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アオリイカの秘密にせまる 研究期間25年、観察した数3万杯 みんなのレビュー
- 上田 幸男 (著), 海野 徹也 (著), 日本水産学会 (監修)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:成山堂書店
- 発売日:2013/04/01
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紙の本
釣り師目線の研究報告。
2015/03/22 11:59
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
卵から育ててまた産卵させる「完全養殖」も可能だが出来ない理由など、調査の結果も面白い。長年の研究の報告なのだが、目線は主に「釣り」にあるようだ。海流に乗って移動するのも低温が苦手だからと考えると良くわかる、なども「釣れる日、釣れない日」の理解になる、という書き方になっているのだ。章のタイトルには『プロの漁師に学ぶ「釣法」と「漁法」』というものまである。ここでは著者の一人がはまっているとする「エギング」についてもかなりのページが使われている。章内の見出しにも「釣り人、必見!!もっとも好む餌を調べる」といった表現がみられる。
このシリーズには研究的なものも多いが、どれも水産業的な立ち位置である。本書はまとめ方の一つとして「釣り師目線」をはっきり出していて面白い。
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