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自動車に乗れない、政治に対する投票権もない学生•若者が住みやすい街というものを多くの成功モデルをあげて紹介しているので、都市計画を策定する人にとっては引き出しの一つになるとは思う。(実際に実行可能かはクエスチョンマークが残る)
歩道、自転車、路面バス、空き地などなど。
若者目線が徹底されていたので、少し偏った意見になってはいたが、都市の在り方を考える上では楽しく読めた。
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街づくりに若者が参加してくれると、良い街ができると常々思っている。よって、この本をうなずきながら読みました。
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若者からの目線で、
道路、街、街づくり、環境問題、エネルギー政策などに
ついて書かれた本で、
今まで読んだことがない観点の本で、
ちょっと戸惑いも感じますが、
新鮮な気分を味わうことができる本です。
また、
「若者」とは異なった目線になってしまった自分に
ちょっと寂しさを感じました。
今までは、会社、学校からの帰りにカフェ、飲み屋等に
理由もなく行く理由が全く分かりませんでしたが、
この本を読んで何となく分かることができました。
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ご時世がご時世だけに、高齢者の視点で語られやすいまちづくり。しかし、どんなに高齢化が進もうが常に社会に若者は存在する。そんな忘れられやすい若者の視点でまちづくりを語った、ありそうでなかった良書です。
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まちを楽しむコツを示した魅力に溢れた内容。
車優先でお金がないと何もできないまちは窮屈。自主性を重んじてやりたいことができれば、自由で楽しいまちが生まれる。
まちが自分たちのものだと思えるように行動しようと誘いかけてくれる。まちは面白い。
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60歳を過ぎましたが、高校生向けのこの本を読みました(主に電車の中で)。高校生にとってサードプレイスを確保することの大事さのところが面白かった。サードプレイスとは、家でもなく、学校(あるいは職場)でもない、第3の場所で、日常生活の中で自然と行きたくなる場所です。
自動車通勤の大人だと、職場から家に直行することが多いでしょうから、平日にサードプレイスはほとんどないでしょう。私は、冬場は公共交通機関で通勤する(片道約2時間)ので、往路・復路とも電車の中が読書室というサードプレイスです。このサードプレイスは結構満足しています。
公共の場所とか比較的安いコーヒーショップにある机と椅子で、あるいは図書館とか読書机のある書店で、高校生が自習しているのを見て、”家で勉強するほうが集中できるんじゃないか”と思っていましたが、ああいう場もサードプレイスなんだろうなぁ。”長居すると、周りに迷惑だよ”などと、単純に感じてはいけないんだなと思うようになりました。
川に瀬と淵が必要なように、通勤路・通学路にも、いろんなサードプレイスが必要なんだと思います。(以上でした)
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某大学経済学部の輪読教材として使用されていることを知り、興味があり購入。そうしたきっかけでもないと、タイトルだけでは、なかなか手にしなかったであろう本ではあるが、読んでみると、実に面白い!
どのまちに住もうか、住みたいかとは考えたことがあるが、どうやって”まちづくり”をしたいこうかとは考えたこともなかった私にとっては、すべてが新鮮!さらに若者たちがそれに取り組んでいるというのも、身近で現実的で、そして生き生きと課題が浮かび上がってくる。またそれぞれの項目が独立していて、さまざまな視点から考察されているのもよい。第3章の日本の鉄道王国にも関わらず・・・は目から鱗。