紙の本
時が流れないとわからないことがあるんだ。別の場所から見ないと見えないものがあるんだ(by夕士)
2014/06/15 09:42
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻は夕士の高校3年生1学期から夏休み明けまでが描かれていますが、何と言っても夏休みの大事件がメイン。とにかく77ページからは怒涛の展開が待っています。
遂に、夕士が本領を発揮。葛藤と闘いながらも、勇気が試されながらも、能力を駆使し悪党どもを退治します。最後の「ほっぺにチュー」のくだり(220ページ)は、電車の中で思わず吹き出してしまいました。
さあ、いよいよ残り2巻です。ラストに向かってどのような展開が待っているのか、楽しみです。
紙の本
カバーが可愛いです
2013/11/29 23:17
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投稿者:梨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期間限定!コミックイラスト着せ替えカバー版を購入しました。
まだ中は読んでいませんが、表紙は可愛く良かったです。
電子書籍
妖怪アパートの幽雅な日常8
2023/09/15 15:43
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投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕士が進学すると自分で決めました。周りの大人達が優しく見守っていて良かった。始めは遠足で楽しんでいたのに、夏休みには本当の事件に巻き込まれます。プチの事、事件が起こって直ぐプチを使えなかった訳を話すシーンが良かったです。
電子書籍
高三の夏休み
2020/01/26 18:46
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕士高校三年の夏休みに遭遇した事件
偶然街で出会った千晶先生と夕士と田代たちはアンテーィック・ジュエリーの展示会へ行き、そこで青木先生のシンパの女生徒二人と共に強盗の人質にされる
「プチ」を使えば犯人をやっつけられるかも知れないが、「プチ」の秘密を暴露することにより起きることへの恐怖に迷う夕士
千晶先生と夕士が大活躍した事件でもある
青木先生の言動が常道を逸している域に入ってきた気がする
シンパが起こした事件を、千晶先生と夕士が無かったことにしてきたのも良くなかったんじゃなかろうか
理不尽に思う青木先生の言動も「話を聞かないから係わるとめんどくさい」と、黙って来た結果とも言えるが、誰も言語が通じない相手に理解してくれるまで努力しようとは思わないとも思う
どれほど他の部分で教師として優れていようと青木先生は教師失格だろう
係わる生徒(シンパを含め)が最終的に不幸になる気がする
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
千晶は登場からずっと目立つなー。
作者のお気に入りなんだろうな(?)。
わかる意見ではあるけど、多少押し付けがましさを感じてしまわないでもない。
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大人気!妖怪アパートの幽雅な日常第8巻!
今回のメインの舞台はジュエリー店。
主人公・稲葉が進路を変更してから勉強に明け暮れていたある日、偶然学校の教師や女友達に出会い、仲良くジュエリー店へ行く事に。
しかしそこで強盗犯に捕まってしまい主人公たちはジュエリー店へ残る事になったが、彼らは決して諦めずに自力で脱出する事に成功する――。
運命、という言葉が作中に何度も出てきたが、私は運命というものは存在していると考えている。人生の道を歩んでいる時に必然的に何かと道が繋がるのだ。今回の話がまさにそうだ。『もし主人公がこの日に外に行かなかったら』から始まり、『もしこの道を通らなかったら』『もし特別券を持っていなかったら』など、偶然にしては重なり過ぎている。こうした事象が、私は必然的に起こり"運命"と呼ぶのではないかと思っている。
妖怪アパートにはいつも色んなことを教えてもらっている。自分が乗り越えたいと思わないと壁は乗り越えられない、無意識下に相手を見下すのは自分が逃げている証拠。確かにそうだと思った。
私は自分の人生を暗く重たいものにしたくない。当作の主人公のように、苦しくても辛くても、立ちはだかる壁を乗り越えて明るく輝く道をひたすら進みたい。
その願望を現実のものとするために、私は一日一日大切に、有意義に過ごそうと思った。
第9巻の文庫化も期待している。
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遅読に定評のある自分が一瞬で読み終えてしまった
今回もテンポよく
でも冒頭にあるこれまでのまとめ的なものはなんだったんだろう
ページももったいなかったし時間もちょっともったいなかった
作者の思惑通りかわからないけど
青木シスターズには始終イライラさせられた!
いったいどうしたらいいんだろう…解決策がわからない
終盤学園祭で思い出したけど
稲葉の部活にも確か一人厄介なのがいたよね
辞めたっけ
青木ーズに入ったんだっけ
今回はついに稲葉がプチを
人前で使う機会が訪れてしまう
どんなに達観していても稲葉だってまだ高校生
揺れる心の、その先には…?
千晶のような極上の男というものを
自分も見てみたい
でもこれだけは譲れない
千晶の髪型はクルクルとパーマがかかってて欲しい…!!!
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今回も心から楽しませていただきました。
『社会生活に直接役に立たなくても、「心を豊かに」するものに関わりたい』
恥ずかしながら、そういう考え方もあるんだなぁ…
と気付きをいただきました。
役に立たなくてもいいんだ。
それが心を豊かにすることもあるんだ。
そう思うだけで、自分のこれからの選択に少し余裕が持てそうな気がします。
子供にもいつか読んでもらいたいなぁ。
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大人として、どうありたいか、をしめしてくれる。やさしさを履き違えないようにする、とか、自己犠牲の後のことはどーすんの、とか。
子供を子供扱いしないっていうのはほんとそうだ。わかってることは多いはずなのよね。大人はそれをわすれがちなのだ。
子供をターゲットに話をするんでなく、ある子に焦点をあてて行動しなくちゃね。
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人生は長いし、世界は広い。世の中は不思議なこと、愉しいことであふれていて、学校だけが世界じゃない。その気になれば自分の周囲にいくらでも見つけられるんだよと教えてくれるシリーズの8冊目。ぜひとも中高生のうちに読んで欲しいですね。
さらさらっと読めて面白い、妖怪と妖怪に負けず劣らず人間たちが住んでいるアパートに住むことになった高校生の成長譚。
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強盗事件に巻き込まれる夕士や千晶、姦し娘、青木の信者2人。
この回は一番人間の弱いところと強いところが対照的に書かれていると感じました。
「一人だけ助かりたい」と思ってしまった香川さん、「拒絶されるかもしれない」恐怖と戦いながらプチを使ってみんなを助けた夕士。
一番ドロドロとした回のように思えます。
でも、光射すような場面も多々あり、夕士を受け入れる千晶や
最後の黒田さんの「仲間じゃなくて友達が欲しい」と言った瞬間の微笑みが頭にくっきりと想像できました。
乗り越えた黒田さんに幸あれ!
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今回の様に、妖怪や幽霊などが関わっているのではなく、人間が起こした事件に巻き込まれると、遭遇する危険や心理的な葛藤の質が変わってくる。
人間が起こした事件に異能力を持つ夕士がとる行動が見どころ。
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子供向けなので読みやすく、関心させられたり考えさせられるセリフを主人公が言ってくれる。今作は事件が起こり、動きがありました。が、どうにも同人的なノリになるのはとても残念。普通に師弟や友達で良いと思うんですが。
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さらっと読めてすーっと沁みる今回もそんな感じでした。
これまでアパートの大人たち(長谷含む)と話してきたことを夕士が身を持って感じた体験をする。たぶん、頭ではわかっていても体感としてわからなかったことが、体験を通じて身になっていくっていう感じ。
だから、これまで話してきたことと同じことを千晶に言われた時に泣けたのだと思う。
それは実感が伴った涙なんだろう。さらに千晶に受け入れられたという喜びでもあったんだと思う。
拒否することは簡単で、受け入れる事は難しい。それを夕士がわかっているから起こった葛藤だ。
今回、千晶の従兄と親友が出て来た(こちらもカッコイイ)。けれど、夕士が今回は本当に覚悟を決めたこととか格好良かった。
夕士はモテる子なのに、それに関しては鈍い子なんだろうなぁ。
まわりの人間が個性が強いから、本人も忘れがちだけど、夕士も異能人なんだよなぁ。
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千晶先生と夕士君がメインの今回。大事件に巻き込まれた彼らはどんな行動をとるのか……
大人の対応の千晶先生、プチとはいえ魔道書を使うことに本当の覚悟が必要な夕士君。彼らは本当にカッコいい。対極にある青木先生とその取り巻きの皆さんの小ささが目立ってしまう。さて自分は…小さい方だよね間違いなく。彼らのカッコよさを惚れ惚れと眺めてしまった私でした。