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ご都合主義で結果が分かりきっている長編シリアルはもういいから、番外編みたいな日常小話にまた戻らないかなぁ。
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【レンタル】奈々生ちゃんが過去に行って雪路さんとごっちゃになって話がややこしくなったのか。龍王の干からびた目が奈々生ちゃんから出てきたとき、生まれ変わりかなんかだと思ってたけど、本人だったか。なるほど。姫太可愛い。番外編もよかった。ほのぼの。
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巴衛があまり出ない巻だけどチビ巴衛も可愛い。健気に巴衛のためにせっせと動き回る奈々生。愛を感じるなぁ。きっとこの頃の巴衛にはまだ愛だの情だのよく分からない、本能を赴くままに生きる妖怪であろう。「おもちゃ」程度としか奈々生のことを見ていないのに、徐々に自分もよく分からない気持ちに変わっていくところを見るとまたもどかしい。
一方悪羅王の素性も見えてくる巻だった。巴衛と兄弟になれたのは、やはり妖怪は「情」というものが分からず、真っ直ぐなところが似ているからだろう。悪羅王はまるで善悪の区別が知らない赤ん坊のような真っ直ぐさがあって、憎めない。「壊れちゃったら、もう戻らないんだからね」と責める奈々生に「ふーん、じゃあ壊さなきゃ良かったな」ってところがまさに彼を一番表してる。
そして良くも悪くもかなりわたしの結婚観まで揺さぶった雪路の一言。「奈々生、嫁ぐってのはいいことなのさ。俺は血をわけた家族をつくるよ…」
最後にほのぼの日常の番外ふたつ。ごちそうさまー!wパンツの話には笑わせてもらった。「別に俺がお前を選んだわけではない。お前が俺を選んだのだ」というイケメンすぎるセリフを発したあとボケをかました巴衛にかなわないわww
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1回目の時廻り後半。小さい巴衛が可愛すぎる。なるべく巴衛に会わないように会わないようにお世話をする奈々生が健気。神墜ちと話せるあと一歩で現実に引き戻される。みんなで鍋を囲んでるところはほんわかして良かった。
二周目の時廻り。奈々生は悪羅王と出会う。悪羅王こどもみたいで可愛いのだが。素直と言うのか。善悪の違いがわからないと言うのか。
本編はここで終わり。番外編が2つ入ってた。本編のシリアスな流れとはうってかわって可愛らしい話だった。