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一哉と九耀がカッコいいです
2022/12/02 01:57
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投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディーラーの一哉×従兄弟で伝説のディーラーの息子逸のお話。東堂こと九耀と雪もちょっと出てきます。
ポーカーの伝説のディーラーであり放浪癖のある父を厭って公務員になったのにカジノに派遣されちゃった逸。父が引き取ってきた従兄弟である一哉と兄弟同然に育ったのに、一哉は父を慕って家を出てポーカーのディーラーになっちゃった、という設定です。
一哉と逸のポーカーシーンは手に汗握る感じでドキドキします。才能のぶつかり合い、という感じ。それを引き立てる藤堂こと九耀もカッコいい。
このお話はきっとあのポーカーシーンのために書かれたんだろうと思うくらい、クライマックスのカジノシーンがカッコいいのです。(この展開なのに、どうして九耀はスピンオフであんなにヘタレになってしまうのか…)なんなら、マカオでのポーカー勝負の一哉もやっぱりカッコ良くて、生粋のギャンブラーなんだな…と思わされるのですが。
一哉が逸のお父さんについていった理由はよくわかるし、ポーカーの世界にハマった理由もよくわかるのですが。一哉と逸がお互いを好きになった理由がイマイチよくわからなかった気がします。
ただ、一哉が逸を求めた気持ちはわかるかも。
個人的には一哉と九耀が好きなので読破しましたが、好みはキッパリ分かれそうです。良くも悪くも一穂ワールドっぽくないかも。
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途中からのってくる
2017/01/29 22:35
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投稿者:mimimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめは一穂さんの割に引き込まれないなあ、と思っていましたが、間男(?)が現れてからは、ぱぱぱーっと読んでしまいました。
ギャンブルシーンは他の名作小説があるのでノーコメントですが、スピード感がBLというファンタジーな恋愛と相性がいいものなのだなと感心。
挿絵も好みで大変良かったです。
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雑誌掲載のときに読んで、その後が気になり購入しました。
最初からLOVEのあるいとこ同士の話で、書き下ろしの方はもっとラブラブでしたね。
普段は正論でツンツンしている逸がデレる時がホントにかわいいです。
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日本もカジノ解禁!?東京湾に浮かぶ人工島に巷でちらほら話題になってる都営カジノが誕生したという、もしかしたら現実化しそうな、でも全くの架空設定で繰り広げられるBL。
カジノとか、ポーカーとかってあまりにも別世界の話のようでとっつきにくくて、どうかな…と危惧したけれど、そのあたりはわかりやすいように平易に描写されていて意外に楽しめました。
でもなぜ、架空のNMBが舞台だったんでしょうか…
ベガスが舞台だったらもっと傍観できて、うっとりとロマンスに没頭できた気がします。
日本を舞台にするとギャンブルに対する負の先入観がどうしてもできてしまうんですよね…こんなにおしゃれできれいごとばかりじゃないのではと、ちょっと斜めに見てしまいました。
ラブ面ではかなり楽しい展開になっています。せつないシーンもあるけど、コミカルな会話が良いアクセントで、エンタメ性が高いストーリーでした。
主人公の逸は都庁に勤めるお堅い公務員だったのですが、現在は異動で都営カジノの広報を任されています。実は彼の父親は有名なギャンブラーで放蕩者。そして、家族同然に育った同い年の従兄弟の一哉は、父親と同じ道を選んで今ではカジノのディーラーとして活躍していて、逸は彼らに対する反発からずっと素直になることができなかったのですが。
逸の母親が面白かったです。型破りで、実は一番のギャンブラーだよね~というかんじ。大胆で肝が据わってるww
家族を顧みない酷い父親のせいでお母さんはかわいそうだ、と思っていた逸の取り越し苦労ではなかったかとw
莫大なお金がポンポン飛び交う非日常が、爽快でした。
エロ的にも楽しい展開になっています。あまり小難しいこと考えずにサクサク読んだ方が面白いかもしれません。
芦原、藤堂、お母さんの香住、この3人のキャラ立ちがすごいです。クセがありすぎ!
痴漢車トーマス…www吹きました。
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いとこ同士の話。
ほんわかゆるーい雰囲気で優しいお話でした。イラストのせいかな…。
カジノのルールはまったく知らないので、そういうところが実は一番おもしろかった。
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なんだろう、かわいい二人でした。
オトナなのに青春してたw
ポーカーのシーンはルールも計算もわからないけれど、ドキドキして読んだ。
むしろよくわからないこそ楽しめた気がする。
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東京に突如出現した公営のカジノ島。その広報として都庁から派遣された逸。そこで新進気鋭のディーラーとして働く従弟の一哉。
家族をものすごく愛しているけれど顧みず、放蕩の限りを尽くすギャンブラーの父親を反面教師として、逸は公務員という正反対な道を選び、それでも愛すべき存在の伯父にならって一哉はカジノの世界に飛び込んだ。対照的なふたり。
従兄弟だから、いっそ兄弟みたいなもんだから、決して素直にはこぼれ落ちない言葉。好きだからこそ、このまま一緒にいたら、きっと逸にひどいことをしてしまう。これ以上一緒にいられないと逸から離れる一哉。一緒にいられないのはもっと苦しいのに。
そんな一哉の想いに気付けずに、一哉は自分ではなく、自由に生きる父といることを選んだのだと、置き去りにされてしまったのだと逸は切なかった。それでも「行かないで。ずっとそばにいて」とは口にできない。例えそう告げたとしても、きっと一哉は行ってしまうのだから、素直に口に出すなんて悔しかった。
結果ずっと離れていることもできなくて、逸のそばに帰ってきたはいいけれど、自分ではない誰かが逸に触れるかもしれないことに耐えかねて、今度こそ逸の元を永遠に去ろうとする一哉。そんな一哉を取り戻すべく、逸は一世一代の大博打を打つ。
ふたりの感情が今に至るまでの過去エピはあまりないので、潜在的に両想いスタート前提で読まないと、えっいつから?、えっなんで?となってしまうのかも。私はそのあたり不思議なほどすんなりと読めてしまったので違和感は感じなかったけれど。
カジノというどこか非現実的な華やかな世界。光る脇キャラ。軽妙な会話。身内同士という背徳感も特になく、さらりと読ませる。私は結構楽しかったな~☆
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一穂作品としては可もなく不可もなく。カジノのディーラーという珍しいお仕事BLというところかな。マカオ行きたくなるw
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一穂さんお得意のお仕事BL。今回はカジノ、ポーカーに人生を賭ける男たち…って感じかな。
面白かったけど、何故かあまり入り込めず( ・ω・) 一哉と逸の対決や最後のラスボス(違う)との大勝負とか…かなりスリリングで面白かったけど、なんだか二人の関係性にモヤモヤしてずっと引っ掛かっていた。
別に従兄弟だろうと兄弟だろうと構わないんだけど、二人の間にある父親の存在がスゴく邪魔で!ああいう人間は結婚しちゃいけない人種だと思ってるので、その存在に傷付いたり期待したりする逸と、諦めに似た状態になってる奥さんが気の毒で…。本人たちはもうそれで良いのかも知れないけど、個人的に嫌だったんだな。無視できない存在感の父親が(その人が発端な話でもあるし )、個人的に受け入れられなくて入り込めなかったのが敗因だなぁ(泣)
他は、意地っ張りだけど基本ラブラブな二人だし、ガキっぽさが抜けないガツガツした一哉と素直になりきれない逸は良いカップルだと思う。エロも多目で楽しかった♪
トータルで残念さは否めないけど、スピンオフも出てるのでそっちも読んでみたい。
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一穂ミチの軽めのラブコメと言っていいのよね。
やはりさすが筆達者の作品。面白かったです。クライマックスでの絶体絶命なエピソードとちょっとしたどんでん返しも楽しかった。
逸と一哉の不器用なやりとりもいいですね〜(^^)
疲れてる時に読むのに最適な一冊。w
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賭博モノかーと思って積んでたけど、読んでみたら珍しくパラレルな設定の日本が舞台の相変わらずの一穂節でしたわ!
この間見たマルドゥックスクランブルもだけど、今一番洒落た賭博はポーカー!…なの
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タイトルにもなってるし、カジノでのゲームの行方が物語や二人の関係を左右する重要なカギですね。説明追うのたいへんで、軽く流した部分もありましたが。
一穂作品は、こういう「小道具」の使い方が上手ですよね。
脇役の藤堂さんや香住さんも魅力的なキャラで楽しめました。
個人的には何かエロ2割増し(当社比)って感じしたんだけど…どうなんだろう^^;
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キャラも背景もいいんだけど、残念ながら上手くのれなかった。従兄弟兼義兄弟というのも設定としてはとてもおいしいのに、どうしてだろう。賭け事に興味がないのも一因なのか。
挿絵も良かったし内容も別に悪くはなかった。これといってないところが原因なのかもしれません。
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一穂さん家族ネタ好きですよね。BLとしてももちろん面白いんだけど、家族のあり方のお話だったのかなぁと。
雄二郎さんと香住さん夫妻が主役二人よりもインパクトがありました。
従兄弟で義兄弟、思い合いながら表向きは売り言葉に買い言葉の喧嘩ばかり。
素直になれない二人は一世一代の大勝負に出るが、その裏には突如現れた謎の男の差し金が…。
あっさん、こと雪の活躍ぶりがわくわく楽しい。
雄二郎さんに対して「息子」として複雑な思いを抱える二人の心情が物語の鍵として印象的。
模範通りの良い父親ではないし、そこに反発する逸も、自分を救ってくれた恩人で師匠として慕う一哉もわかるんだ。
二人とも自慢の息子、と胸を張る雄二郎さん、ろくでもなくても夫として心から愛して信頼している香住さんは良い夫婦です。
やっぱりこの二人が強すぎて主役二人が霞んでしまう。
これは文庫本ののちのお話ですが、天涯孤独になってしまった一哉が初めて家に招かれるシーンの回想場面がとても好きです。
のちに書かれた一哉のお母さんの墓参りのお話はファンブックに入るのかな。
一哉の心情に胸打たれるとても好きなエピソードです。
香港、カジノという題材が一穂さんにとって強く希求される物語のピースなんだなぁ。
どうもそこに乗り切れないので個人的にドツボかというとちょっとうーーーんですが、キャラクターの会話の妙は鮮やかで楽しい、安定の一穂ワールドでした。
スピンが出ているのを知っていたので社長と芦原先輩にもなんやかやあるのねとそわそわニヤニヤ。ワンダーリングもこれから続けて読みます。
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【ルールを知っている方が楽しめるかも】
カジノが舞台の従兄弟BL。通常シーンは普通に楽しめましたが、カジノシーンになると話は別。ルールは文中にもありますが申し訳ない程度で、それだけではゲームを思い浮かべることが出来ず置いてけぼりをくらうことに。好き嫌いで判断は出来なかったので★は3つにしました。再読するかと問われると悩ましいです。