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君はいつか、本当に届けたい人に、本当に届けたい思いを届けるんだ。
清潔感あふれる言葉が並べられ、晴れた星空のように澄んだ空気を感じる小説。
3章が切なくて好き。今自分の周りにある世界は決して当たり前のものではなく、どこかで支えられ、支えながら存在しているのだと気づいた。
挿話のショートストーリーが気になった。『星空放送局』も読んでみたい。
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バラバラかのように見えたお話が
そうか、そうやって繋がっていたのか、と。
そして、知らない土地での深夜のラジオは
なんてミステリアスで魅力的なんだろう。
それがましてや星の話だなんて。
星を見上げた日には、きっとまたこの本を読みたくなる。
あたたかくて、切ない。
でも、最後に読んでよかったと思える物語。
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2014/10/7
913.6||ナカ (3階日本の小説類)
ひとは流れ星を見ると、なぜ願い事をしたくなるのだろう。
それぞれの章(4章)の物語が最後でひとつに繋がる恋愛・青春・ミステリー・ファンタジーな物語です。
心が温かくなり、癒される一冊です。
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実際のプラネタリウムとコラボした本作品
小説を読んでから、プラネタリウムを見た方が良いと思った。
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2章まで何となくで読み進めて、3章から突然場面が変わるので、よくわからないままページを捲っていたらまさかの前の章に繋がりやフラグがしっかりとあって、最後まで詰まった話でした。わかるとぶわっときます。辛い描写はふわりと表現されているので、余計に想像がふくらみます。
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夏の学童キャンプでホタルを探しに夜中ロッジを抜け出し川に行く5年生の大介、麻里、4年生のアキオ。そこで不思議なラジオ放送を聴く。
不思議で、せつなくて、純粋で、懐かしくて素敵な話でした。
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ちょっと不思議な話。だけど最後ちゃんと繋がる。
少し切なくて、でもあたたかい気持ちになれるお話です。
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最初話がどう繋がるかと思っていたけど、切なくてとてもいい話だった。
この作者の本はいつも読後の心地よさがとても良い。
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キレイな物語ですね。うす汚れた大人(私)には痛いかも…。明らかに普段読む対象ではないけど、たまには良いかな〜
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高校生の頃図書館で借りて読んだときには難しくてよくわからなかったけど、なんだかとても気に入って数年前に買った本を今読み返しました。
大人になって読んでみると、小学生の頃の自由なのに何1つ手に入れられないことや、ラジオで語ってる難しい話が分かるようになって、あの時気づけなかったことがたくさん気づけるようになってました。
作中でサトザキ宇宙が流す音楽をかけながら物語を読むとぶわーって世界が広がってぴったりと想像と当てはまって感動した。
音楽と合う小説っていいな、と。
文章の構成やファンタジー感で子供向けのような気もするけどよく読んでみると大人向け。
大切な人にも読んで欲しいなと思いました。
星空レディオショー、わたしも聞きたいな。
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お話が最後は全て繋がっていて驚きました! ステキな作品でした。星空放送局、、、とても素敵だなぁ、、、と感じました
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大人の作者が子どもの目線で書いている小説が苦手なので第一章で挫折しかけ、第二章でもまだ中学生だったので完全に挫折し、最終章を読んだらなんか楽しそうな感じだったので途中から斜め読みを始めたら所々にひっかかりを感じ、とうとう全部読んでしまった。
ちょっと不思議な感じは中村航ワールドだ。
擬音語「ぽーん」がキーになってる。
「挿話」はよくわからなかった。必要なのかな。
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大好きな作品!
世界観がとっても好き。
最後には全てがつながって、え!!!すごい!!!って久しぶりに読書をした私に本って面白いと思わせてくれた一冊。
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主人公はアキオくんという男の子。小学生の時に山の中で聞いたラジオが、中学生や高校生になったときに繋がっていくお話。
最初は、アキオくんの先輩の大ちゃんの目線で物語が始まる。
大ちゃん目線だと、アキオくんはなんか淡々としてるけど優しくて、ミステリアスな印象だった。
アキオくん目線になってから、大ちゃんへの印象とかがなんか微笑ましかった^^
学生時代って、若かった分失敗も多くて、思い出すと苦い気持ちになることもあるけど、
中村航さんの小説だと、不思議とそうならない。
楽しかった部分をきちんと思い出せるし、あと、なんか前を向ける感じがする。
部活を頑張っているところとかグッときたな。結果だけが全てじゃなくて過程って大事だよなって思えたり、悔しかった思い出を浄化できる感じがした。
努力してどんどん体力ついて、勉強も捗って、新聞配達のバイトもしてって、なんかすごい楽しそうだった。
ラジオの部分がなかなか頭に入ってこなくて、特に序盤とか読み飛ばしてしまったけど、最後に繋がりがわかって、やっぱりずっと優しい物語だったなって思った。
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幸せな気持ちになれる本でした。 第1章、第2章は少年少女の淡い初恋や友情、様々な経験を経て成長していく姿が描かれ、懐かしいような、初々しい気持ちになる。 第3章から話しは変化し、これまで謎に包まれていたこと、これまで描かれてきたことの先が見えてくる。 最終章では全てが明らかになると同時に、優しい気持ちで溢れた結末を迎える。 そんな小説でした。