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私には絵本のイメージが強い佐々木マキ。漫画でこんな作品も!と一頁だけの紹介でも楽しい。インタビューもあり充実の一冊。表紙から「け!」も含めて素敵。ひさうちみちおを思わせる部分もあって、両者が影響を受けた源流があるのかと考えたり。
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こんなにたくさんの絵本、
そして漫画があること、知らなかった。
絵本いろいろ、地道に読んでいきたいなぁ
あと男性ということも知らなかったです。
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「け」から入って、「やっぱりおおかみ」しか知らなかったが、ガロから出た人だったのか。
ほかの絵本も読んでみたくなった。
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ほのぼのとした雰囲気のナンセンスな絵本のイメージだったけど、
前衛的で芸術的なマンガやイラストが幻想的でゾクゾクする。
誰かの絵を真似して描けたり、そういえば“なぞなぞ”や“早口言葉”や“回文”にも明るい。
極めつけ(なんの?)は氏自身のマンガを音楽だと比喩する感覚。
非常に多才。
なんかこう・・・かっこいいね。
『ガロ』、機会があれば手にとってみたい。
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ガロ時代のマンガ、ナンセンス!シュール!
絵本もたくさん手がけていらっしゃるんだ!
村上春樹の挿絵でしか知らなかったから、幅広いお仕事に驚く。
男性であることにも驚いた(のは数年前)。
でも皆さんのレビューを読んでいると、驚かれている方が多いので、皆さん同じなんだなーと思う。
個人的には、幼稚園で読んでいた大好きな絵本の挿絵がマキさんだったことに驚いた!
「すてきなバスケット」という絵本。
トンカツと油揚げが山になっている絵が、忘れられないの!もう一度読んでみたい。
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こどものころ「おばけがぞろぞろ」「ねこよる」で慣れ親しんだ佐々木マキさんの本。絵本以前の作品などもパラパラ見れるので興味深い。南伸坊さんのメッセージも。
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『やっぱりおおかみ』をはじめとする絵本の制作や、村上春樹の「羊男」の挿し絵描きとして有名な佐々木マキの素顔に迫る。
知る人ぞ知る『ガロ』出身の作家陣(安西水丸、つげ義春他)やナンセンスの権化である長新太との関連も掲載。村上春樹の「何も表現をするものがないときにどう表現するか」という言葉や、佐々木マキ自身の「僕の作品は音楽のようなもの」という説明は、ナンセンスに苦手意識のある人を少し納得させてくれるのではないだろうか。
もしあなたが今、ままならない現実の重さに疲れているのなら、あるいはやりたいことが見つからなくて虚無感を感じているのなら、考えるのではなく感じるままに、天才佐々木マキワールドに浸かってみよう。その世界はあなたをまるごと受け入れてくれるはず。
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純粋に表紙のイラストに惹かれた。
あぁ、この人かと思ったのは「ぶたのたね」シリーズの絵だが、村上春樹の装丁等、多岐に渡る活躍をしている人だったとは。
「難解そうに見える裏側を読み解こうとせず、ただ純粋にコマと絵を楽しむ。音楽のような、詩のような漫画だ」という表現がいいなと思った。
これから佐々木マキの作品を手に取ろうと思った、自分のような方には、ガイドブック的な一冊としておすすめ
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2015.9.19市立図書館
わがやではおとなもこどももぞっこんの佐々木マキ大特集。
ガロに投稿した前衛漫画デビューから、いかにして絵本、挿絵の世界へ活躍の場を広げていったか。巻末のロングインタビューが読み応えあり(本体に散りばめられた解説文を全部とばしてもここだけ読めば必要なことがまとまっている)。
ご自身の中ではマンガも絵本も地続きなのに、マンガをかいているころは友だちがたくさんいたのに、絵本をやるようになってからは同業の友だちはほとんどいないとか聞くと、そうなのか…と思う。
著作目録を見ていると、ほしい絵本がいろいろ出てきて困る。
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私もこうやって絵が描けたら、楽しいだろうな。
そんなふうに思った。
不思議でかわいい絵。
優しさと楽しさを感じる。
私としては、マンガ以上に、挿絵や絵本のページに心ひかれる。
この本の表紙も好きだし、P112の絵や版画なんか、とても素敵だ。
マキさんの絵本を読んでみたくなった。
「やっぱりおおかみ」の絵は、すごく好きだな。
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自分の子どもたちが小さい時に、この人の絵本を何冊も読み聞かせしたけれど、最初読んだときはぶっ飛んだものだ。シュールでナンセンスな味わいに驚いたのだが、親も子どもたちも大好きだった。
あの伝説の「ガロ」で漫画デビューし、本の表紙・挿絵、絵本などで活躍し現在に至っている。それを時代順に追って、漫画、イラスト、絵を散りばめながら解説を加え、最後にインタヴューも載せている。
この一冊で佐々木マキの世界に浸りきり堪能した。初期のアナーキーな漫画も面白い。でもやっぱり絵本だよなあ。最高に素晴らしい。
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とてもよくできている本なのだけど、本についての説明が全部最後に載っているインタビューから構成されているので全く同じ内容を二回読む感じで、ちょっとイラッとしてしまった。
それはともかくとして、佐々木マキの絵は本当に素敵だ。私の初恋はもしかしてムッシュムニエルなのではないか。
まちにはいろんなかおがいて、のことは載ってないのでちょっと残念。
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よく編集されていると言うか、感謝感激雨あられの本でした。ガロに登場した頃は、白土三平、つげ義春、水木しげる〜に目がいっていて、佐々木マキ??何者?と言うぐらいの感覚でした。それが私としては50年後に花開いたと言う感じです。まだ読んでない本が沢山沢山ありますね。これからもまた楽しみに読み続けて行きますよ。
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「佐々木マキの素敵なナンセンス・ワールドにようこそ!佐々木マキという作家は、きわめて多彩な表情を持っています。その名前は聞く人によってさまざまに異なったイメージを呼び起こすことでしょう。たとえば、子どものころに読んだ忘れられない絵本の作者。あるいは1960年代末に「ガロ」でセンセーションを起こした前衛マンガ家。はたまた村上春樹の初期小説の装画なども手掛けるイラストレーター……。本書は、多様な分野で活躍する佐々木マキの仕事を一望する、画期的な入門書です。また、未発表のイラストや資料も多数収録した、貴重な作品集でもあります。」