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hontoレビュー

夜間飛行 改版(新潮文庫)

夜間飛行 改版 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー155件

みんなの評価3.9

評価内訳

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155 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

精神の極限で見えるもの

2009/04/25 22:19

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:simplegg - この投稿者のレビュー一覧を見る

「星の王子さま」の著者であるサン=テグジュペリの小説.装丁がとてもかっこいい.

時代は,郵便飛行の初期であり,夜間飛行は極めて危険とされていた時代である.一方で,現在よりも恐らく,パイロット自身の
技術に重きが置かれた時代であり,パイロットの夜間飛行へ対するプライドやロマンが感じられる.当時のパイロットは,単なる職業というより,冒険家に近い意味合いを持っていたのではないかと思う.

パイロットの心情描写は,とても興味深い.著者自身がパイロットであることを考えると,この描写はかなりリアルなものであるに違いないが,冷静沈着なパイロットが非現実的な幻想(妄想)を抱く場面がある.まるで夢をみているかのように.

考えてみれば,当時のパイロットは常に死と隣合わせの状態にいたわけで,そういう極度の緊張状態が,幻想へと思考を向わせたような気もする.

“末期の目”という言葉もあるように,死を覚悟した人は,洞察力が鋭くなり,今まで生きてきた世界がこの上なく美しく見えるらしい.

夜間飛行など,危険な飛行を何度も経験した著者から「星の王子さま」が生まれたことは実は,不思議ではないのかもしれない.

冒頭のアンドレ・ジッドの寄せた序文も読み応えがあってよいです.

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紙の本

ゲランという香水

2006/10/11 05:01

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「星の王子様」を書いた サンデグジュぺリのもう一つの傑作。
 夜間に飛行する郵便機を巡る高貴な悲劇である。主人公は郵便機の優秀なマネージャーとして 無私の気持ちで 業務上の決断を次々と行っていく。その「無私」は時として冷酷非情なる姿がドキュメンタリーの淡々とした筆致で描かれていく。その様は 最近の企業のリストラを思わせるものがある。主人公にとって唯一絶対のミッションは 郵便機の予定通りの飛行であり それ以上でもそれ以下でもない。それをシンプルにこなしていく様は 誠に冷徹である。
 しかし それを「無私」で行っていく姿勢に 我々は非常に感銘を受ける。まるで侍を思わせるものがそこにあるからだ。そうして 主人公の気高さが全編を覆い包む。ゲランが香水に「夜間飛行」と名付けたのも良くわかる。実に香しい話である。
 この話は優れた組織論であり その意味で 例えば新入社員の教材にも向いている。勿論 こんな意見は余り皆様の御気には召さないと思うが。

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紙の本

夜間飛行

2016/12/27 20:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄色いトリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『夜間飛行』『南方郵便機』の2編。人類が動力により空を飛び始めてまだ30年弱の頃に書かれた作品『夜間飛行』。レーダーもない、GPSなんてあるはずもない時代の真っ暗な空。そびえるアンデス山脈。荒れ狂う颶風。そんな飛行機をなんとか飛ばする為に冷徹であろうとする男の悲哀。研ぎ澄まされた感覚と選び抜かれた言葉で深淵な世界に浸る。 処女作である『南方郵便機』では、飛行機乗りとして生きることの孤独さを感じ、こちらも哀しい。

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紙の本

読後感いいです

2016/03/30 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読むはマイニチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

サン=テグジュペリの作品は、星の王子様しか読んだことがありませんでした。そのうち読もうと思っていた作品ですが、思わず引き込まれてしまいました。
世界地図帳を広げながら、ルートを確認しながら読み進めました。情景描写、心情描写、どれも淡々としているのですがそれが余計に想像力をかき立ててくれました。読んで良かった本が、またひとつ増えました。

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紙の本

文体にも魅力。最高の書です。

2004/09/18 04:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:POPPO - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は堀口大学さんの文体が大好きです。
原文に忠実すぎるのかも知れませんが、全体的に見られる倒置は絶妙です。
それによって生まれる散文的な流れが心地よく、でありながら使われる
語句は哲学書っぽく、いかにもフランス人っぽい霧がかったような
軽く物憂げな語り。
そんな文体で綴られる飛行士の話は、張り詰めた緊張感の中にどこか
醒めかけた夢を見ているような客観をも併せもって、まったく独特の世界
を創りあげています。
堀口大学はサン=テグジュペリの詩的な魅力を、その文体でフランス人的な
感性からも表現しているのではないでしょうか。

その魅力が発揮されているのは、文庫の書評にもありますが
むしろ収録されている処女作「南方郵便機」で満喫できます。

命を賭けた仕事に従事する人間の誇り、私情を滅しようとするストイック
さと、それに拮抗するやわらかく暖かい感情。
「形式」に与うべき「心情」。「心情」を律すべき「形式」。
これは勤勉な一人のパイロットの話ではなく、
「人の生き方」の物語です。

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紙の本

孤高の精神、その美しさに心が震えました!

2004/04/09 05:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

見上げれば天。さざめき、輝いている星々。
見下ろせばともしび。都市に、田舎に点る闇の中の光。
地上と星空とを結ぶ人間の絆、そして孤独な思い。

郵便飛行機事業に命を賭ける男たち、夜の冒険者たちの一夜を描いた
サン=テグジュペリの『夜間飛行』。
作者の孤高の精神、気高く美しい魂が、表題作に息づいているように
感じました。

新潮文庫表紙のイラストを、映画監督の宮崎駿さんが描いていますね。
「夜間飛行」のワンシーン、嵐をついて飛行機が上空へと上昇して行く
シーンで、映画「天空の城ラピュタ」のことをふと思い出しました。

夜と星。
嵐の中、飛行機の操縦士が体験した驚き。
静けさの中に見た光景。
とても美しいワンシーン。
読みながら、ワクワク、ドキドキしました。

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紙の本

空への憧憬

2016/01/31 11:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

星の王子さまの原点がここにあります。作者の空へのあこがれ、飛行機乗りとしての矜持が描かれています。

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紙の本

夜間飛行

2001/02/28 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:55555 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「夜間飛行」。その名の通り主人公は夜間郵便配達をする飛行士。絶えず付きまとう死の恐怖。一人だけの飛行。この作品を読むと、自身も海の藻屑となったサンテグジュペリ(フランス、1900−44)の面影をみているような気がしました。

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紙の本

航空郵便の黎明期の物語。

2015/08/20 20:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「星の王子さま」を読み、サン=テグジュペリをもう一冊と思って
夜間飛行を手に入れておいた。
先日、「ブランコ乗りのサン=テグジュペリ」を読んだら、どうにも
気になって開いてしまった。

新潮文庫版の表紙は宮崎駿さんが描いている。
レトロな雰囲気が物語にとてもよく似合っている。
翻訳は堀口大學。
著名な方なのでこの版を選んだのだが、初版は昭和31年であり、
どうしても古さを感じてしまう部分があった。
機会があれば新訳を試してみたいと思う。

二編の中編を収録する。
表題作である「夜間飛行」と、デビュー作の「南方郵便機」である。

サン=テグジュペリが飛行機乗りだったことを知っている人は多いと思う。
この二作は、その経験に基づいて書かれている。
夜間飛行を気に入ったので、そちらに焦点を当てる。

航空郵便の黎明期のこと。
南アメリカ南端のマゼラン海峡からブエノス・アイレスに向けて、
ファビアンが郵便機を操縦している。優雅な牧草地の上を飛ぶと、
前方にサン・ジュリアン飛行場が見えてくる。

飛行機は二人乗りだ。
ファビアンの後ろから、無電技師がメモを渡す。

────雷鳴はなはだしく、レシーバーは空電に満つ。
飛行を中止してサン・ジュリアンに一泊してはいかが?

ファビアンは微笑する。そして続行を告げる。
昼間に飛ぶだけでは、夜も進む船便に遅れを取る。
だから郵便機の夜間飛行が始まったのである。

サン・ジュリアンは昼と夜の国境に位置する。
夜の国境をくぐると、飛行機はわずかな補助ランプを頼りに、
漆黒の闇を突き進まなくてはならない。
レーダーなんかもちろんない。ほとんど雑音の無線だけが頼りだ。
そんな危険と隣り合わせの任務。

天空の城ラピュタの、嵐の雲に翻弄される飛行機を思い出しながら読んでいた。
操縦幹を握りしめ、足を踏んばって機体を立て直す。
尾翼の方向舵はちぎれんばかりにはためく。

ああ、あれは夜間飛行だったんだ。

現代のびくともしない飛行機ばかりに乗っていると気がつかない。
宮崎駿さんが表紙を描いた想いを見た気がした。

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紙の本

堀口大学の訳について

2002/07/16 11:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「夜間飛行」の内容やその面白さについては僕が述べる必要もないと思うので、ここでは堀口大学の訳について書く。彼の訳文は、原文に引っ張られすぎている。例えば、

やがて彼らは、雷雨の、または平静な空から、この大都会の方へと静かに降りて来ることだろう、山から降りて来る風変わりな農夫たちのような格好で。

というように。参考までに、別の箇所の工藤庸一郎訳(みすず書房)と堀口訳を列挙する。アンドレ・ジッドの序文。

A:わたしは作者にたいして、わたしにとってかなりの心理学的重要性を有するつぎの逆説的真理を明らかにしてくれたことをとくに感謝している。それは、人間の幸福は自由のなかにではなく、義務の受諾のなかにあるということだ。この書物の登場人物のひとりひとりは、おのれがなすべきこと、その危険な任務に、情熱的かつ全面的に身を捧げ、それを遂行したあとにはじめて、幸福の安らぎを見出す。

B:僕は特に作者に対し、自分にとって極めて重大な心理学的重要性を持つ逆説的な真理、——すなわち人間の幸福は、自由の名かに存在するのではなく、義務の甘受の中に存在するのだという事実を、明らかにしてうれた点に感謝する者だ。この小説中の人物は、みながそれぞれ、その義務とする危険な役割に、全身的、献身的に熱中し、それを成就したうえでのみ、彼らは幸福な安息を持ち得るのだ。

容易に判断できると思うけど、Aが工藤訳、Bが堀口訳。せっかく良い物語を読むのなら、自分にあった訳文で読みたいものですよね。

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2005/11/20 09:52

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2004/09/29 22:47

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2004/12/16 07:08

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2013/05/20 23:38

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2010/04/06 18:13

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