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以前、原尻淳一さんの『アイデアを形にして伝える技術』(講談社現代新書)が大変参考になったので、この本も買ってみた。
この本は20代後半の人がメインターゲットと思われますが、入社して20年の僕にとってもよい刺激になった。
これまで社内の評価や出世にあくせくしてきたが、この本の「AND」で行こうよ、という提案には「はっ」とさせられ、同時に肩の荷が下りる思いがした。
自身では玄人はだしと思っているライフワークもあるものの、あくまでライスワークとは別ものと、分け隔ててて考えていたように思う。ライフワークは私的なブログ等の書き込みに終始しており、あまり自身らしい「価値の提供」という視点がなかった。この本の方法でライスワークもライフワーク共に整理・見直しをして「キャリア地図」を作り、体系立ててレベルアップしたり、ライスワークや他のライフワークと掛け合わせれば、新しい価値を提供できるかもしれないと思う。
節目の年ということでもあるので、「キャリア地図」を作り、今後のレベルアップを図る上でのチャートにしたいと思う。
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浅はかな考えで会社をやめて、夢に向かって走るのではなく、社内と社外の両面でキャリアを描いていく。そして、どちらかで創造的なものが生み出せるようになってはじめて、どちらかに焦点を絞るか絞らないのか考えれば良いのだ。読んだキャリア関係の本でNo1の良書です。
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ライスワークとライフワークの2軸で考える。ライスワーク1本ではなくライフワークを持って両方やる、さらに2軸の好循環を生み出す、新しい働き方=未来地図の描き方。
ライスワークとライフワークを横の2軸、消費か創造かの縦の2軸でできる4つの象限。労働、仕事、趣味、特技。
最初は消費レベルからはじまるけれどそれを創造の域まで高める事、また、ライスワークかライフワークかの「OR」ではなく「AND」で行こうというキャリア論。
著者お2人の例、体験が書かれていて、共感できる、体温が感じられる本でした。
【学んだ点】
・消費と創造の境目は価値を自分が作ってるかどうか
・消費から創造へシフトするときのコツは、小さくても創造的な工夫を積み重ねる事、主体者、当事者の側に踏み込んでみる事
・本当にやりたいことを見つけるには「たくさんの生き方のサンプルを集める」ことに尽きる
・自分に適した職業は見つけるのではなくお役目を授かる感じ
・HaveではなくBe。所属よりも存在を重視
・報酬はお金だけではない。例えば、立場、感謝、賞賛、ご指名、次のチャンス
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自分のキャリアをライフワークとライスワークの2軸で考え、目指す方向を消費から創造へシフトするとあなたの人生がhappyになりますよ、という内容。
ちばともさんと原尻さんの自分のキャリアの成功体験を元に自分のやり方を汎用化して一般人に啓蒙しているという書きっぷり。
押し付け感の論調が強く、さも自分のキャリアが正解かのような上から目線の印象を受ける。
人脈術がどれだけ凄いのかは知らないが、心に響くものがなく、内容が薄いと思いました。
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2次元マトリックスで考えやすくフレームワーク化した、キャリア考察本。将来像の整理に、一読の価値あり。副都心線で移動中の30分で読んだけど、ワークブックとして、もう一回読んでみるつもり。
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「ワーク・シフト」と同様に、これからの社会は1つのキャリアだけではダメで、複数のキャリアを持つことを推奨した内容。
「ワーク・シフト」では主に仕事における専門性を複数持つことが述べられていたが、本書では仕事(ライスワーク)とプライベート(ライフワーク)を軸に消費(言われた仕事だけをこなす、自己満足の為だけにお金をつぎ込む趣味)から、創造(自分なりの付加価値を付けた仕事、趣味で始めたことが他人に対しても価値を与える)へシフトしていくことで、ライスワークとライフワークの相乗効果を得られるというもの。
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普通、キャリアと言ったら今やってある仕事(ライスワーク)を極めて行くことだと思います。そこにもう一軸増やして、趣味の軸を並べてたマトリックス。それぞれを創造に昇華させて分かち合うことがキャリアとしていることが素晴らしいと思います。考え方が非常にシンプルに整理出来ます。
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趣味、遊びでの自己実現
消費でなく想像する側に立つ
自分のノウハウを書き溜める
生き方のサンプルをたくさん集める(いろんな人に出会う)
お金のためのライスワーク
趣味を極めるライフワーク
人との繋がりが自分の世界を変える!
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非常に前向きな内容で、モチベーションが高まる本。
ライスワーク(食べるために、会社でやる仕事)一辺倒だったり、ライスワークとプライベートを完全に切り分けて考えるべきではない。そうではなく、ライスワークとライフワーク(自分がやりたいことや趣味を特技までに昇華させた活動)の両方を、シナジーを産み出しながら高めていくのがよい。全くその通りだと思う。ここまでいけたらすごく人生が楽しいだろうなと想像できる。
多くのサラリーマンにとって難しいのは、ライフワークのほう。まず、趣味とかプライベートの活動を持つこと。とことんそれを極めること。参加する、消費する側ではなく、主催する、産み出す側になっていくこと。そして価値のある「特技」にできたら、ライスワークとライフワークのシナジーに持っていける。
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ライスワークとライフワークの2軸で考える新しい働き方。ライスワークは、労働から仕事へ高めていき、ライフワークは、趣味から特技に高めることを目指そうと展開。仕事と特技にシナジーが生まれるような「キャリア未来地図」の描き方を指南してくれる一冊。前のめりな気持ちで読めました。
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今の仕事を続けていいのか?自分が本当にやりたい仕事とはなんだろう?と悩んでいる人にオススメ。
「やりたい仕事を無理に見つけなければいけない」という呪縛から、ときはなってくれるきっかけになると思う。
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1. キャリアはライフワークとライスワークの二軸で考える
2. 消費者→創造者=価値を作る人になる
消費とは財と時間の消耗、消費とは何も生み出してない
創造とは自分が満足するだけの消費ではなく、価値を作る
観戦者⇔プレイヤー
参加者⇔主催者
この2×2のマトリックスで、それぞれのワークを創造レベルに引き上げる、相乗効果でキャリアアップにつながる
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非常に読みやすい本でした。要約すると、
・ややもすると普段の会社での仕事すなわち「ライスワーク」だけにフォーカスがあたりがちだけど、「ライスワーク」の狭い世界だけでなく、趣味や特技を伸ばすことによって得られる「ライフワーク」の側面もあわせた2本の軸でキャリアを考える必要がある
・そしてそのどちらにおいても自分で新たに何かを生み出すような創造レベルに達することを目指すべきだ
・その目指す過程で「ライスワーク」・「ライフワーク」相互のシナジーが発揮できるようになり、どちらもうまくいくようになり、より豊かな自分を目指せる
という感じでしょうか。そのためのいろいろな方法論も書かれていて、ポジティブな気持ちになりました。
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私はこの本を読み終えて、自分の仕事に対する考え方が変化した。
この本を読む前までは、将来は漫画家になる。いつか絵の仕事をしたい。と夢を見ていた。しかし、現実は漫画も絵もプロになれるほどうまくない。そんな自分に焦った。生活のためしている今の仕事が嫌いだった。しかし、この本には本業である食べるための仕事を大切にしつつ、自分の好きなことを生きるための活動として両立していこうと説いている。こんなに大切なことに気づけてよかったと感謝している。やっぱり漫画家を目指して専門学校に行ったり、仕事を退職する選択肢も実は心の中にあった。なんて無謀なことか。生活していくことが大前提であり、そのためにはお金が必要で、それを辞めてまで夢を追うことが今の私には自殺行為であった。夢は確かに大事だ。けれども、現実を理解する力も大切だと思った。
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ライスワークとライフワークの違いについて、きちんと向き合うきっかけとなりました。
想像 : 仕事 : 特技
消費 : 労働 : 趣味
ライスワーク: ライフワーク
会社組織は縦と横のつながりでできている
・縦 組織➡ミッション➡命令➡査定➡結果
・横 暗黙ルール➡個人➡自由➡自立➡賞賛
ニーチェ 悲劇の誕生
アポロン↔ディオニュソス
価値構造分析 原尻淳一 セルフブランディングの学校
会社組織には幅がある➡一時的に社外に活路を求めるヨコ展開
会社組織はタテとヨコ比率
社内にも社外にも箱=活動の領域がある。今入っている箱に違和感があっても、すぐに逃げてはダメ
クラスター分析 CRM
何かをすれば、何かが返ってくる報酬の仕組み➡やっただけの経験値➡ゲームも同じ
お金、立場、感謝(魂のごちそう)
創造の領域まで達した人は、消費領域では受け取れない報酬がある
二重螺旋キャリア
時間給➡労働ゾーン お金➡成果と関連なし➡作業
成果給➡プロジェクトリーダークラス、管理職以上 プロセスを自分で考えて作り上げる 途中はどうであれ、最後には結果を出さなければいけない。
ライフワーク➡印税 想像領域に入ったライフワークにはお金を払いたいと思う人がいる
報酬とアウトプットは循環する
立場➡仕事がしやすくなるが最大のベネフィット➡入ってくる情報の量➡自分が権限を持ったなら、迷わずやりたかったことができる➡オファーがくるようになる
アウェイで活躍してこそプロフェッショナル
前に進むことは怖い。それは自然な感情。ただその先にはまた別の報酬が待っている。一歩踏み出す勇気❗
自由➡やらされ仕事か減っていく
ライフワークからの収入があると、ライスワークでも強気になれる
労働ゾーンにいる人が求める自由➡逃避
自己実現➡名前が残る
アメリカの心理学者 アブラハム・マズローの欲求段階説➡五段階のピラミッド図
他者という観客=評価者の存在
マズロー 人間性の心理学
自分自身、最高に平穏であろうとするなら、音楽家は絵を書き、詩人は詩をかいていなければならない。想像や表現をしないと、自己実現には至らない。