いなる眠り みんなのレビュー

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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.0

評価内訳

31 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

マーロウものの長編第一作、新訳

2016/09/23 15:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩漬屋稼業 - この投稿者のレビュー一覧を見る

マーロウの留守中に彼の部屋に忍び込んでいたカーメン・スターンウッド。
マーロウは怒りを抑え、依頼人の娘を追い出す。そして
「私はからにしたグラスを置き、めちゃくちゃにベッドをぶちこわした」
抑えていた怒りの爆発、
双葉十三郎訳で本書を読んだ時に最も感応したシークエンスだ。
それが本書、村上春樹訳では、
「私は空になったグラスを置き、ベッドから一切の寝具を荒々しく剥ぎとった」(p.213)。
あら、ベッド壊さないんだ。
マーロウものの長編の中で、『大いなる眠り』だけ他と違う勢いがあるような気がしていて、
それはマーロウがまだ若いからということなのかと思われたいたが、
双葉訳に負うところが大だったのか。

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紙の本

大いなる眠り

2013/01/13 02:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ホームズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の訳はソフトな感じがして読みやすい(笑)創元推理文庫版は少し読みにくい感じだったけどこちらはいい感じ(笑)映画の『三つ数えろ』が好きなので色々場面が頭に浮かんできた(笑)何回読んでも最初の「背が高いのね」って所の映画との違いが好きだな(笑)これで新訳は4作目であと3作あるな~(笑)楽しみだ(笑)

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紙の本

シリーズ第一作にしてひたすら描ききったマーロウの魅力

2013/03/30 18:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん  - この投稿者のレビュー一覧を見る

チャンドラーを読んでいる読書人ならおそらくだれもが知っている有名なセリフ。
女がマーロウに尋ねる。
「あなたのようにしっかりした男がどうしてそんなに優しくなれるの?」
マーロウは答える。
「しっかりしていなかったら、生きていられない。優しくなれなかったら、生きている資格がない」(『プレイバック』より)。
切れ味が抜群でしかもしなやかで甘い。言われた女は痺れるだろうねぇ。でも女性の読者はどう受けとめるのかな。むしろ男が惚れ惚れするのがチャンドラーの生んだフィリップ・マーロウだ。

私立探偵フィリップ・マーローシリーズ第一作!

冒頭、拳銃と暴力を身にまとった探偵がとてもおしゃれなスタートをみせる。
カッコイイのだ。レトリックをふんだんにちりばめた流麗な文体である。感傷的で、キザで、バタ臭い、照れ屋で、自嘲的なしたたかさがのぞいている。居直りが効いている。日本では双葉十三氏訳が1956年に出版されたのだが、日本人のタイプにはなかったこの底知れぬキャラクターがどれだけ当時のミステリーファンを魅了したか、一世を風靡したか、まだハードボイルドに馴染んでいなかったわたしには想像するしかない。

『大いなる眠り』でも魅惑的な女性が登場する。色仕掛けか本音か。彼女等はマーロウに言い寄る。あるいは言い寄りはしないけれど秋波を送るそぶりを見せる。大概は悪女である。高慢ちきな女である。だからだろうか、いや日常的にもマーロウは女性には距離を置いている性質なのだ。据え膳食わぬは男の恥なんて品のない接触はけっしてしない男なのだ。マーロウの場合、深いところで心の通じあいがうまれる相手は男なのだ。友情とか信頼とか恩義とかがそれとなく渋い。今回は死に掛けている大富豪ガイ・スターンウッド、地方検事局捜査官バーニー・オールズ、市警失踪人課のグレゴリー警部とふれあいがそうだ。マーロウの男っ気に惹かれるのはわたしばかりではないだろう。

ある女といかにも性的ななにかが起こりそうなドライブシーンである。
「ところどころの窓が黄色く染まっていたが、ほとんどの家は明かりが消えていた。海藻の匂いが海からやってきて、霧に重なった。大通りの湿ったコンクリートの上で、タイヤが歌うような音を出した。世界は濡れそぼり、空っぽだった。………初めて彼女が口を開いた。彼女の声は、まるで奥深くで何かがうずいているみたいに、くぐもっていた」
どうだろう!この美しく妖しげな文体は。語りが一人称であるからこれはマーロウその人の心象風景であり、だから彼は魅力的なのだ。

『大いなる眠り(The Big Sleep)』は1939年に発表されたチャンドラーの長編第一作。最近になってチャンドラーをいくつか読んでいる。これは初めて読むのだが、シリーズ第一作から共通した魅力があふれていたことがわかった。「暴力・行動力」と「知性・感性」の異質が同居する。当時の格差社会に対する痛烈な風刺。人間の心理をえぐる巧みな比喩。孤高の美学。私立探偵としての職業意識。現代に通じる故の共感。誇張あり逆説ありディテイルが加わった雄弁である。

チャンドラーはこの醍醐味だけで充分堪能できる作品なのだが、完成度が高いとされる『ロング・グッドバイ』や『さよなら、愛しい人』とあえて比べれば、ストーリーの展開に滑らかさが欠けるところがあって、そのためにわかりにくい作品という印象を持った。途中何回か読み直したが消化しにくく、これも歳のせいかと嘆息したのだが、「訳者あとがき」によれば「それにしてもややこしい」のだそうで、わたしの脳の衰えだけではなかったとホッとした。

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2013/02/07 09:40

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2013/01/10 20:41

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2014/09/06 15:54

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2013/04/29 12:09

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2015/01/11 23:39

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2014/05/29 10:30

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2013/02/03 09:22

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2013/08/30 23:31

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2013/03/02 15:59

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2013/04/22 22:53

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2013/06/03 13:19

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2015/06/11 20:39

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