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チェック項目13箇所。結果ではなく、示すべきは、戦う姿勢なのだとそれこそが男のプライド、勝つか負けるかの勝敗については深く考えない、勝つために何をするかに焦点を合わせるのだ。とにかく僕のツボにはまったのが、小学校のときにやっていた「ごっつええ感じ」、死んだはずの松ちゃんが、ガラッと出てきて「僕死んだ?」と聞く、葬式のシリーズ。失敗を恐れ何もしない者は、才能を発揮することはできない、与えられた才能は、最大限に努力して伸ばさねばならない。日本人の強みとは何だろう? 僕は、最後まであきらめない精神力だと考えている。外国人選手は、プロでもアマでも、勝つためには、手段を選ばずどんなことでもやっってくれる、対して日本人はフェアすぎるほどフェアだ。日本人としての高貴な誇りこそが、日本人が世界で勝つための強みかもしれない。人が集まると、そこに集団心理が働くのはわかる、責任を回避するため、集団の中に誰か一人だけ悪者を作りたがる、それはきっと職場などでもそうだろう、誰かをスケープゴートにすれば、失敗したときの責任を負わなくて済む。ボクシングには人を更生させる力がある、ボクシングほど、やり始めると無我夢中になれる競技はないだろう、お酒やタバコと一緒、中毒性が他のスポーツより強いと思う、それは、生きるために拳で殴って目の前の敵を倒す、という原始時代の先祖からDNAに植えつけられた動物的本能に近い競技性を持っているからではないか、その本能が刺激され、はまってしまうのだと思う。何かを求めることをハングリーというならば、ハングリーさはある、しかし、何かを求めることと、欲とは違うと思う。ボクシングの根本には、闘争本能が必要であって、戦いで勝つためにはどうすればいいかを考えることが練習方法を変え、ひいては試合でのヒントにもなる。「金髪はかまわん。見た目はいいけど、行動、中身まで人間を外れたら、あかんぞ」。「村田君! 運はもらうもんじゃないよ。自分で作り出すものですよ」。年下のしかもアマチュアの僕に対して、わざわざ話しかけてくれ「今日はありがとうね。なんかオレのいいとこ、悪いとこなかった?」と
聞いてくれたこと、この人は自分が強くなるためには、「オレが魔裟斗だ」というプライドよりも、研究、努力されることを優先するのかと思った。
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ボクシングのことは正直、わからない。
マンガの『はじめの一歩』を少し見ていたくらいでその程度のことしか知らない。
それでも、最後まで読めました。
もちろん本の中に出て来るチャンピオンたちの名前も全く初めて見るもので、
きっとそういうことを知っている人が読んだらもっと楽しく読めるんだと思います。
本の中では、村田選手のロンドンオリンピックまでの取り組みを中心に、
彼の周りで支えた家族、友達、指導してくれた先生方のことも交えて、
彼がどう生きてきたのかが描かれています。
(笑)と笑ってほしい部分に印を入れて、関西弁で書かれた文章は
きっと自然体の彼自身の言葉なのかなと思いました。
オリンピックで金メダルを取る、
ということは想像もできない大変さだと思いますが、
彼は仕事をしながらそれを成し遂げたというのが驚かされてしまいます。
仕事をしている分、練習時間は短くならざるを得ないので、
彼は密度の濃い練習をしていたようです。
どういう気持ちで練習に取り組めばいいか、ということは
仕事の合間に資格取得や夢に向かって準備を進めている社会人の人たちにも
参考になる部分だと思います。
彼はまた、出会いにも恵まれた人のように感じます。
指導してくれた先生たちに素敵な名言をたくさんもらって
頂点に立てたのだろうと思います。
出会いはきっとなにものにも変えられない。
頂点を目指すわけではないけれど、
身近にある出会いを大切にして日々を過ごしたいと思いました。
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ロンドン五輪で48年ぶりのボクシング金メダルをとった村田選手の著書。
全然気取らない感じが好印象。
内容的には大したことないんだけど,結構面白く読めた。関西人ってみんなこんなにおもろい文章かけるのかな?
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あしたのジョー カルロスリベラ 吉田沙保里 松本薫 ヒットマン ゴルゴ13 ZONE フロー アンタッチャブル パワーマックス 人と自分を比べて生きてきたから、強くなれた 奈良 北区赤羽 東洋大学 逆バンジー モンスター井上 魔裟斗 イチロー アメリカナイズ 朝霞台 ヘリコプター 南京都高校 7キロ アキベエ 亀田三兄弟 井岡一翔 ピーナッツ 亜鉛 レイザーラモン Excel エクレア パッキャオ フィリピン 西岡 ラスベガス
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○結果ではなく示すべきは戦う姿勢なのだと。それこそが男のプライド。(27p)
○オリンピック前は、その日決めて練習日誌に書いたものは、いくらしんどくても、楽をしたいという煩悩が出てきても、それに打ち勝った。(64p)
○定説は疑うことだ。そして自らの失敗、成功体験から新しいものを創り出せばいい。(74p)
★一流と超一流を分けるのは、心技体の「心」
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村田諒太のオリンピック金メダル獲得とその後の自伝。
これを書いた時点ではプロ行きを決めていなかったので、オリンピック後をどうするかについての迷いみたいなものも書いてありました。
金メダリストの心境が細かく書いてあって、試合に向けてのものの考え方、幼少時代や学生時代の話など読み応えがあった。
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ボクシング オリンピック金メダリスト 村田さんの自伝。素直だ。ぐれているときでも、親とけんかしている時でも、困ったら周りに素直にアドバイスを求める。そしてそのアドバイスを素直に取り入れる。三男だからって、そういうものだろうか?そして、やはり才能が違う。また、常に仲間・師・女性といった自分を導く人たちに恵まれてきた。親や兄弟たちの生き様も含めて、やはり自分とはまったく違う存在だと思い知った。確かな自負と才能が引き寄せる人の縁。生き方の参考にはならないけれど、これが日本に金をもたらした男なのだ。なるほど。
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本人いわく「へたれ」びびり
ボディを打ちに行くのは怖い
打つ瞬間顔ががら空きになるから
リングの言霊、本紹介
意外と大酒のみ
奈良出身