紙の本
お徳用な本
2017/07/22 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の「グだくさんのグ!!」のとおり、グレゴリ青山さんの様々なコミックエッセイのエキス(スケオタ・人間観察・京都人の生態・不思議体験話等)を、一冊に詰めた内容となっていて、初めて、グレゴリ青山さんの本を手に取る方にはお徳用な本に仕上がっています。
中でも、私のお気に入りが、めぞん一刻のようなS荘の人々、理不尽な選挙体験、風呂屋さんの思い出話、京都人の生態(漫画とコラム)、夏の怪奇話です。やっぱり、グレゴリ青山さんの本に外れはありません。
投稿元:
レビューを見る
グレゴリさんの身辺ネタマンガを集めたもの。ちょうどフィギュアスケート全日本選手権をコーフンして見た後だったので、四大陸選手権観戦記がとても面白かった。
グレゴリさんが言うとおり、フィギュアのトップ選手ってどうしてああいう緊張にたえられるのか?と思う。失敗と成功がこれほどくっきりしているスポーツもあんまり多くないんじゃないかなあ。そのドキドキと、すばらしい滑りを見せた選手の輝きが臨場感たっぷりに伝わってきて、うんうんそうだよね!と楽しんだ。
それと、グレゴリさんの絵が浅田真央ちゃんや鈴木明子さん、羽生結弦君などなどの選手たちの雰囲気をすごくよくつかんでいて、特に高橋大輔さんの似てること!これには感嘆した。もう一つ、「テレビで放送があれば、NHKなら放送される時間に見て、長いCMといらん解説がうっとおしい民放は録画して」見る、というのにも大きくうなずく。「いかがでしたか国分さん」(テレビ音声)「じゃかーしぃわ」(グレゴリさんのツッコミ)あはは、まったく。
投稿元:
レビューを見る
「すげぇもん見せようか?!」
と、
両手をおにぎりの形に丸めてやってきた息子。
この小さな手の中に納まるくらいの「すげぇもん」って一体何かな?
「ほらっ!」
「えっ?何これ?鼻〇ソ?!」
「ちげぇよ!消しゴムのカスで作った玉だよっ。」
小学生の頃の息子は、
チビ鉛筆だの、消しゴムのカス製鉄球だの、
とにかく拘って、ヘンなものばかり作っていた。
他人からみれば、くっだらないものでも、
本人からすると、
消しゴムを必死でこすってカスを集めるという地道な作業を繰り返し、長い月日をかけて完成したソレは
立派な美術品のごとく、であったのだろう。
グレゴリさんの日常に密接している拘りも、
そんな熱い気持で語られるから、読んでいて面白かった。
<好き>という気持はホントに大事なんだなぁ。
他に、今日あったこんな事、昔出会ったあんな人、
エピソードも楽しいコミックエッセイ。
投稿元:
レビューを見る
1章 フィギュアスケートを肉眼で!
2章 ふつうの人生
3章 京都の詰め合わせ
4章 ちょっと不思議
投稿元:
レビューを見る
フィギュアスケートにはまっていく様や、出身地である京都のあれこれなどを描いた、コミックエッセイ。
けして綺麗とは言い難い独特の絵のタッチ、でもフィギュアの選手誰が誰か分かってしまう。
何故にこのような人は変わった人と出会うのか?ちょっと誇張したりするのか?それとも感性が鋭いので椎サなことも流さずキャッチできるのか…不思議。
投稿元:
レビューを見る
雑多にやや強引に詰め込んである感じが面白い。「ヘンな人」と「ヘンな人・医者編」は爆笑。「お風呂屋さん年代記」は自分のことかと思った。