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<経営理念が組織に浸透し、実践されない理由>
・みんなが「理念」という言葉の意味を知らないから。
・ついつい美しい文章を作成してしまい、ありふれた文言になりがちだから。
・社員の共感を呼ばない経営理念は、会社の業績を伸ばさない。
<「存在意義」を見える化する>
・理念とは、根底にある基本的な考え方。
・経営理念を「当社は何のために存在しているのか?」という文章、存在意義におきかえてみる。
・存在意義は、社長にとって一番大切なものにする。
・存在意義は最初に作ってから十分寝かせて絞り込んでいく。
<存在意義以外の「こだわり」を見える化する>
・存在意義以外の大切な思いを「こだわり」として見える化する。
・「こだわり」とは、存在意義を体現するために社長がこだわっていること。
・「こだわり」をみんなで実践することで、存在意義が体現されていく。
<「この指止まれ経営」はこう実践する>
・存在意義とこだわりに共感する社員だけ会社に残す。
・合わない社員には卒業してもらう。そっちの方が双方にとって幸せだから。
・社長に全部同意する人だけ残すのは、カリスマ経営。社員が自分で考えなくなる。
・社長の一番大切なものに共感する人だけ残すのは、「この指止まれ経営」。社員は、一番大切なもの以外は自由に考える。
・「この指止まれ経営」をすると、お客さんも会社の存在意義とこだわりに共感する人だけ自然と集まってくる。
(レビュー)
日経新聞で何度も広告されており、気になったので購読。
しっかりしたフィロソフィー、存在意義、原理原則がある企業の方がそれらのない企業より強い組織文化を創るし、業績もよい。同じように個人でも存在意義、原理原則がある方が、社会に対する影響力、リーダーシップが強くなる。私生活でも、キャリアでも、自分の社会における存在意義を考え抜いた方が、弾む。