電子書籍
作家・本多氏が持てる技巧をすべて詰め込んだ…
2013/04/06 12:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
1、2巻よりも「小説ならでは」の楽しみ方が出来るようになっていた。
至る所に伏線が張り巡らされており、その回収もお見事。1、2よりは、ミステリ作家としての本多孝好を感じられる作品になっているのではないかと。イラストも、前巻までよりも見やすくシーンが想像しやすいものとなっていた。小さなクライマックスがいくつもある印象で、それぞれのサブエピソードがまだまだ膨らませられそうなくらい、物語の風呂敷自体は壮大。
コミカライズや映像化で、その辺りのサブエピソードが補填される事を希望します!
投稿元:
レビューを見る
完結編。まさかの岬さんと途中まで大興奮しながら読んでました。真ん中らへんで展開が読めだして中だるみしましたが、最後はアゲハ、渡瀬、亘とこうなってしまうのねと納得して読み終えました。最初の2作では思わなかったけど、この作品って現代版のサイボーグ009なのねなどとも思いました。
投稿元:
レビューを見る
まさか岬さんが。。。
というところに驚きを隠せない感じでした!!(゜ロ゜ノ)ノ
アゲハたちや亘の最後が切なかった。
投稿元:
レビューを見る
完結!!
大好きな作家さん+運命に立ち向かう設定+主人公たちが生き生きしてる感じ♪
これは★5つけるしかないでしょう。兄弟のため、仲間のため、自分自身のため。立っている場所の違う人間が、それぞれ信念を持って登場してくるので、スピード感があって、飽きない。
3冊あるけど、全部で1日あれば読めちゃうと思う。面白かった^^b
投稿元:
レビューを見る
2013.04.17読了。act-1ではあまり好きではないと思っていたけれど、どっぷりハマりました。アゲハの友情に泣けた。
実験的に、超人的な能力をつけられた人同士の、そして権力者との争いを描き続けた第3話、完結編。暴力的な描写とか好きじゃないのに結局どっぷりはまってしまったのは、やっぱり本多孝好の文章が自分に合っているのだと思い。岬さんには驚愕。
充分楽しめたけどでも、また、いつもの本多孝好が読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
たまには、こういうエンタテインメントな本もいいですな。ミステリ感もあり、いい話ですし、盛り沢山ですな。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ完結。結末は少し切ないけど、落ち着くべき所に無事落ち着いたと言えましょう。この路線が1年間続いたので、次回はいつもの本多ワールドを見せていただきたいです。
投稿元:
レビューを見る
★★★☆☆
訴えるものはないただのアクション
【内容】
呪わしい宿命をかした渡瀬に復讐を遂げようとするアゲハ。恐るべき計画を始動させ、不要となった昴の命を狙う渡瀬。そして、亘を取り戻すために、渡瀬が潜む陸自の演習場に向かう昴。最後の熾烈な戦いの幕があがる―。
【感想】
やっぱり、アクションを小説で読むのは大変だな。最後の方はもう入り乱れてえらいこっちゃだった。
登場人物が多すぎたのが残念。結局キャラが立たないまま終わってしまった。(必殺技はわかったけど、性格とかも欲しかったよ)
渡瀬の狙いもなんだかボンヤリしていて、アゲハの狙いもボンヤリ。渡瀬の催眠力は突然すぎだと思います。
面白い順、2>3>>>1ですね。
投稿元:
レビューを見る
キャラクターが良いとエンディングを迎えた時に、彼らとの別れが寂しくなる。
碧は幸せになって欲しいな。
ただ、act-2の方が面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
ACT1,2ほどの勢いやスケールの大きさが感じられない。三巻で終わらせるために急いで収束を図ったような感じ。
投稿元:
レビューを見る
最終決戦
代議士・渡瀬の目的が明らかに!!
『アゲハ』の象徴・学
ACT-2であった彼の特徴【感染する】
・・・・・これが渡瀬の目的
人類の進化を・・・・・
んーあっさり終わったな~っていうのが感想
昴たちと【アゲハ】誕生の詳細とか
渡瀬が彼らと係わった理由とこのような欲望を持った背景とか源とか
もう少し細かな説明が欲しかったかなぁ
ACT-2まであった複雑に絡み合った人間関係もなし崩し・・・・・
最後のウィルスメールもなんか違うような・・・・・
もちろんバトルは興奮
この人が・・・・・
なんて・・・・・
なんだかんだで一気読み!!!
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-281.html
投稿元:
レビューを見る
ああ、ついに読み終わって(完結)しまった・・・。
人類は大きな宿題を抱えたわけだけど、それも日常に溶け込んで、やや楽観的に見える。
このアンニュイさが、ひたすらに格好良いなぁ。
投稿元:
レビューを見る
ライトノベル感覚で楽しめるハードアクション小説。本多孝好の新たな一面が楽しめる作品完結編。
最終章のバタバタ感は否めませんが、特殊能力とともに生まれた彼らの生き様を中心に進むストーリーは、「生きかた」に対してのメッセージが強く残ります。キャラクター押しの物語構成になっていますが、そういう意味ではとても本多作品らしいシリーズでした。
もちろんハードアクション小説としても十分に楽しんでいただけます。
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りる。物語として完結したが、未来を創造する余地がある終わり方でよかったと思う。正直、渡瀬の考えが思ったより破滅的で残念だった。もっと壮大な計画かと思っていたので。とにかく、新しい本多さんの魅力に出会えた一冊だった。
投稿元:
レビューを見る
とうとう読み終わってしまった。
はじめの導入部分で、昴を狙う暗殺者の道具として描かれていたものの正体の読者をいい意味で裏切るやり口にただただびっくり。
うまいなあと。
張られていたいくつもの犬の伏線に、見事にだまされた。
けれど、優実ちゃんと良介のやりとりが微笑ましくて、血なまぐさいこのストーリーの中での数少ないほのぼのとした場面だっただけに、この展開はとても悲しい。
そしてアゲハ。
昴たちと幾度も対峙しながら、完全に敵とはいえなかった彼らの切ない結末。
どの登場人物も魅力的だっただけに、読み終わった後はなんだか寂しくなります。
本多孝好さんは基本的に続編は出さないと宣言していますが、MOMENTからのWILLのような例もあるし、ぜひ続編を出してほしいです。
結局、寛人の最期についても謎が多く残ったままだし、「ここじゃない場所」の隆二のストーリーを読むと、他人とふれあうことに恐怖を抱く彼らの仲間の一人である寛人がどのようにして恋人と呼べる存在を作るに至ったか、とても気になります。