紙の本
クマの話もある
2023/11/23 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
別の本で、リスが蛇に遭遇すると威嚇したり、弱っている蛇の場合その匂いを体に移そうとする行動が描かれた。先生はそれを基にしてある実験をした。
「ヒグマは(理由は不明だが)蛇の匂いを大変怖がる」
この報告を聞いて、ハツカネズミに蛇の匂いを付けたもの、付けなかったものと分けてヒグマの檻に置いた。実験結果は?
投稿元:
レビューを見る
小林センセイの鳥取環境大学における、まったり研究生活エッセイ第7弾(多分)
今巻はヤギコ追悼に尽きるね、やっぱ。
巻頭写真がかわいくて悲しいよ。
ハチの巻の奥さんの達観っぷりがステキw
投稿元:
レビューを見る
知的好奇心というのは
こういうことを言うのです
確かな学問に裏付けられた
その 一つ一つ の事柄のなんと面白いことだろう
すてきな「学者」は
その 行動
その 言葉
が 学問そのものである
を身をもって証明しておられる
小林朋道先生です
投稿元:
レビューを見る
あはは。このシリーズおもしろいです。
この本を読んで、動物行動学の道に進みたくなる学生もいるのではないでしょうか。
普段見慣れている動物たちを、新鮮な目で見られるようになったかも。
投稿元:
レビューを見る
小林先生節が生きてます。アニミズム的なものを否定する学者さんは多いと、私見で感じていますが、それを対して真っ向から否定している本です。人間が動物に感情を移入することの意味について、考えさせられる良書です。
投稿元:
レビューを見る
(No.13-42) ノンフィクションです。「先生!シリーズ」最新刊(といっても5月発行)。
なんと野生児のように丈夫なはずの小林先生が、帯状疱疹になったそうです。先生のような方でもなるんだ!
しかし50歳過ぎまで、肩こりやそれからくる頭痛を経験したことがなかったという人っているんですね。それにもまたびっくり。
というはじめにの挨拶から、ヒバリ、蜂、シマリス、カエル、モモンガなど盛りだくさんの内容です。
ヒバリは昔から人間の生活圏に巣を作ってきたんだろうな。そして巣を見つけると保護した人達が多かったのだと思う。ヒバリは虫を食べてくれるんだよ、という話を子供の頃に聞かされたこともあったっけ。
ヒバリがキャンパスの人通りが多い歩道のすぐそばで営巣しちゃって。先生はもちろんだけれど、何人もの学生たちが保護に乗り出します。
自宅玄関前に置きっぱなしだった板の下に、小さなアシナガバチの巣があるのを見つけた先生。よくここを選んでくれた!誰かと喜びを共有したくなって初歩的なミスを犯す。妻に話してしまったのだ。それは危ないな~取ってしまわなければ、と言われてしまう。玄関前だもの、当たり前の反応でしょ。野生児の奥様は普通の人ですね。
「玄関のハチは一つ屋根の下で暮らす家族の一員」と抗弁する先生に、「家族の一員ではありません」と奥様。蜂を救うため頭をフル回転させる先生。いや~、こういう人と暮らすのは大変でしょうね。でも面白そうだわ。
モモンガプロジェクトの話。どういうプロジェクトかは本書を読んでいただくとして、ロゴへの情熱がとっても面白かった。ロゴに対するいろいろな考察、薀蓄。
モモンガプロジェクトのロゴは先生が描いたのですが、その焼き印を作ってグッズに押すことに快感を覚えた先生は焼き印押し作業を独占!
素敵だなと私が思ったのは、独占の仕方です。プロジェクトリーダーだからとか教授だからという権威を振り回すのではなく、練習用の板に何回も何回も押印して、数々の失敗を経て完璧に押せるようになり、焼き印押し作業を独り占めするのです。
その努力を知ったらプロジェクトに参加した人で、「先生一人で押すなんてずるい」という人はいないと思う。そんなにやりたいのか!と驚くかもしれないけれど。
何度も笑いながら楽しく読ませていただきました!
投稿元:
レビューを見る
知的好奇心をくすぐられる動物行動学の先生シリーズ。オタマジャクシの生態にちょっと驚き。もっとよく来年は田んぼで観察しよう。
投稿元:
レビューを見る
動物行動学者である小林朋道氏による先生!シリーズの(現時点で)最新刊である。あいかわらずの軽快なタッチで、勤務先の鳥取環境大学とその周りの小動物や虫のさまざまな生態を、本人や学生たちの関わりとともに記している。
著者の生物に対する愛情があふれていて、身近な生き物は何でも観察対象にしてしまうようだ。この先生!シリーズを読むと、日頃気にも留めない小鳥や虫などを、じっと観察してみようという気になるほどだ。
投稿元:
レビューを見る
ちょっとマンネリ気味だったけれど、本作は面白い。
アシナガバチとかおたまじゃくしのような
よく見かける存在にも、不思議な行動はあるものだなぁ
と感心する。
孵化したあとの卵の殻を捨てる鳥。
内側の白色が捕食者の注意を引き付けるから
蜘蛛(口を接着剤で張り合わせる)とバッタを一緒に
ケージに入れ、バッタの食性の変化を実験する
炭水化物を含むエサを多く食べるようになるそう
おたまじゃくし、他種のカエルの卵塊を食べる
モモンガプロジェクトのその後
ヤギ子との別れ、なども
投稿元:
レビューを見る
大人気シリーズの最新刊。だんだん有名人になる小林先生だが、研究熱心は相変わらず。そこは面白いのだけど、今回はももんがの湯でだいぶ脱線。マンネリ感も否めず、評価が辛くなってしまった。でも、相変わらずおもしろいんですよ。
投稿元:
レビューを見る
先生シリーズ第7弾。今までの巻で出てきた動物たちがいなくなってきたりしているので何だか寂しい気もしますが、それも動物と付き合っていく上で覚悟しなければいけないことなんでしょう。
先生の調子はいつもと変わらず、読んでいて突っ込みたくなる文章でした。
投稿元:
レビューを見る
ヤギコアルバムー!!8ページまるまるヤギ部でした。ヤギヤギヤギ~♪
今回も最初から最後までたのしるぎるー!モモンガの焼印可愛いです~。モモンガパン食べたいっ!
投稿元:
レビューを見る
大学にヤギとか動物がいるって、素敵だな。鳥取大学には行ったことがないけどなんだか牧歌そうでいいな。私は都会の大学に3つ通ったが、すべて大都市の中にあるキャンパスで動物には縁がなかったから、こういうの羨ましい。
投稿元:
レビューを見る
とてもユニークな動物行動学というか、動物エッセイというのか、思わず読みながらニヤニヤしてしまう。
一気に読んでしまった。
投稿元:
レビューを見る
≪目次≫
はじめに
第1章 学生たちが守ったヒバリの巣
第2章 このハチは、もう家族の一員だ!
第3章 シマリスはヘビのニオイを体につけてヒグマを 追い払う!?
第4章 ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種の アカガエルたち
第5章 大學のヘラジカ林に棲む動物たち
第6章 芦津モモンガプロジェクト、NOW
第7章 ヤギはイモムシを食べる隠れ肉食類か?
≪内容≫
逗子図書館。
ちょっとネタ切れ感の漂う小林〝先生〝シリーズ。でも、ヒバリの巣の話、アシナガバチの話とアカガエルの話は面白かった。