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現在の若者を取り巻く住宅事情を垣間見ることができた。
それにしても、著者のバイタリティには感服。
熱意とプロフェッショナルネットワークの大切さを
改めて感じた一冊。
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新築マンションの価格決めは、申し込みに比例。だとすると、適正価格なんて存在しない。
賃貸という縛りから抜けるのも一つの手。
スプルース=マツ科
新築マンションの購入はいかに、売り手側の都合が大きいか、考えさせられる。
ただ、こうした内容の本が出回る事で、知識が偏ったエンドユーザーが増えていくのは間違いないと思う。どこ業種に対しても、値切れると思われる。まぁ、不動産と建築では、エンドユーザーとの信頼関係は全く異なるので、困らない所も多いかな。
室内に反射する素材。開口部からの日射を取り込む。
日本人は欧米のような暮らし方に憧れを抱くが、同じような暮らし方は難しい気がする。床座の生活がやはりメインなのでは!?
中村好文さんの著書にもあったけどみ、家は住人に愛される事で、必要とされる事で輝きがます。これまでに中古マンションをいろいろ見てきたが、大半は住人のいない愛されていない物件。感情論だけども、すごく大きなところだと思う。
話の構築としては、失敗したハヤトくんや工務店社長さんなど、人間味溢れる人物を多く登場させている。
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著者もバイタリティーに思わず元気が出そうになる本。
中古マンションを購入した方には必読だと思います。
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単なるリフォーム奮闘記、匠の技がうんたらかんたら、ではなく、住まうとはどういうことか、これからどんな問題が待っているか、それについての一つの答えとしての本書のメイン舞台になった明星ハイツ。うーん、いいなぁと唸らずにはいられない。もちろんそれを手に入れるための相当な苦労も描かれているし、そんなに値切られて業者は大丈夫なんかい!と思ってしまうところもあるけれど。
これから、どこで、何をするか。どんな風に生きていくかを考える上で、どこ、というキーワードの重要性にも新たに気づかされる本。
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老朽マンションを買い叩いて低予算でリフォームする話。この方の価値観には非常に共鳴出来るが、関わった人は大変だろうなと察する。こんなことはたぶん女性にしか出来ないな〜
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面白かった!老朽マンションを、こだわりいっぱいのオシャレな一室にするまでの話。
中古マンションの水回りなどのリフォームの大変さもさることながら、売買のやりとりや、他のマンション購入時のエピソードなどためになること満載。
想像していたよりも細かいことは色々決めなくちゃいけないし、頼んだらまかせっきりってわけではなかったりと大変。
とにかく信頼できる不動産屋さんや、リフォームの工務店さんに出会うことが何より重要なことのような気がした。
借地権についてもちょっぴり詳しくなった。
面白いなー。
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空き家の増加が社会問題となっているにも関わらず、マンション、新築戸建ての着工は減らない。しかも終身雇用が崩壊し、多くの人は家を持つこともできないという社会情勢の中、筆者はイギリスを参考にひとつの答えを出した。オンボロマンションをフルリフォームする話の他、新築マンションの値崩れと価格交渉の話などとても勉強になる。これから家やマンションを買う人、買いたいがローンや資金繰りが不安であきらめている人にオススメ。
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1280万円で売りに出ていた築35年の老朽マンションを交渉の末に500万円で購入、リフォーム費用が4〜500万かかるとの見積もりを出したリフォーム会社はとっとと切り捨て、親切な工務店との交渉の末に200万円で抑えることに成功、都内屈指の人気エリア吉祥寺の駅徒歩10分圏内に、なんと700万円でメゾネット式ロンドン風マンション(ロンドンフラット)を手に入れてしまった。
巻頭にリフォーム前とリフォーム後の比較写真が載っている。その変わりぶりにびっくりする。たぶんかかった費用の3倍の価格で売り出しても即買い手はつくと思われるくらいの見事な出来栄え。賃貸で貸しても月14万だったら即借り手は見つかり、わずか6年で費用を回収、その後はまるまる儲けになる、と不動産会社の営業は請け負った。
夢のようなお話。奇跡の言葉に偽りはなし。
こんな物件がすぐに見つかるとは思えない。というより物件探しに慣れていない人は物件の良さに気付かない。事実この物件も部屋の老朽の度合いを見た時点で、無理、住めない、とあきらめてしまう人ばかりで売れ残っていた。
しかし著者は物件を見る目が肥えていた。別にそれを生業にしているわけではない。物件を見て歩くのが好きで、買う気もないのに新築マンションの内覧会などに買うふりをして参加していた(不動産会社に言わせればひやかし客) プロではないが、素人離れはしている。しかも懇意にしているリフォーム会社の社員がいて、わからないところはプロに意見を聞ける立場にある。
だから厳密にいえば、初めて家を探すような人には実践できないようなことも多いが、物件選びのコツやリフォームのコツがわかるし、業者との交渉次第では、費用は相当抑えることができることは間違いない。努力は嘘をつかない好例だ。
家賃やローンを払うために働いている、と揶揄さえる日本人。自分も時々そんなふうに感じる。つくづく日本の貧困は住宅事情の悪さに一因があると思う。
言いかえれば個人の住宅事情が改善されれば、生活も劇的に改善するということ。その例として、この本では著者の会社で働く若手社員の生活環境が、住環境の変化で著しく改善されていく模様も描かれている。
万人に役に立つかどうかわからないが、新築中古を問わず、これから物件を買おうと思っている人は読んで損することはない。
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『よみがえれ!老朽家屋』が面白かったので前作にあたる本書に手を出した。 おもしろかった。 単純にマンションリフォームの記録というわけではなく、そこに至る人間模様だったり、業界の裏側だったり、問題点だったりと、考え方含め色々と勉強になる。 読んでみて再認識したがリフォームを考えるならやっぱりマンションではなく老朽家屋に手を出したいかな。
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・リフォーム工事の代金が嘘
(もうこれはどうしようもないです。酷過ぎます。これは許されるのでしょうか?)
・他人や業者の時間をなんとも思わない姿勢
・言葉の端々から伝わる人間性
・値下げ交渉が交渉になっていない
これを読んで何か一般の人が参考になることがあるかというと全くないです。
そもそもこのレベルのリフォームがこの金額でできるわけがありません。
多分不動産・リフォーム業界の人がこの本を読んだら笑うと思います。
日本人はまだまだ新築信仰が強いと思うので、中古を買って自分好みにリノベーションして住むことが選択肢に入ることは大いに賛成です。
ただ理解できたのはその一点のみで、本の内容には終始イライラしました。皆さんがこれを間に受けないことを祈ります。
自分で不動産を探したり、リフォーム見積もりを何社も何社も取ってみたら現実がわかると思います。