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昼メロみたいな。
まぁストーリー的には嫌いじゃないけど、文章がところどころおかしくありませんでした?
句読点の使い方もヘンというか・・・読みにくかった。
内容よりもこういうのが気になっちゃうのよね。
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始まって数ページでオメコという言葉を使うあたりが、読み終わってみるとあざといな、と思う。女が五人いればそれぞれに別の広大な深淵がこんなふうに広がっていてもなんの不思議もないけど、お話としてはちょっと無理があるように思う。
デビュー作はこれから読むけど、オトコの性愛についても記しているものにも挑戦してほしいですね。
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新聞の広告を見て気になり、読んでみたが微妙だった。読み始めてすぐは面白いなぁと思ったがいきなり、下品な性描写でドン引き。言い方は悪いかもしれないが官能小説かと思うくらいの内容。
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女子大のゼミ仲間五人、それぞれを取り囲む環境と人々。そして、表の顔と裏の顔。
繰り返される「京都は山に囲まれた……。」「この山は……。」の表現。囲われているのか?守られているのか?行き場がないのか?井の中の蛙なのか?スモール・ワールドの長なのか?
帯の端の『女の性に迫る官能ミステリ。』とは、「そうだったのね。」的にやって来る。
そして、最も「いけず」だったのは……。これが誰なのかでこの作品の評価、感想は変わるだろうな。
自分はベタに
深見教授
と
松尾典孝。
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前作から、構成が格段にうまくなってる印象。最後のオチもよかった。おもしろかった。女性五人の人物造形もうまい。
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京都の大学ゼミで一緒になった5人の女たちが、教授の葬式で、
出会う。34歳になった彼女らのそれぞれの性と心の葛藤のお話。
女のドロドロしたところがもう少しあるのかとも想いましたが、それはなかったな。みな、表面だけとりつくろって、自分なりの幸福を探している。
誰でもいい、男に抱かれ続けるのが好きな女。
主婦で幸福な家庭にあるのに、どこか不満で、エロブログで自分を偽る女。愛情ではなく、性の欲望の価値観が同じ男と結婚した女、自分は特別だと思って生きてきたのに、年齢を重ねるうちに落ちていった女。
たぶん、異性を愛することができないさびしがり屋の女。
いろんな女の性、と人生が描かれていました。
山に囲まれた古都、京都から逃れられない、そんな思いをそれぞれが抱いているようですが。
性描写はありますが、もう少し艶っぽい感じで書いてほしかったかなぁ。っていうか舞台が京都だから、そう思うのだろうけれども。
翠、のそのさびしがり屋ゆえの、人を不幸にさせようみたいな策略が物語の中になかったら、きっと、つまらない物語になっていただろうな。
しかし、これ、周囲の人たち、みな、性的に妙な人が集まりすぎていませんか? 小説の設定としてはどーよ、とかそんなところに突っ込みはいれたくなりましたが、女の表裏がおもしろかったです。性描写が苦手な人が避けたほうがいいかも。
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確か、何かの書評で読んで興味を持ったんだったように思う。
特にどうと言うこともなかったかな。
最初と最後の絵奈子のエピソードについては、
結構良かったとは思うけれど、
他については、変態的要素がどんどんアップしちゃって、
どうも受け付けなかった。
女が持つ欲のかたちを巧く表現しているとは思ったけど、
まあ、ここまで極端になると、同調は出来ないなあ。
描写も官能的っていうのとはちょっと違うように感じた。
皮肉というか、冷徹というか、突き放した印象を受けた。
所々には痛くついてくる文章もあったりするんだけど、
まあ、今一歩と言ったところか。
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性・愛・結婚・幸福をめぐる30代半ば女性の複雑な思いを、5人の女子大同窓生に仮託して描く。京都の土地柄・女子大の校風もそれに重ねつつ、うまく話が作られていると思う。ただ、5人の登場人物のおかれている状況は様々だが、その性向というかキャラクターは意外に似通っていて、女は皆が皆そうではないでしょう、という気にもなる。まあ、ひとりの女性が、その置かれた立場によって、様々な人生を歩む可能性がある、と読めばよいのかもしれないが。あと、278頁から300頁の9行目まではない方がよいと思う。
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深見教授の相手に焦点を当て過ぎているため、最終章の展開に無理がある。そこまで人間関係を複雑にすると興ざめしてしまう。
家庭をもって一般的な幸せを築いても、又、女が手に職を付けて充実している様に見えても、小さい頃から美人と持て囃されても、それぞれがお互いを羨ましがったり妬んだり無い物ねだりは女の特性ではないだろうか。登場人物の女達の性癖は小説ならではあるが、女というある種の面倒臭い生き物が自分も含め嫌になり、もっと、さっぱり生きて行きたいと思った。しかし彼女達の感情は30代という中途半端な年代ならではのものだろう。
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京女それぞれの生き方が面白かった。
不協和音を奏でながらも
行動を共にしている五人を、端から見ているような
感じでした。
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恩師の葬儀に卒業以来十数年ぶりに集まった翠、里香、絵奈子、唯、愛美の5人.それぞれの卒業後の生活が語られるが、皆さん実に奔放だ.少し悲しいのは愛美の例だ.美人でもてはやされながらうまく気流に乗れなかった.最終章で絵奈子に語られる里香の夫・典孝の話は驚きだし、一連のストーリを締めくくるのにふさわしいものだと思った.
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これはいいなー! 女ってコワいわぁ~w 私が思う官能ってもとはちょっと違うけど、これはかなりおススメ♪
おススメする相手は選ばなきゃだけどww
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2016.1.12 読了
すごい話だった。。。
京都が舞台。
大学のゼミの教授が 亡くなり、
そのお葬式で 卒業して12年振りに
ゼミの仲間が 久しぶりに会う5人の女たち。
その後の それぞれの生活。
かなり きわどい表現ありで、
この作者さん 初めてでしたが、
他の作品も読んでみたいかも。。。
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ある女性が「女は満足なセックスができれば、人生の70%は満たされる」と言ったことを思い出した。登場人物は五人五様、どこか満たされない性を抱えている。ここで描かれる性的欠損感を持った女性の陰湿さ・陰険さはリアル過ぎて怖い。ねっとりとした性描写も素晴らしい。
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5人の女性の生き方がうまく絡み合って物語の展開としては面白い。
花房観音の本を読んでみようと思わせられる。