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揚陸艦艇入門 敵前上陸するための数多くの艦船(光人社NF文庫)

揚陸艦艇入門 敵前上陸するための数多くの艦船 みんなのレビュー

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紙の本

第2次大戦までの揚陸艦の開発と運用 第6章は特に面白い

2013/04/07 14:58

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北方守備隊員 - この投稿者のレビュー一覧を見る

海軍雑誌を見ていて、最近の海軍の強襲揚陸艦はすごく大きいことが気になっていた。
なんであんなに大きいのか?
そもそも、強襲揚陸艦に求められる機能にはどんなものがあるのか?

強襲揚陸艦は敵前上陸を行うための母艦である。
敵が防衛体制を整えて待ち構えている海岸へ、上陸用舟艇に乗って上陸。
上陸後、橋頭堡を築いて、内陸部へ進撃、必要な物資も続いて揚陸する。
もたもたしていれば、当然撃たれる。
如何にすばやく、効率的に、大量に揚陸できるかが鍵になる。

まず、第1章で敵前上陸の歴史。
第1次大戦のガリポリ上陸戦でイギリス軍が大敗する。
このときのイギリス軍は、沖合いの輸送船から普通のボートに乗って海岸に近づき、舷側を跨いで海に飛び込み上陸するという方法で、待ち構えるオスマントルコ軍に大敗する。
その後、第2次大戦になってさまざまな上陸用舟艇が開発され、コタバル、タワラ、硫黄島、ノルマンディーと、どのように変化していったのかを示す。

第2章は上陸用舟艇
日本陸軍は、ガリポリの戦訓から学び、効果的な上陸方法を検討する。
その解答が、小発動艇(小発)、大発動艇(大発)、特大発動艇であった。
兵員や物資を積み、海岸へ乗り上げて、艦首の1枚扉を下ろして、それを踏み板にして上陸する。
乗員は、乗り上げた発動艇を離岸させ、引き返して第2波となる。

第3章は上陸用舟艇母艦

第1時上海事変で、日本陸軍は始めて本格的な上陸作戦を実施する。
貨物船で、大発、小発を上陸地点沖合いまで輸送し、海上で将兵や物資を積み込んで、上陸する。
しかし、やってみると迅速とは言えない結果となった。
そこで上陸部隊と上陸用舟艇を同時に運べる上陸用舟艇母艦の建設となった。

第4章は戦闘車両揚陸艦
戦車や物資を搭載したトラック、重量兵器を揚陸する艦。
これは、上陸用舟艇の大型化。

第5章 上陸支援艦
上陸地点近くの浅いところまで行って、上陸部隊を支援する艦。
多くの上陸用舟艇が砲艦やロケット砲搭載艦に改造されて使用される。

第6章 日本とアメリカの兵員輸送事情
実はこの本ではココが一番面白かった。
太平洋戦記を読んでいると、兵員輸送船が攻撃されて、将兵が部隊単位で消えていくところが良く出てくる。
なんで、あんなに簡単に沈むのか?脱出する人数があんなに少ないのはなぜなのか?ずっと疑問に思っていた。

戦前、日本は海運業の振興のため、船舶の建造を補助する。そのため、多くの輸送船が新造され日本商船隊は世界第3位の船腹になる。
ところが、日本の民間船舶は輸送船がほとんどで、客船や貨客船の割合がすごく少なかった。
そのため、戦争が始まっても民間から徴用する船は輸送艦ばかり。わずかな客船も海軍の特設特務艦にされてしまう。
従って、日本陸軍は貨物船で兵員を輸送することになる。
もともと人間を運ぶように出来ていない輸送船では照明、換気、衛生設備、安全対策が不十分。
そこに、将兵を詰め込んで戦地まで輸送するため、攻撃されたら配電設備が壊れ停電し、貨物用の船倉を改造した居住区の脱出経路が破壊され逃げられないため、船もろとも沈んでしまう。

一方、米英は、客船を徴用した兵員輸送専用艦で、戦場の後方基地まで運び、そこで訓練休養してから、上陸用舟艇母艦で上陸地点まで運ぶ。

各種艦艇のカタログデータも並ぶが、その中でも建造数、就役数が全く違う。
日本軍の場合は数十とか数百とか、アメリカの場合は千の単位になる。
このあたりの工業力の差も考えさせられる本であった。

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2013/01/07 19:14

投稿元:ブクログ

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