紙の本
お助けマン
2017/05/25 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お助けマンな悪ガキ7のお話。
ぼくらシリーズの作者。
こちらのほうが物騒度が低くて読みやすいかな?
個人的にはぼくらシリーズのほうが好きだけど。
投稿元:
レビューを見る
私は、この作品は面白いなと思いました。理由は、二つあります。
一つ目は、最後は、友情が、書いてあったからです。なぜなら、一人浮いている男の子が、最後には、友達になっていたからです。
二つ目は、みんなが、お助けマンになっていたからです。なぜなら、いじめられている人を助けたりしていたからです。
この、二つの理由で、私は、面白いと思いました。
投稿元:
レビューを見る
東京の小さな店やら家が軒を連ねる下町。そこに突然大型スーパーが建てられるこのちなり、しかも下町をゴーストタウン化させるつもりらしい。それを知った双子のマリとユリは、「悪ガキ7」を結成して、スーパー建設を阻止することに。やがて悪ガキ7の元には様々な相談事が持ち掛けられるが、それらを次々と痛快に解決していく!
悪ガキ7たちはイタズラ好きで自分たちそれぞれの能力を生かして様々なイタズラをします。けど、その相手はいじめをしている者や、子どもを虐待する親、下町を潰そうとする会社。そして悪ガキ7たち自身の知恵もさることながら、彼らを手助けする周りの大人たちもなかなか良い。ちよっと変な、だけど子どもを縛りもせずしつけもせず、対等でありながら温かく見守っている、そんな大人たち。良い世界だなぁ。
投稿元:
レビューを見る
イタズラ好きの双子マリとユリ(蕎麦屋)
身体の大きなマサル(八百屋)
将棋が強いヤスオ(葬儀屋)
博識のサキ(古本屋)
食いしん坊のヒロ(食堂)
弱虫のケンタ(ケーキ屋)
「悪ガキ7(セブン)」はイタズラでみんなの悩みを解決します!
「ぼくらの」シリーズを現代風に、そしてマイルドにした感じ
インチキな大人に子供が対向する図式は健在
後者シリーズは面白い、面白いけど小学校にはちょっと(妊娠とか援交とか出て来るし)…と思う時は悪ガキを薦めたい
投稿元:
レビューを見る
児童からのリクエストもあり読みました。
読み終わった感想は「奇想天外」「ハチャメチャ」
あとがきによると、
「葵町のような町があったら、そして、こんな悪ガキたちがいたら、きっと子どもたちの世界は今より明るくなるのではないだろうか。」
「子どもの遊びは子ども自身が作り出すものなのです。(中略)子どもたちにゲームをあたえ、それに夢中になっているわが子を見てあわてている親たちに、そして、ゲームでしか遊びを知らない子どもたちに―。
これが子どもの遊びなのだということをわかっていただけたら幸いです。」
これを読んで納得しました。
子どもには戻れないけど、こんな子どもたちのいる町に住んで、ミーおばさんみたいな子どものお助けマンになりたいなあと思いました。
これから創り出す悪ガキたちの「遊び」に期待します。