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マスコミが「批判精神こそジャーナリズム」という歪んだ主義に毒されているとの立場らしいが、その根拠も対案も結局読み取れず、記者クラブや通信社の歴史等の記述がかろうじて参考になった位か。
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○国会新聞で記者を務める宇田川氏の作品。
○新聞記者の取材方法や記事の書き方、意図、新聞社の思惑について、記者の立場から(国会・政治関係を中心に)解説した作品。
○ある程度の実態は理解できたが、著者の主義主張がところどころに見え隠れしており、読みにくい。
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新聞の政治部や社会部の仕事における詳細や歴史など、新聞の真実について知ることはできた。
しかし、本書は「ジャーナリズム」について論じ、偏向報道を批判しているにもかかわらず、
憶測でモノをいう(p43)
リベラル、南京大虐殺における朝日新聞の報道を批判する(p42,167)
といった表現があった。
事実ではなく個人の見方を書き、偏向的な書き方を筆者自身がしてしまっている。
反面教師になるべく、この本を書いているなら見事だが、そうでないならば説得力に欠ける。
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結局なんだろう。読後に、何読んだか覚えてない。体調のせいかもしれないけど。
批判は多くの場合、言いっぱなしの無責任で、そこから生まれた政権に、一から政策を論じる力はない、っては良かったけど。
マスゴミなんて言葉は、随分昔から使われていたらしいし、偏向に偏る仕組みも論じて、椿事件にも触れておきながら、マスコミの未来を語る言葉に身は任せられない。