投稿元:
レビューを見る
金融円滑化法終了後、目立った倒産件数の増加はありませんが、単なる延命ではない真の事業再生のための確かな手引きですね。参考資料が豊富で、まさに実践的。
投稿元:
レビューを見る
<備忘録メモ>
松・竹・梅の3レベル
DDを実施しても企業の実態の全てが明らかになるわけではない
「簡易な計画でよいからまずは企業とともに走り出す」
オーナー経営者の資金吸い上げパターン
・役員報酬、配当、飲食等の会社経費、家賃収入
「クイックヒット」(施策)
投稿元:
レビューを見る
先に別冊番を買って読んでしまった。これもかなり良い本だけど、別冊番ではない改訂版を読まないといけないなと思った。
中小企業の再生に携わる金融機関職員、特に経験が浅い人にとってはかなり良い本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
中小企業再生支援協議会全国本部会のトップが綴った書籍。今後は事業再生業界で働くことになるため、本書籍を読んだ。主に、抜本的な支援を必要としないようなリスケ先に関して記載されている。業種ごとに俯瞰図やポイントが記載されており、実務においては参考にしようと思う。巻末のQAも大変参考になった。また、事業DDは0→1の作業であることから、自身で作成することができるかとても不安である。引き続き勉強に努めたく思う。
以外、業種別のポイント
(製造業)
固変分解を行い、損益分岐点を下げる工夫。売上とコストカット両方から攻める。
①原価改善②売上予想の確実性③営業プロセス
(小売業)
経営改善の基本は店舗のスクラップ、まずは沈んで出血を止めることが肝要。売上の拡大は、一朝一夕にはできない。効果100%は3年後が基本、その間にしっかり利益を生み出せる体質にする。
①赤字店のスクラップアンドビルド②ロス率、売変率の改善
(建設業)
固定費を削減し、受注を増やすという王道以外に生き残りの道はない。
①実行予算の管理②営業体制、見込み案件数
(温泉旅館業)
温泉旅館は年商の2〜3倍を超える債務を負っているところも多く、たとえ事業面での黒字化がみえたとしたも、過剰債務を軽減する金融支援策は必要となる。
①借入金の年商倍率②販売チャンネルの直売構成比③エンジニアリングレポート、修繕計画