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前に読んだ「伊藤P」の本でも思ったのだが、結局、テレビマンであっても、優秀な人、いい仕事をしている人というのは、何か特殊なことをしていたり、奇をてらったりしているわけではなく、ビジネスマンして極めてまっとうなことをしている人なのだ、ということだ。加地さんのこの本からは、芸人であってもそれは当てはまるのであろうということが推察される。やっぱり、いい仕事をするためには、どれだけ真摯にその仕事に向き合えるのかということだと思う。大変参考になる本だった。本当にいろいろ参考になったが、その中でも特に、今まで自分がやっていなかったこととして、「逆にを考える」ということを、是非見習っていきたいと思う。
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加地さんは、仕事熱心で気配りも半端ないね。
テレビ業界も製造業も共通することが多々あり。
お客さん目線で、何事も真剣に取り組むことが大事やね。
チャンス(仕事)は、自分から取りに行けには共感。
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テレビ業界・エンタメ業界・広告PR業界に入りたい人は
読んで損はない
但し、私はそういった世界から抜け出すので
もうこの内容は必要ないかなと・・・
1/3読んで離脱
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仕事のどんな作業も楽しくなるようなヒントがいっぱい。
企画書の書き方のところを読んで、わたしは研究計画書を書くのが嫌でなくなりました。
コミュニケーションの本質とは何か、そしてそこから何が生まれるかが、とてもスマートに伝わってきました。
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日ごろ無造作に見ているテレビがどういう過程を通って、どういう試行錯誤を経て我々の前に送り出されているのかがとても良くわかった。
加地さんという、二大お笑い番組のプロデューサーが愛情を持って番組を作っていることがとても真摯に伝わってきた。
具体的な手法やこだわり、演者に対する尊敬のまなざし、スタッフたちへの絶大な信頼…
きっと、加地さんが感じていることを、他の人たちも加地さんに対して感じているから、番組はずっと面白いんだろうなぁとおもった。
印象的だったのは、
①ないと思ったものほど逆転の発想
②「ただ悩む」のではなく、「いい状態で悩む」
③一つ頼まれたら二つやる
④「言った」ではなく「伝えた」か
ほかにもたくさん。
アメトーークで、雨上がり決死隊の「一歩引くすごさ」について書かれている文章は、泣きそうになった。
宮迫が癌で入院をして、大晦日のスペシャルは蛍原だけだった収録の回もあった。蛍原はきちんとひとりで司会進行をやり遂げていたが、やはり、ふたりのMCだからこそのバランスの良さを思わずにはいられなかった。
それを、ちゃんとわかっているもの同士の言葉の裏にある絶対的な信頼関係が、この本の随所に書き込まれている。
いい番組をこれからも作り続けてほしい。
アメトーーク派ですが、どちらも長寿番組になることを応援して、これからも気軽に楽しむ視聴者でいることをここに宣言したい。
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『たくらむ技術』加地倫三 読了。
http://ow.ly/gzcgP
同じ会社の同じ部署の大先輩ですが、本を通して勉強させて頂きました。
直接話聞くのが一番早いのに変な感じ。
今度話しかけてみようかな、勇気を出して。
ただ言えることは、やっぱりこういう突出した能力を持った個人が書いた本って、得てして啓蒙というか啓発本みたいになってしまって、良いところだけ上手く還元できる人間で無いと、あたかも自分もこんな風になれるかもっていう勘違いを起こさせてしまって、得てしてそいつは表層的なテクニックばかり身につけた気になって、そんな糞みたいな知識を先行させて、合コンとかで「アメトークってさ、こうやって出来てるんだぜ。テロップ1枚にもこれだけこだわるんだぜ」とか言っちゃう痛い大人を作り出す可能性もあるなぁなんて思う。
あーすげぇな加地さんって。
って思ってじゃあ自分は加地さんを目指そうってことではなくて、加地さんにはあって自分には無いもの、自分にはあって加地さんには無いもの、そういう簡単な客観視から始めて、それを言語化して、行動に移す。
そういう基本的な作業が出来ないと、こういう啓発本的な要素を持った本(今流行の「~の技術」「~の力」「~な生き方」みたいな)は、読んだ人間を餃子の皮より薄い、湯葉くらいのレベルの薄っぺらい根拠の無い自信や勇気みたいなものを与えている気がする。
だから僕は自己啓発本をほとんど読みません。
読みませんって言ったのに、読みましたっていう報告をするという、まさに矛盾に満ちた投稿となりましたが、テレビ局で働く人間としては、同じ会社にこれだけの時代を作った大先輩がいる、そんなことを再確認することと、吸収できる良い部分は全て吸収し尽くしたいな、と明日からの仕事に対するモチベーションを高める一因となる一冊でした。
ベタな結論ですが、
そんなことが言いたかっただけです。
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面白かった!相当頭を使いながら、周りの人の気持ちを汲み取りながら、面白い番組を作っていることがわかった。自分に置き換えて、参考になる部分が多いと感じた一冊だった。いろいろな「企み」をしないと、多種多様化していく社会から取り残されて行くのだなと感じた。
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前半は、番組制作や企画をメインにした内容が色濃い。後半は、他の仕事でも考えさせられる内容が多く感じられた。著者の仕事に対する考え方・捉え方が語られている。
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好きな番組のプロデューサーの著書。
幾度かテレビで見かけていたこともあって、気になったので読んでみた。
なかなか面白かった。この人の手がけている番組を見たことがない人でも十分読めると思う。ただ、知っていたほうが面白さは数倍。
特に「アメトーーク」は大ファンなので、どういった意図、経緯で作られているかを知ることが出来て、とても満足。
「企む」ということがメインで語られているけれど、それ以上に加地さんの周りに対する気遣いが非常に感じられる内容だった。
これから自分の仕事にも活かしていきたい。
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タイトルにある内容よりも,著者の仕事に関する持論を述べているような本.
テレビの裏側の話も面白かったが,それ以上に何かに取り組むときにどうやっていこうかという心構えを書いた本だと理解しています.
その意味で共感・理解できる部分,新たな発見などがあった本でした.
著者の生きる世界とは全く異なるところで生きてますが,自分の立場に置き換えて読めば幅広い人の役に立つのではないかと感じます.
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アメトーーク毎週楽しく見ています。(ロンハ―はたまに)この本を読んで、いろいろなものには必ず「企て」があり、送り手ではない多くの人たちは、そのことをあまり意識していないんだと感じた。加地さんが著書の中で言ってる通り、視聴者は送り手の意図等を気にしながら見なくてもいい、というよりもそのような意識をしていたら気持ちよく笑えないと思います。自分が思っていた以上のこだわり、芸人さんの配置から、テロップ、効果音などまで真剣に考えている所はびっくり。加地さんの笑いにかける熱い思いが伝わってきた。
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ビジネス視点のヒントを感じるよりも、「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」などの人気バラエティ番組の裏側を覗き見れる一冊。企画の通し方や演出の狙いはおもしろかったな〜。
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「作る側」の人のお話なんだけど、
ちょっとジャンルは違えど「出る側」の立場としても、
イベントなどを「たくらむ側」の立場としても、
いろいろ感じることの多い一冊でした。
やはり分析は大事。
勉強は大事。
気くばりは大事。
楽しむことは大事。
姿勢は大事。
そして、仲間たちは大事。
がんばろ。
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意外にも大当たりの本。
ビジネス仕事術と芸能界よもやま話的な部分の、2つの楽しみが
味わえる。
仕事部分では、会議に出るからには全てに「前のめり」で出る。
関係ない時ほど、一生懸命に。”成長の差”はそこから出て来る。
また、企画書を提出した相手に「何でこれをやるのか」の熱意を伝えるために、もう一度メールを送っておくという行動・技術は、興味深い。
そして、接している芸人さんたちについて。
実力のある人ほど、自分のマイナスについて他の人に
いじられているときの、受け方が抜群に上手いということ。(分かるぞ)
そして意外にも、ナイナイの矢部ちゃんが
天才的な場を仕切るスキルがあるとことか、自分が感じている
芸能人感で決めてしまってはいけないこと、理解する。
確かにお笑いのトップたちというのは、しゃべりのプロ。
受け答え一つでセンスが出てしまうので、そこはシビアな世界だと思う。
本書の一番の強みは、今をときめく著者が自分自身のことを
悪いこともきちんと語っていること。
その経験が実に共感できることが、分かりやすさと面白さを出してくる。
スポーツからバラエティに配属となり、しゃべりのスペシャリスト達の中で自信を失い5ヶ月くらいまともに話が出来なかったという挫折、そしてそこからきっかけをつくり、輪の中に入れていくところなどは誰しもが勇気づけられる箇所ではないかな。
そう考えると、たしかに”たくらんで”はいるものの、
あまりこのタイトルはこの本の本質から言って、ふさわしくないかも。
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段取りと根回しの大切さです。タイトルは、たくらむ技術なんで、一見構えてしまいそうですが、楽しく読めました。