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ライフル射撃のレジェンド、ボブ・リー・スワガー・シリーズの第一作。これ草食男子ならずとも憧れる男像では。作品で描かれるような窮地にはたいていは出会わないと思うけど人生の窮地にはいつかだれしも遭遇するわけでその時に自分のオトコが試されるのも事実。そんな時にスワガーを思い出せると頑張れるかもって一冊です。
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男は自分の矜持を踏みにじられたときには、命を賭して戦わなければならない時があるのだ!
そう訴えているかのような、熱い男の物語だ。
主人公の男にしびれるぜ!
自然とライフルを愛し、今は人里離れた山の中で一人で暮らす退役軍人ボブ・リー・スワガー。超一流のスナイパーである彼の元に、ある組織から依頼が舞い込む。それが巧妙に仕組まれた罠だと気づかずに、ボブはその誘いに乗ることになり……
デューク東郷のように正確無比な射撃の腕前を持ちながら、熱いハートを心に秘めたボブ・リー・スワガー。普段は内に秘めた熱いマグマが怒りによって解き放たれたときのカタルシスがこの物語の最大の読みどころだ。
大統領暗殺未遂事件の容疑者に仕立て上げられた主人公がここからどのように挽回していくのだろうか。興奮冷めやらず。
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ボブ・リー・スワガーシリーズの第1作目。新刊の『第三の銃弾』を読みたくて、シリーズ最初からのスタート。映画で見たことがあったのでなんとなくは覚えていたが、あれ映画はこんなのだっけ?と思いながら読んでいった。要するに映画はいまいち覚えていないのだが、上巻はなんだかハラハラするけど分かり切った感じの展開にがっかり。もっとどんでん返しがあるのかと思いきや、一本道で予想通り。下巻に期待。
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スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第一弾。
様々な書評でかなりの高評価を受けている作品で、シリーズ作品が続々と書かれていることもあり、期待を持って読み始めてみた。
冒頭から上巻の半ば過ぎまではある意味退屈なまでにボブの人となりを描くことに費やされる。大きな展開もなく、淡々とボフの質素な生活、ハンターとしての力量、銃の解説、といったことが綴られ、正直何が面白いのかと思い始めた頃、物語が急展開を見せる。
ここからのジェットコースターばりの怒涛の展開は、まさにこの冒頭から続く下地があってこそで、容疑者となったボブがどんな活躍をしていくのか、下巻が楽しみである。
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伝説のスナイパー
ボブ・リー・スワガーの一冊目
ここから「スワガー・サーガ」と呼ばれる父か祖父?子らのシリーズが続くそうです。
罠にはめられたボブ
なんで?とつっこむ要素はあるのですが、読むうちにだんだんとボブの友人の仇を撮りたい気持ちも理解できてきたところ
落ちこぼれFBIのニックのパートと切り替わりつつぐいぐい読ませます。
余談ですが、ニックと上司の「エドワード・D〜」という名前の並びを読むうちに怪盗ニックを何度も連想させる。下巻へ
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出だしは文章が硬派なのと主人公ボブの頑固じじぃっぷりに「ごめんライフルとか興味ないわー」と思っていたけれど、途中からぐいぐい惹き込まれた。
中盤で「あれ?このまま終わりかな?」からの大波乱!そして出てくる女が皆それぞれ格好いい!!
何を言ってもネタバレになるので難しいけど、バラバラに見えたあれやこれが結びついていくのは楽しい。
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大きな陰謀に巻き込まれていく主人公。大統領暗殺って、こんな感じでいろんな仕掛けが裏にあるのかなぁ。ここから同逆転するのか、なかなかイメージがつかないまま後半に突入。
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映画の方をなんとなくでレンタルして視たことがある。
よくあるアメリカのアクション映画で悪くは無かったと記憶しているが、記憶に強く残るものでもなかった。
何でその原作を読もうと思ったか、どこかの掲示板でお薦めされてたんだと思うがKindleで買って積んでいたままになってた。
本の内容はと言うと、映画のイメージとは大分違い、思わずポエットと言ってしまうような詩的な表現、言い回しが多く次へ次へとついつい読んでいってしまう。
銃器やスナイパーに関して精通していて専門用語が多いが苦にはならなかった。
下巻の方の話になるが、主人公のスワガーがいつの間にかアクション映画の主人公張りの超人になってしまっている。
設定だと主人公はスナイパーとしての能力の高い戦争帰りの元軍人という設定なのに、スナイピング以外の近接戦闘でも無双状態で、相手だって相当訓練を受けた精鋭なのでどんだけ強いんだよと思った。
最後の最後で蛇足的に法廷劇になるがアメリカ人って法廷劇がどんだけ好きなんだろう。
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久し振りにベタベタの冒険小説を読む。
男の憧れ最高のタフガイの話。
絶対に助からない、既に人間の域を超えてる。なのに不死鳥の様に、都合良く復活する。
どんなに、後付けで理由付けをしても無理でしょ!ありえないでしょ!と言っても強引に筆は進む。
結局、読者は諦めて、そうなるのねとシブシブ納得しながら
読むしかない(笑)
この世界観に素直にハマればこよなく気持ち良い。
主人公はどんなに窮地に立っても、間違いなく乗り越えて行くのだ!我らがヒーローボブ!!!
ハラハラドキドキなんか全然しないぞ、安心して読めるぞ。
僕は大好きだ!!
「戦えば勝つ、必ず」(宇宙怪人ゴースト)
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読んだと思っていたけれど全然覚えていないです。
ベトナム戦争で心に傷を負った天才狙撃兵が、犬を相棒に孤独に生きている中で、策謀に嵌められ大統領狙撃の汚名を着せられて国を相手に一人で戦争を初めてしまう話です。
前編は序章な感じで、これから下巻で大暴れが始まるのかと思うとワクワクが止まりません。
主人公ボブ・リー・スワガーはとてもアメリカ的なヒーローなので日本人的な目で見ると戦争屋でしかありません。が、やはりこういうハリウッド的なドンパチは好きだし、陥れられた超人的な人物が巨大な敵に立ち向かうのは本でも映画でも感情移入します。
下巻の展開に大期待。
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かなり読み応えのある作品だが、ハードボイルドの雰囲気と戦争モノの緊張感、謎解きのミステリ要素もあり当時のランキングに挙げられたことも納得の内容。
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スティーブン・ハンター。元軍属のスナイパーがとある陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を着せられる話。映画のようなアクション小説で、最後まで楽しめた。また悪党を撃ち殺して終わりでなく、しっかりと裁判まで書かれているのも良かった。アクションとサスペンス、ミステリと贅沢に要素を詰め込んだ充実した読書でした