投稿元:
レビューを見る
久々に平安末期から鎌倉前期。
池殿一門(頼盛)・小松一門(重盛)・宗家と後白河、二条との関わり、また平家の東国武士の統制、軍事力の行使など、なかなか面白かった。
2018年6月19日再読。
平家物語の呪縛。
伊賀・伊勢の平氏郎等の蜂起。
かり武者と家人による軍事力の限界。
投稿元:
レビューを見る
治承・寿永の内乱における平氏の敗因を軍記物語の虚構を排して明らかにしている。在地武士団の広範な家人化に失敗し、国衙機構を通した正規動員に依拠せざるをえなかったことが、後白河王権との決裂過程で軍事的弱体化を招いた点に主因を求めている。同著者の他の著作同様、権門の武士に対する規制力を強調しており、「後白河史観」といえるほど後白河院の政治行動に重きを置いているが(頼朝挙兵も院の指示と推定)、その点は異論が出よう。
投稿元:
レビューを見る
俗に源平合戦と呼ばれる治承・寿永の乱を主に平家の視点から戦乱の経緯を解説した本です。この本を読めば、なぜこの戦乱で平家が負けたのか、平家の持つ欠点などが見えてきて大変興味深かったです
【こんな人におすすめ】
治承・寿永の乱をもっと詳しく知りたい