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直径20kmの円筒型の宇宙船、非生物の生命体。
なんてすごい発想なんだ。
閉じられた空間で起こる想定外の出来事。
それにより試される人類。
本から目が離せなくなる。
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太陽系に侵入した円筒形の漂流物。ラーマと名付けられた漂流物は異星人の宇宙船。惑星連合の調査。宇宙船エンデヴァーの調査。ラーマの内部に入るノートン艦長。ラーマの中に広がる世界。凍り付いた円筒海。太陽に近付くにつれ溶けていく円筒海が起こすハリケーン。ジミー・パク中尉の空からの探索。嵐に巻き込まれ墜落したジミー。壊れた飛行機を解体するかに型のバイオボット。ノートン艦長による更なる調査。水星によるラーマに対するミサイル攻撃。ラーマ内部で発見されたカタログ。
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今月の3冊目。今年の55冊目。
SFの大分有名なやつだったらしい。解説読んで知りました。内容はスタートから結末まで結構予想できるものではありました。正直なぜ、色々賞を取っているのかよく分かりません。まあ、普通だと思います。
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クラークが目指すSF世界がここに集約されている.宇宙に存在した異星文明と人類との静謐なファーストコンタクトを,見事な世界観で描く.そして確かな未来の予感を彷彿とさせる読後感にも酔い痴れる.
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この作品がSFの名作ということは間違いない。個人的には細かい描写を丁寧に追えず、ラーマ内部のイメージを著者が狙ったほどには掴めきれなかった。
読後感的には星4。
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これは凄い。
ラーマ内部を探査していく過程にワクワクが止まらない。不思議な地形や建物、機械がいろいろ出てきて、なんだこれは!?なんだこれは!?と探査していくけど、何一つ分からない。最後まで何にも分からない。分からないで終わる。センス・オブ・ワンダーがビリビリ刺激される。
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同じ著者の「都市と星」が面白く、同じ棚の本書を手に取りました。著者の「2001年宇宙の旅」的な哲学的な示唆のあるSFを想像していましたが、丁寧に描かれた宇宙探検記のようなものでした。それはそれで楽しいのですけれど。
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ガンダムでおなじみのスペースコロニーみたいな異星からの巨大建造物…ゆっくり読んで臨場感を堪能しました。ファーストコンタクトものですが、人類の「文化」と異星の「文明」という切り口なのかなと思います。謎は残り、続きの示唆もあり、それが再読の後押しになります。個人的には外伝で水星の人々のプロジェクトX的なものを読みたいかなー。""
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円筒形の宇宙船らしき謎の物体(ラーマ)との遭遇。ラーマは一体何なのか、ラーマ人は存在するのか、その目的は...と最後までワクワクしながらよんだ。個人的には謎がすっきり解明されてほしかったが、ラーマをつくった存在は地球人に微塵も関心を持っていない、という、未知の存在の大きさに圧倒される結末も、それはそれでいいなと思った。
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突如現れた巨大な宇宙船に対して近未来の人間はどう対応していくのか...といった話。
SFは頭の中で映画に置き換えながら読むことが多いんだけど、この話はどう頑張ってもチープなB級になってしまうのでは〜〜!(映画権持ってるところあるみたいだけど。。)
そんな様に、クラークだけどもあまり入れ込めなかったし、ちょっとだけ消化不良になってしまったな。
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ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞/その他、燦然たる受賞歴を持つアーサー・C・クラークの傑作。西暦2130年、未知の人工物体が太陽系に進入し、宇宙船エンデヴァー号の調査隊が探索することになるが、「ラーマ」と名づけられたこの謎の宇宙船は驚異に満ちていた……。
いわゆるファーストコンタクトもので、王道ともいえるセンス・オブ・ワンダーにしびれ、終始ワクワクが止まらなかった。惑星連合や重婚制度など、さりげなく22世紀の未来社会を独自の世界観で描いているのも面白い。これほどのタイトルにもかかわらず、いまだ映画化されていないせいか、一般の知名度は今ひとつな気がする。初代プレイステーションでゲームにはなっているので気になるところ。
2017年に発見された、天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体オウムアムアのUFO説が、本書を想起させるとして話題になったようだ。
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今更ながらのSFオールタイムベストの1冊。ハードSFでありながら悲壮感やストイックな感じはなく、どことなくユーモラスであり冒険小説的な作風で、そのあたりにやや時代を感じましたが、思いの外さくさく読めました。ラーマの全貌をイメージするのは大変でしたが(映像化熱望!)。
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科学的な設定の作り込みは少なめで、未知の世界への探検のワクワクとハラハラがメイン。地球人よりもずっと高度な知性を持つ異星人がいるとしたら、我々に対してきっとこんなふうに無関心なんだろう。
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途方もないスケール感に圧倒される内容だった。
時は22世紀、地球に飛来した大隕石を契機として、小惑星や彗星の活動を監視する宇宙システムが構築されたが、深宇宙から太陽系に向かってくる、ある飛翔体の異常さが見つかった。自然界のものではあり得ない完全な対称系の形状から、探査船がドッキングして調査することが決まる。地球の文明以前の百万年以上も前から飛び続けてきた時間のスケール感、長さ50kmで幅20kmという超巨大なサイズのスケール感、いずれも人智を超えた驚異であり、完全な円筒形という神秘さからも異星文明との遭遇が期待される。
この飛翔体はラーマ(インドの英雄神)と命名され、物語はラーマ内の探索へと進む。回転する遠心力から内部の重力分布が作られていくが、中心軸から外縁に向かっては重力が増していくという不思議な感覚のなか、驚くべき展開が待ち受けている。著者の類稀なる創造力から紡ぎ出される面白さに、ぐいぐい引き込まれながら、先へ先へと期待感が増す。どのような結末が控えているのか、一刻も早く読み終えたい気持ちが高まる。太陽に近過ぎる危険から近日点までにはラーマから離れなければならないが、その後の太陽に向かっていくラーマの運命はどうなるのか。異星文明の驚異、かくありなん、と驚くべき内容ではあるが、妙な納得感に包まれる。
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情景がわたしの拙い読解力では浮かばない。
ネット検索でラーマの大きさは何となく想像できたが、内部構造は?の連続でした。
さすが巨匠ですね。